2009年3月11日

祈り

アパートからメモリアル・チョルテンが見えます。ここには首都ティンプーに住む多くのブータン人が訪れ、右に回りながらお経を唱えています。日陰にはお年寄りがごそっと座っていて、集いの場にもなっています。若い方は仕事に行く前などに訪れているようです。目が回るんじゃないかって思えるほど、みなグルグル回っています。私もせっかくブータンへ来たので、同じことをしてみようと毎日通います。まだよくわかなないことが多くありますが、ここに来てグルグルしていると余計なものは吹っ飛んでいきます。ブータンの人は人を観察しているのか、よくわかりませんが、座って何かを見ている人の率がとても多いですね。何かを待っている時間が長いのでしょうか。暇なのかもしれませんが、時間の流れがゆるやかですね。アパートの斜め前に大臣の家があり、警察の人が銃を持って警備していますが、ワンちゃんとおっかけっこしたりしています。お巡りさんが街にはとてもたくさんいます。セーターの上のベルトをして、ベレー帽を斜めに被る服装のせいなのか、日本のような厳しさが感じず、なんだか微笑ましいくみえます。時間がゆったり感じます。彼は50歳まで一生懸命に働いて、それからはのんびり暮らすと言っています。日本の50歳といえば、働き盛りのような気もしますが、暮らせるのであれば、それもいいなぁと思います。彼は一週間、お仕事で不在です。日本人ご夫婦のガイドで、リハーサル通りうまく日本語の自己紹介ができたかな?

0 件のコメント: