2011年3月9日

こっちの西の魔女も死んだ

3月に入ってから親戚や近所の方など6人が亡くなりビックリ。96歳のおばあちゃんが亡くなり、タシさんとテンちゃんを連れ佐賀に行ってきました。佐賀の田舎の方なので、飛行機降りてからバスと車でかなり掛かりましたが、テンちゃんは、ほとんどぐずらずに良い子にしてくれたので助かりました。おばあちゃんはその日のお昼もぺロリと食べていたそうで夜中に往きました。顔を見て、すごくきれいで大往生だなぁという感じ。佐賀で一人で暮らしていましたが、なんと、強盗に入られ“金を出せ”と言われた時に怖いながらも値切ったおばあちゃん。その後、一人は危ないということで東京に来て2年程一緒に暮らしました。Faxが届いた時に、おばあちゃんは仕組みがわからなかったらしく、“誰かがそっと来て、ペラペラって紙を置いていった”と言っていました。「新婚さんいらっしゃい」が大好きで、番組が始まると呼び出されて、よく一緒に見ていましたね~。クイズミリオネラで、みのもんたが正解を出すのにじらすと“はよぉ~、いわんねぇ”と佐賀弁でよくテレビとお話していました。日中は一人になることも多く、“佐賀に帰りたい?”と聞いてみたら、やはり帰りたいとの返事で、戻ってからは父に妹と同居していました。安室ちゃんと宇多田について、おばあちゃんなりの意見を持っていたり、ほんとに面白ろ可笑しい人でした。タシさんは葬儀に出るのは2度目でしたが、荼毘にふす時に少し驚いていました。ブータンでは火葬場はありますが、機械で焼くのではなく、人が焼き、その間、家族や友人達はその近くで一晩明かします。その際にニオイがあって、焼かれていくのを見ながら、受け入れていくそうです。なので、自分の時は自然に焼いて欲しいそうです。分かる気もしますが日本じゃちょっと…。2泊でしたがテンちゃんも普段と変わりなく元気で、ベビーフードは花火を見た時に1回しか食べたことがなかったので、大丈夫かなぁと心配でしたが、ちゃんと食べてくれました。タシさんは温泉に入れて、かなり満足の旅になったようです。おばあちゃん、ありがとう!

(写真:上・佐賀の空。中・唐津の佐里温泉。ド田舎なのに、いきなり一面ライトアップ。下・空港で修学旅行生による囲み取材。ブータンから来たと説明しても、ブータンを知らず)

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