2010年9月25日

あきぃ~

待ちに待った秋ですね。ただ前日との気温差が10度とかは参りますねぇ。尖閣諸島の件はワサワサします。ダライ・ラマ法王が広島での「ノーベル平和賞世界サミット」のために来日予定ですが、招聘しないように圧力をかけてきています。平和とは程遠い国ですからね。やりたい放題を見過ごすのは絶対にダメです。大国が平和に進むよう日本政府もしっかりしないと。世界に向けても問題提議し、非常識だということを各国からも訴えていかないと、野放しのままですね。さて、私はテンちゃんと富士におばあちゃんのお話を聞きに行ってきました。すごい雨でしたが、富士山の上の方では、二重の虹が見えていたそうです。雨上がりの森をテンちゃんと気持ちよく歩いて来ました。“おばあちゃん”というのは申し訳ないようなステキな方々のお話を聞くことができました。チベットにも造詣の深い、椎名誠さんの奥様で作家である渡辺一枝さんは、満州でお生まれになり、お父さんが戦死し、遺骨のないお葬式を小さい時に経験し、その頃から平和への思いを強く抱いたそうです。「日本の戦争は終わっていない…」との言葉にドキリとしました。憲法9条についてもお話されました。このお話を聞いたことと今回の尖閣諸島のことが重なり、本当に戦争は終わっていないんだなぁと感じました。とても重要なことを見つめずに生きてしまっていると反省しました。奄美大島で行われる「グランドマザー国際会議」のホストであるクララおばあちゃんは、とっても可愛らしくもありましたが、たどたどしい日本語でズバッと、現在の闇と解決に導く光を教えてくれました。ほかにもた~くさんハッと思うことがありましたが、おばあちゃん達の智慧は根底に慈悲と利他があり、本物の“強さ”を持っていると感じました。奄美の会議には、ぜひ参加させてもらおうと思っています。

赤ちゃん連れの遠出でしたが、同じお部屋になった方々の優しさにビックリ。私とテンちゃんの含め6人が同じ部屋で、それほど大きな部屋ではありませんでしたが、真ん中で仕切れるようになっていて、早めに寝たテンちゃんと私だけで仕切りの片方を使わせくれました。朝起きて、あれ、みんな居ないと思っていたら、もう片方にぎゅうぎゅう詰めで4人のお布団がならんでいました。赤ちゃんといると食事する時など、大変ですが、皆さんが抱っこしてくれたり、お話を聞いている最中も、テンちゃんがあちこち行っても、皆さん優しくしてくれ、本当に助かりました。テンちゃんもイイ子ちゃんで、全くといっていいくらい泣かずに、電車の旅を2人で楽しむことができました。

「いのちの環」のゆかりさんが “存在の根源に出会う” と仰った時、なぜかスーッと涙が出てきました。まさしく、存在の根源に出会いつつありそうな予感です。

(写真:上・富士山が見える電車。見た目がボロイと思いきや、中に入ってビックリ。すべて木のぬくもりで、小さな本棚があったり、大正時代にスリップしたようなステキにデザインされた電車でした。下・目が似ている時があるひとみちゃんと)

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