2008年12月20日

自分との対話

ちょっぴり慌しい日が続いています。物凄いスピードで流れる日々に考えたり、それをまとめることができないけど、ブログを書くことは自分の中で漠然とあったことを文章化することで、整理することができるので、私にとてもプラスに作用しています。映画の仕事は発信のように思えるけど、日々の仕事は受身的なことがほとんどなので、自分の考えをただ思いのままに書くことは、とても気持ちがいいことです。
新聞やテレビでは今年を振り返える特集をしていますが、私の場合、たぶん生涯の中でも特別な年だったんじゃないかと思います。なぜかブータンに呼ばれるように行ったこと、そこで彼に出会い、昔から知り合いだったような感覚で結婚したこと、それと心の中心であるダライ・ラマ法王にお会いし、握手していただいたこと、などなど。年末で仕事を辞めるので、あと少しで仕事も終ります。その後の仕事はいまは決っていません。ブータンに行き、生活基盤を整えることが、今一番のプライオリティですね。生活はガラリと変わることになるでしょう。便利さを追求し、生活は“楽”の極みとも言える日本からの引越しで、不便なことが多いと思います。ただ、私は私の時間の使い方が狂っているように感じていたので、ブータンで人生における時間の使い道を、自分に適したものに軌道修正が出来るのではないかと思っています。衣食住がより良くなることを追求し、合理化や贅沢をしてきたけど、日本では当たり前のことが、ブータンでは困難なことが多いでしょう。でも、こういったことに時間や手間を掛けることを私は望んでいます。不器用なので自分をそういった環境に置かないと、丁寧に生きれないのだと思います。

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