2012年3月29日

仏教って?


テンちゃんのオマルに奮闘中です。出来る時もありますが、他に夢中になるとなかなか。子育ては気長にやるしかないですね。昨日はお隣のお家にちょっと顔を出したら、両親はブムタンに行っていて、高校3年生の女の子が留守番。義妹はチャットで男の子に「今晩来ない?」ってやっていたとのことで、隣のことですがハラハラしてました。そうしたら、昨夜遅くに両親が帰ってきたのでホッ。すぐに妊娠してしまうブータン人で、このアパートだけでも今は3人の妊婦がいますよ。父親のいない子はやはりかわいそうですね。昨日は夜中に震度1くらいの地震が2度ありました。夢なのかと思いましたが、義弟も朝方、地震があったね、と。日本で何度か体験していたので、義弟も地震には慣れっこですね。
大家さんのおばあちゃんが家にやってきて、孫が大変なことになったと話をしにきました。大家さんのお子さんで旦那と同じ名前のタシ君は、最近になってようやく仕事(バイクショップ)を持ち、大家さんも喜んでいました。彼女も出来たときいていました。その彼女が彼が2週間、インドに研修に行っている間、他の男の人と・・・。それはよくありそうな話で、怒ったタシ君は相手の男をボコボコにして、留置所に・・・。相手の男が入院したので、タシ君の姉は食事の差し入れに病院に行ったり、気をもんでいました。無料ホテル(留置所)には2泊して出てきましたが、仕事が解雇されないか、みんな心配しています。あとから分かったのは、彼女は常習犯でお金を持っている人に近づく、悪女?だと分かりました。大家さんのおばあちゃんも彼女は田舎の貧困家庭の出身なので、良い子だろうと期待していたそうですが、裏切られて怒り心頭で家にきてぼやいていました。この手の話は世界共通かもしれませんが、ブータンの場合は世間が狭いので、知り合いがこういった被害にあったり、何でも話すブータン人なので、噂はあっという間に街に広がり、毎日、色んな意味で驚きが多い国だな、と感じます。良いか悪いか分かりませんが、本能のままに生きる人が多いですね。
もうひとつ、身内の恥になってしまうのかもしれませんが、遠い親戚ということで・・・。義妹が結婚する彼は、お姉さんの旦那さんがリンポチェで、かなりのお金持ちです。王族はそれぞれに親しいリンポチェを持っていて、このリンポチェもプリンセスと仲が良くしています。リンポチェは腎臓が悪く、この冬に香港で腎臓移植をしました。でも、世間には内緒にしています。海外にもリンポチェに崇拝している人がいますが、ちょっと仏教徒ぽくないな、って感じます。移植後、具合がよくない日が続き、頻繁に病院に行っていますが、近々カルカッタの病院に行くそうです。義妹によればリンポチェにはガールフレンドが居て、義妹のリンジンが勤める会社に、その相手の女がいるらしく、お手伝いの子どもに、探りを入れていたそうです。義妹の彼は何度も姉(リンポチェの奥さん)に言おうとしましたが、リンジンが止めています。ブータンって不思議ですね。リンポチェ(高僧の生まれ変わり)と言ったもの勝ちのような・・・。本当に仏教に帰依しているの?と思える僧侶がたまにいます。義妹はもうすぐ結婚するので、一応、親戚になるので、やんちゃなリンポチェの具合が良くなるよう祈りますよ。

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