サギが来ました。といっても詐欺師ではありません。姉が私の部屋に「隣んち屋根にペンギンがいる!」と飛び込んできました。普段の朝は起きるまでに30分は掛かるところ、一気に目覚め飛んで見に行くと、サギが首を縮め、屋根にちょこんと座っていました。大きさとグレーがかった羽から、ネットで調べるとアオサギだと分かりました。隣のお家には大きな池があるので、水鳥であるアオサギが居たのでしょう。冬になるとシベリアから渡ってくるカモ類も隣に飛んでくるので楽しみにしています。さて、もうひとつのサギの話です。「地球温暖化詐欺」というイギリスのドキュメンタリー番組が話題になっているのをご存知でしょうか。地球温暖化の原因が「CO2」の排出であることを真っ向から科学的に否定した番組です。ちょっと長い番組ですが、リンクしてるので興味あればご覧ください。地球が温暖化した原因は“太陽”の活動が影響しているという理論です。科学者がたくさん出て来て説明します。つくり方としてはアル・ゴアの「不都合な真実」と似ています。日本でも似たような類の本がでていますね。これからは温暖化ではなく寒冷化していくという内容の本です。番組では太陽活動が活発な時は、同じように地球の温度も上がっていました。CO2が増えたから温暖化したのではなく、温暖化したのでCO2が増えたというものでした。提示された数値が真実だとすれば、地球温暖化の原因が人間ではないということになります。
えっ~本当、と思う内容でした。これが真実なら温暖化対策で苦労する必要はないですし、このエコロジーへ向う世界的な動きは、誰かが儲けるための策略にみんなが踊らされているのかもしれません。その後、いろいろ調べてみたら、その番組も真実ではないことも含まれていることが分かりました。ただ、これらはすべて人が調べたものをネットで検索しているだけなので、何が真実なのかは、わかりません。戦争をすればするほどブッシュの会社が儲かるような仕組みになっていますが、誰かが儲けるために世界規模で踊らされることがある時代です。
温暖化の原因が定かではないからといって、CO2を減らすことを緩めることは違っている気もします。温暖化は太陽活動も原因のだろうし、人間の出すCO2が原因でもあるでしょう。地球が何かおかしいしと感じているのは私だけではないと思います。地球に対して申し訳ないような気持ちを持っている人は多いと思います。原因がずばり“なに”とは言えないけど、地球に対する謙虚さはとても大切なのだと思います。
太陽の影響が地球の莫大な影響を与えますが、今のところはバランスが取られているので、生活が成り立っています。太陽がほんの少し変化することで、地球がなくなる可能性だってありえます。この絶妙なバランスに対し、なんと表現していいか分かりませんが、ただただ、ありがたいなぁと何かに祈りたくなるのです。(写真は白川郷の秘密の場)
2008年12月21日
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