2011年8月31日

いのちのエマ



おとといトンサのお母さんが急にやって来ました。病気がちのお母さんですが、孫に会いたくて初めてお父さんはトンサにおいて、来てくれました。やはり体調は思わしくなく、横になることも多いですが、食べることも出来るし、笑っているので、多分大丈夫でしょう。痛い時に絶対に「痛い」とは言わないそうで、顔をゆがめている時に分かるそうです。9人も子どもを産んでいるお母さん、身体は弱くても精神的に強いですね。意識を失うこともありますが、プジャ(祈祷)で意識が戻ります。意識を失い、その後ずっと夜中に笑っていることもあるとか。もちろん、お母さん自身はわかっていない状況でのことです。悪魔の仕業と考えるそうです。根本を治すことはできないもで、痛まないように食事をコントロールするしかないようですが、守ることが難しい様子。エマ(唐辛子)が食べたいんですね。ブータン人にとってはエマは“いのち”って感じですね。


ブータンはりんごの収穫期を迎えています。お隣の庭に赤く染まったりんごがたくさんなっています。その隣には緑のりんごも。弟によれば緑の方が甘くておいしかったそう。塀によじ登って採ったんでしょうね。ブータンでは木に登っている人をよく見かけます。


砂糖を加えていない100%リンゴジュースは瓶をリサイクルしているので、ボトルによって違う物に見えますが、味は一緒。


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