2009年10月8日

チベットの魅力

私の人生で一番嬉しかったことはダライ・ラマ法王を知ったことだと断言できます。もちろん他にも嬉しいことはあるけど、次元が違う喜びです。法王様の発した言葉で、オカシイと思ったことはないし、すべてが深く、優しさにあふれています。どんな状況においてもユーモアを忘れず、その場にいる人々を心底幸せにする力を持っています。なので、法王様が観音菩薩の生まれ変わり、活仏といわれても納得してしまいます。チベットのこれまではとても悲しい出来事だけど、この法王様がいたから、暴力的になることなく、国を追われてもチベット人達が文化を守り続けて来れたんですね。チベット人が母国に居れないことは可哀そうなことだけど、亡命して世界中にチベット人が居るということは、大きなことだと思います。彼らは明らかに日本人とは違います。顔はよく似ていたいりするけど、困難の中にも彼ら独特のユーモアや優しさ、非暴力や穏やかさがあります。日本人にはあまり見ない独特な魅力です。ブータン人も同じチベット仏教なので、同じような感じですが、ブータン人は世界には散らばっていません。なので、困難なことではあるけど、チベット人が世界にいることは、外国人に与える影響は大きいと思います。チベットのことを知ると素晴らしい文化や穏やかな民族性など、ファンにならざるを得ません。たぶん、人間として一番美しい姿を見ることができるからだと感じます。今週末のTBS世界遺産」はポタラ宮の特集だそうです。たぶん、上野でやっている展覧会への宣伝的な意味があるのでしょう。ポタラ宮にあった宝物は、すべて中国に取られてしまっているので、空っぽだと聞いたことがあります。ただ、動かせないものはそのままあるのかと想像します。なので、どんなにチベット文化が素晴らしいかを確認できるのかなぁとも感じます。

今回の法王様の訪米でオバマは会談をしないことを表明しました。信念を言わなくなったら政治家もおしまいという気もしますが、状況を考えると今は仕方がないですね。現在、米国では法王様に会わないオバマに、すごい批判が起きているそうです。ただ年内には会うと言っているのでそれに期待したいですね。法王様は今月末には来日され、直接お話しを聞くことができます。

(音楽:最近ハマっている。胎教には疑問があるけど、どうもラップ系が今は気持ちいい)

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