2008年9月15日

境目

前にもふれましたがブータンでは牛さんが、道の真ん中にデンとしております。面白かったのは、ちょっと広めの道に、3頭が斜めに行進していました。クラクションを鳴らしてものんびりと歩いています。まさに牛歩戦術です。よーく見るとつぶらな瞳をしているので、牛とすれ違うたびに目を見つめるようになりました(走る車から撮ったのでピントずれの写真)。ブータンは人間と動物との境がゆるやかに感じます。人間も動物の一部なんですけどね。さて、私たちの結婚をブータンに住む先人(奥様が日本人)に伝えたところ、とてもあたたかい言葉をいただきました。すべて自分が選択した道ということを忘れてはいけませんよ、っと。肝に銘じていきたいと思います。
私は人から少し変わっているとか、個性的だとよく言われます。私も自分で他と考え方が違うなぁと感じることが多いです。表現は難しいのですが、私の場合、ブータンの動物と人との関係のよう、自分と他との境目がゆるやかです。なので争いにはなりにくいと思います。ただ、壁を持っている人の壁を乗り越えようとは思いません。なので相手次第で私もゆるやかに変化してゆきます。自分が面白いと感じます。

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