まったく不要な情報でしょうが、日本以外のお米を美味しく炊く、炊き方を伝授しちゃいます。同じ白米でも普通に炊くとやはり少し日本よりドライな感じがします。まず籾がいっぱいでますのでよく研ぎ、水の変えは多めです(たまにヘンテコリンなお米が混じっているので取り除きます)。その後、1時間くらい浸水させておきます。炊く際の水分量は1.2倍にしてサラダ油を少し加えます。いくつか方法を試しましたで彼が“日本のお米?”と、ひっかかりました。モチっとした食感になります。こちらの主食である赤米は炊飯器から出血か!と思って驚きました。研いだ水も赤くなるですね。 写真の男性が持っている白い物はお弁当箱です。
コーヒーや日本茶は日本で飲んでいたものと同じものを飲んでいますが、全然味が違います。水のせいでしょうか。それとも沸点のせいでしょうか。水は硬めのように感じます。ブータンのご家庭ではスジャかミルクティをよく飲むようです。両方とも美味しいですよ。コーヒーはどう入れても美味しくならないので、ちょうど止めたいなぁと思っていたので、うまく卒業できました。
昨日は彼が8日ぶりに帰ってきました。取り合えず2日間はツアーはないそうで、その後3つ連続のツアーになります。まさしく書き入れ時ですね(ちなみにこれまで、カキイレドキを「柿入れ時」と思っていました、バカです)。彼のアレンジで昨夜はJICAの方とお食事しました。“肉なし月”解禁で久々の肉です。JICAの方は中南米を希望したけどブータンになったとか。それもそれで大変でしょうね。担当はブータン観光局だそうです。不況でキャンセルが相次ぎ、中でも彼の会社は休みなくお客さんが来るので、ほとんどのツアー客を彼の会社が持っていっていると思えるほど。旦那さんがいい会社で良かったですね、と仰っていました。
彼が久々に帰って事件が起こりました。それはまた次回。(ヒント:ブーツ)






ノートパソコンやウクレレがあって、いつもよりちょっと荷物が多く窮屈でしたが、バンコクへひとっ飛び。日本の夕方に出て、バンコクの夜中につきました。30度近くあって外は暑いですが、空港内は所々に空調の温度が違いました。乗継のDruk airの出発は朝6時頃なので、搭乗手続きが開始される4時までは空港内で夜を明かしました。到着ロビーは2階で、出発ロビーは4階まで上がります。その前に3階のフードフロアーを覗くとトムヤンクンや生春巻きがおいしそうだったので、夜食で本場の生春巻きを堪能しました。Durk airの搭乗手続きは“W”で一番右端です。ちなみにJALは“R”でした。同じ飛行機に搭乗する人は、欧米の観光客と日本人、そして一番多いのがやはりブータン人です。彼らはバンコクでお買い物を楽しむそうです。ブータンは物が少ないし、あっても高くなってします。多くの人がかなり大型(27~30インチ)のテレビを購入して搭乗していました。他には炊飯器やブランケット、スッチーはアイロン台を持ち込んでいましたよ。バンコクの空港は椅子がステンレスでクラーで椅子はキンキンなので、夏のバンコクでダウンジャケットが活躍しました。バンコクの空港はとてもきれいで、昨年、空港が占拠されましたが、何でも揃って快適だったことでしょう。いよいよブータン行きに乗り込みましたが独特な何かを感じました。気のせいかかもしれませんが、なんだかほのぼのしています。これまで飛行機にはたくさん乗りましたが、雰囲気が違うのです。ほんと不思議。ブータン人も穏やかそうな顔つきが多いし、ブータンに来る西欧人も少し余裕がある感じで、とても素敵な空間でした。ブータンまで直行ではなくインドのダッカに降り、そこでインド人が乗ったり降りたりし、ヒマラヤを眺めた後に、いよいよブータンです。ブータンは山と谷の国ですが、それを上手いこと降りていきます。近くに山や木などあって、突っ込みそうでスリル満点で神業のようにスーッと降りていきました。着陸した時に言いようのない安堵感に駆られました。無事着いたこともですが、いつもなら一週間や10日間と旅のタイムリミットがあるので、いずれ帰らなくちゃいけない、といった寂しい気持ちがするのですが、今回はリミットがないのです。それがとても嬉しくって、今、窓の外の山を見ながら、ブータンに来たんだと実感しているのです。(ちなみにブータンでは4,000m以上を山といい、それ以下は丘になるそうなので正しくは丘。ブータン流だと富士山も丘になっちゃうんですね。)
