2008年9月10日

ところ変われば(ワンコロ篇)

残暑が厳しいですが、夕方からは秋の風が気持いいですね。ひとつ謎が解けました。時計の右回りは実に単純なこと。機械時計が出来る前まで、日時計(太陽)だったので、その名残なんですね。ってことは時計は北半球の生まれだとわかりました。ネットを使えば何でもすぐに解けちゃいます。便利なんだけど、ちょっぴり味わいがないかなぁ。もうひとつの謎、仏教的な右回りは、ブッダ最後の旅について書かれた「大パリニッバーナ経」に「右回りの3回礼をする・・・」と記述があります。晩年、体が弱くなったお釈迦さまは、体の負担を少なくするのに、心の臓を上に横たわっています(涅槃像)。ここからは私の推測ですよ。お釈迦さまは体の声をよく聞いていたんじゃないかなぁと思います。こころと体の関係が上手く統一していたので、右に回ることが身体的に適した回り方と判断したんじゃないかなぁと勝手に思っています。お釈迦さま、その点どうなんでしょうか(YOGAは仏教の修行のひとつ)。
さて、カワイイお写真は親友、ターボ家のメルちゃんとブータンのワンちゃんです。どっちがどっちかは説明不要かな。ブータンのワンちゃん事情に、いささかビックリしました。あっちこっちで勝手にお散歩しています。気持ちよさ気に道路に寝そべっていたり、何頭も連なって行進していたり、たまにレースしていたり、とても日本では有り得ない状況です。夜になると吠えて活発になり、祖先はオオカミだったんだなぁと想像できます。狂犬病のワンちゃんもいるようなので、近寄ってはいけないそうです。ブータンは仏教国ですので殺生を嫌う文化です。犬も牛も馬もヤギも人間も車も同じ道路を使い、それが当然のことなので、面白くなっちゃいます。ブータンと日本、ワンちゃんにとってどっちが幸せ・・・、そんなこと考えることは無用ですね。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

知識の共有で〜〜〜す。
ブータンのワン子達は「来生で人間に生まれてくる」
と信じられているので、特にブータン人は大切にしている
そうです。私もブータンで「この子達は次は人間かぁ」と
マジマジとわん子達を眺めてしまいました(笑)。

T&M さんのコメント...

さやかさん

そうなんですね。
犬に来世は犬がいいか、人間がいいか、
聞いてみたいです。
ブータンの犬のすばしっこさに
驚きました。
車をぴょんと飛んで、よけたりしてました。
日本の犬じゃ、無理そうです。