オバマ大統領が初の議会演説を行いました。ライブ放送で見ましたが、ただひとこと“カッコイイ”です。停滞する米国の状況は、アフガンやイラクの戦争、9.11に対する報復など、傲慢さの結果だと感じていました。ただ、心の隅では米国をもう一度好きになりたいなぁと思っていました。“自由”の国で素晴らしいところもいっぱいあります。移民をたくさん受け入れ、人間に余裕というか優しさを持っている人も大勢いますし、人生を楽しむ意味を知っている人もたくさんいますね。やはり米国はカッコイイ国であって欲しいなぁと思います。ここの所の米国は閉口してしまうことばかりでした。オバマは雄弁でまだ結果を出していないので、何とも言えませんが、彼の話を聞いていると、再び米国に“夢”を感じます。彼は当たり前のことを言っているんだけど、すごく安心し、嬉しくなります。米国には真の意味で善きリーダーになって欲しいと思います。“対話”を重要視している所はブッシュとは真逆ですね。戦争の対義語として“対話”があるうように思います。
さて、ブータンへ行ってしまうとしばらくパソコンに触れない気がするので、再び、映画の宣伝です。 『雪の下の炎』と『風の馬』のロードショーが4月10日より始まります。「雪の下の炎」の楽(ささ)真琴監督(日本女性です)が帰国され、連絡をいただきました。ぜひ、チベットが受けている“真実”をご覧ください。中国は最近、国内で混乱がおきないよう、自分達のおかげでどれだけチベットが良くなったか、という嘘の映画を公開しているそうです。こういうことをしなければいけない国ってオカシイですね。中国が真の意味で、良い国になって欲しいと思います。それが国民のためなんだから。前売鑑賞券のお申込みはこちらから。
どうぞ宜しくお願いします。
2009年2月25日
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