世界中、景気が悪いですが、これって人間がやってきたことの結果ですよね。もちろんハイチのように自然災害なんかもありますが、便利さや安さなど、生活の向上を思ってやってきた結果、自分で自分の首をしめているようなものです。景気回復のために国内産を買うようにしたいですが、ブータンの場合、農作物以外の物はインドやバンコクからの輸入に頼るしかありません。国内にメーカーはほとんどなく、生活をもっと豊かにするためには外に求めるので自国は潤わず、結果、職もない訳です。国内で物を作ることができたら生活は向上し、就職も含め、いろんな問題も解決するかもしれませんが、そんな力がブータンにありません。物を作れることは良いことですが、度を超えたら日本のようになってしまいます。何でも買えるというのは良いことではありますが、必要最低限の物が買えるくらいがちょうどいいなって感じます。売れるからって色んな種類の車を作ってきたツケは大きいですよね。ブータンでは有害物質が出てしまう家電ゴミの処理が決まっておらず、これからやっと動くそうです。テンロセ君の将来、どこに拠点を置くのかを考えていたら、経済発展と人間の欲、幸せってなんなのか色々と考えが膨らんでいきます。
お友達から童謡のCDをいただきました。テンロセ君は歌が大好きで、歌ってあげると一緒になって歌ってニコニコです。さすが鼻歌大好きなブータン人の血ですね。アップテンポの歌の方が好きみたいです。最近は写真の通りポチャポチャで、母には魁皇と呼ばれています。おっぱいが大好きで、新橋のサラリーマンのごとく、吐くまで飲んでいます。先日、お隣のマンションに住む、誕生日が2日違いのタイキ君が遊びに来てくれました。面白いことに出産日が逆転して、タイキ君の予定日にテンロセ君が生まれ、テンロセ君の予定日にタイキ君が生まれました。タイキ君のママはなんと二十歳。私のほぼ半分です。初産なのに1時間で産まれたそうです。私も産むのはどうにか安産で大丈夫でしたが、やはりその後の生活で年齢を感じます。とほほ。テンちゃんはほとんど首が座っていますから、ちょっと早いようですね。
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