2008年11月10日

ルネッサンス

先日、テレビでカナダのクィーン・シャーロット島に住んでいたハイダ族についての番組をやっていました。ハイダ族は 1 万年前からこの島に住んでいたとそうですが、 18 世紀に始まったヨーロッパ人の入植で、伝染病が流行り人口が激減したそうです。ハイダ族にとって魂の象徴とも言えるトーテムポールを入植者は乱暴に切り刻み、世界中の博物館などに売ってしまったそうです。世界遺産に登録される村では散らばってしまった先祖の魂を取り戻し、トーテムポールを大切に、消えかかった文化の復興に力をいれています。儀式での歌を聴いていると私は不思議と涙が出てきました。ハイダ族は日本人と同じ血を持っているので、魂が震える感覚が同じなのかもしれませんね。ちょっと小さいですが、上の図は遺伝子解析で見た「人類の移動と民族の分化」です。東アフリカで人類は起こり、中央アジアへ渡り、世界中に拡って行ったという仮説が多いですね。こうみるとチベットやブータンの人は日本人の元となる同じ種から分かれていっていますね。だからブータン人は日本人は顔が似てるんですね。中国には同じ種と別の種が入っているから、中国人よりもブータン人の方が顔が似ているんでしょうね。
ブータンの予備知識を読んでいますが、暴動やクーデターの心配はないけど、若い子で悪い子がいるので注意とありました。観光により西洋人が入ってきて、大麻を若い子達に教えたそうです。大麻はブータンでは、野草でそこいらにありますので、まったく余計なことをしてくれますね。日本神道でも仏教でも大麻は使われ大切なものでもありますが、それとは意味が違います。最近、日本でも大麻があちこちで騒がれていますね。常習性はないそうです。ただ、大麻と精神病の発病率が高いそうなので、やはり怖いですね。

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