ブータンが文化を大切する理由は過去の背景があるんですね。いまもチベットの方々はとてもつらい思いをしていますが、そんな方々の存在があり、いまのブータンの幸せがあるんだなぁと複雑な心境です。
では、どのように文化を守っているのか、建築物に続き、第2弾です。写真はブータンのプリンスがアーチェリーするシーンを彼が撮りました。現国王に似ていらっしゃいます。実の兄弟か異母兄弟か私には分かりません。4代目の国王には4人の妻がいます。しかもその4人は姉妹だそうで、これにはちょっと驚きです。話がちょっとずれましたが、ブータンの国技はこのアーチェリーです。かつての戦いのなごりなんでしょう。的を狙って矢を放つだけではなく、そこに歌や踊りが入ります。7月中旬から始まった今シーズンの大会も、先日ようやく終りました。トーナメントなので試合が長いこと続きます。私もこの夏、実際に見てきました。平日だというのにギャラリーも多く、お仕事は?といった感もあります。アーチェリーとなると、仕事を休んで大会に出たり、見に来ちゃってるんですね。仕事そっちのけな感じもしますが「仕事があるんで・・・」みたいなことになっちゃうと、盛り下がってしまうんじゃないかと思います。これをサボりと取るのかはそれぞれでしょうが、私はこういった寛大な国民性だから、文化を守れるんだなぁと感じます。仕事はとても大切だけど、大切なものをちゃんと大切にしていきたいです。アーチェリー人気は今も続いています。
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