今日はお友達と近くにあるサレジオ小・中学校の文化祭に行ってきました。子どもの文化祭の展示なんて、たわいもない物だと思っていたら、大間違い。時間の関係で中学生の展示は見れなかったけど、素晴らしい内容でした。どうしてあんなアイデアや作品が出来るんだろうと思いましたが、学校がすごい。東京とは思えない広大な敷地に、ステキな建物が点々とあり、子ども達はまるで森の中の学校にいるような感じです。校舎もステキで、お教室は学年ごとに四角い部屋ではなく、なんだかコテージのようで、いるだけでワクワクしてくる気がします。ひと学年20人くらいで、生徒一人に対する敷地面積は日本で一番大きいかもしれませんね。
さて、お片づけについて何度か書きましたが、世間ではお片づけの方法として断捨離というのが流行っている(いた?)そうで、テレビをみて驚きました。ヨガのひとつらしいのですが、執着を取るという意味合いだそうです。そのテレビでは見事に片づけが苦手というお宅で、本の著者である方が、かなり厳しく、スパルタ的な感じでお片ししていました。ポイントは“今、要るか、要らないか”で、要らない物を捨てていきます。もちろんリサイクルに回したりはしていましたが、処理する量は、半端でなく多く、片付いた家は閑散とした感じにすっきりしていました。お片しが苦手な奥様はタンスをゴミ処理場に捨てる際、涙を流しながら、「今度は物を最後まで使い切るから…」と心に誓っていました。物の大切さを再確認された様子でしたが、その番組を見ていて、気持ちが悪くなりました。奥様がボールペンが出るか出ないかを確認したところ、断捨離おばさんは「出るか出ないかではなく、今、要るか、要らないか」と強い口調で言っていました。えっ~、だって今、掃除中だから要らないけど、後で使うにきまってるじゃん!お片しした本人が後悔したり、悲しくなるような方法は違うと思うし、後々使うか使わないかを考え、使わない物を取っておく必要はないけど、使うかもしれない物を、今使わないからって捨てる必要はないですよねぇ。お釈迦様は執着は捨てろと仰るかもしれないけど、縁起ですから、それは人だけではなく、物もだと思うので、物は大切にしろって言うと思いますよ。前にも書いたと思いますが、ブータンの大家さんの家では、大きなゴミ袋を使ったら、中身だけ捨て、それを洗って、また使っています。私はそれを見てハッとしました。物が簡単に手に入るのは幸せのようで、でも、本当に幸せなことなんだろうか、と思います。お片づけはきれいの意識をどうコントロールするかが勝負かなぁ。
(写真:オムツ替えは2人掛かりでも難しいほど、怪力です)
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