2009年3月15日
ゴミ王国!?
風はかなり強く、ティンプーでも屋根が飛んだそうです。彼が「風が強いときは屋根が飛んでくるよ」という忠告は冗談ではなかったんですね。さて、ブータンのピザは美味しいの?という質問が多々あったのでお応えします。普通に美味しいですよ。なんせチーズの国ですから。ただ日本のようなフワフワのパンピザではありません。上の階に住むオーナー一家のお姉さんが、今度ピザの作り方を教えてくれると言っています。お菓子を作る仕事をしているそうです。ご近所づきあいもあって、ブータンの生活にはすっかり慣れてきました。結構、遅くまでお話していきます。首都ティンプーの方は、夜型のようです。いつか困ったときに助けてくれる存在があるのはありがたいことですね。さて、ブータンの美しい自然とあたたかな人間模様から、どんなに良い国かと想像がふくらんでいることでしょう。人間のよさはやはり仏教を柱として、個々も仏教を学び、そこから実践しているところが大きいでしょうね。今日は夢を崩してしまう現実をお知らせします。実は街がゴミ箱状態なのです。前にも書きましたが、これは仕方がない面もあります。これまでは自然に還るものしかゴミとして存在しなかったので、そこら辺に捨てても循環していきます。しかし、主にインドからさまざまな物が入るようになり、ブータン人は同じような感覚でゴミをそこら辺に捨てるのです。街にゴミ箱はありますが、数は多いと言えないでしょう。環境キャンペーンでみんなでゴミを拾う時もあるらしいのですが、新宿の歌舞伎町の10倍くらい汚いと断言しちゃいます。これは首都ティンプーだけの問題かもしれません。ほんと、これさえなければ素晴らしい国だと言えるのですが…。王様どうすればいいですか?清潔という概念も日本とは大きく違いがあるでしょう。日本人はほとんどの人が毎日お風呂に入りますね。これは環境の問題があるので仕方がないと思います。しかし、ゴミ捨てのマナーは大人も子供も国をあげて行う必要がありそうです。禁煙国(一応)になったのですから、やればできるんではないかなぁと感じます。とりあえず私は家の周辺のゴミ拾いから始めてみますか。(写真:ゴミ収集車がクラクションを鳴らす合図でゴミを持ち寄ります。分別は、ほぼナシ)
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