「世界ふしぎ発見!」は私の好きな番組です。先日は日本の起源についてやっていました。私は高校の時、友人に「卑弥呼に似てるね」と言われたことがあります。卑弥呼の顔を知ってるんだろうか・・・と思ったものでした。皆それぞれ卑弥呼については勝手なイメージをもってるのでしょうね。卑弥呼は巫女の元祖と私は勝手に思っていますが、シャーマン(霊的)な能力を持っていたことは、きっと事実なんだろうと思います。秀でる力を持っていたからこそ、人々が支持し邪馬台国を作り上げることができたのだと思います。私のあだ名はミコなので、巫女との関係もあって友人は似てると思ったのかもしれませんね。記紀を真剣に読めばわかるのかもしれませんが、日本の起源については色々な説があり、どれも面白いですね。神話は記述ではなく伝述だったりするのでウソと思う人もいるかもしれませんが、卑弥呼については中国の文献「魏志倭人伝」の記述が真実の証となるでしょう。日本人の信仰の原点である神社にはたくさんの“神話”がありますね。信仰の対象となる神々が“神話”になって語られていますが、おとぎ話の類と思われがちだけど、真実であったり真実に近い話が神話になっているので、これらをひも解くと古代の謎が解けていきますね。“神話”が楽しいのは、人間や文化、宇宙などの起源を超自然的なものとして捉え、神聖な真実として礎となり、何千年も前のことが、今もなお私たちに綿々と受け継がれ、生き続けているということでしょう。これだけ進んだ世の中になっても説明ができないようなことっていっぱいあるけど、神話を用いれば真実として説明できますね。アマテラスについては色んな説がありますが、卑弥呼だったという説に興味があります。霊力があった実存する人間を神格化することはあると思います。この説だと伊勢神宮の内宮(写真)は天照大神=卑弥呼を祀っていることになります。外宮は卑弥呼のあとを継いで大和朝廷の礎を築いたトヨである説があります。トヨは元伊勢といわれる籠神社から移ったそうです。卑弥呼(天照大神)は太陽神で、トヨ(豊受大神宮)は月神です。日本の初めは女性の王が国を築き上げたと考えるとワクワクしますね。昨日は勤労感謝の日でしたが、元々は新嘗祭(収穫に感謝)する神事です。天文学的に卑弥呼の時代にも皆既日食があったとわかっていますが、この時代の人々は日食をかなり恐れたことでしょう。私はブータンに行って時間ができたら、日本の神話をたくさん読みたいと思っています。超自然的なことに対する畏敬はチベット仏教を土台に土着信仰も合わさったブータン仏教に共通するものがあるんじゃないかなぁと思っています。ちょっとマニアックですね。今日、ブータンではGNHの国際会議が行われているので報告を楽しみにしています。
2008年11月24日
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