彼が来日した晩、レストランでエビフライを食べました。美味しいと言っていたので、日本のご飯は問題ないかなぁと思っていました。帰りに中華料理のディスプレイを指し「ラーメンは食べれる?」と聞いてみると、ギョッとした顔で五目ラーメンのえびを怖がっていました。海がない国から来た彼にえびはナント、虫に見えるそうです。「さっき、食べてたよ」と教えたらウェ~っと、もどしそうになっていました。裸ではなく服を着ていれば大丈夫だそうで、味は美味しとのこと。服とはフライの衣のことです。父が伊豆の温泉旅行をプレゼントしてくれ、伊勢えびやあわびなど日本人にとってはごちそうでしたが、彼はギャーと声をあげながらトライしていました。えびって意識してみると、色々な料理に使われているんですね。えびの90%が輸入だそうで、その養殖のため環境が破壊され、かなり問題があるということを聞いたので、えびを食べるのを止めようと決意したことがあります。しかし、外食する時にえびはどうしても入ってしまい、断念した経緯があります。日本でえびを避けて生きるのは、難しいんですね。帰国前の最後の晩も、エビフライを美味しく食べておりました。ブータンに海はないので、伊豆で海沿いを通る時、彼は「デンジャー」と言っていました。最初は少し海が怖かったようですが、堂ヶ島で洞窟のような所を船に乗り、興奮していました。
2009年2月8日
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