2009年10月22日

少し先ではなく、だいぶ先も

夜空は雲が多くてオリオン座を探すのも大変なくらいです。なのでまだ流れ星は一個も見れていません。今日も曇りかなぁ…。すごく残念なことに昨年3月のチベット動乱の罪として、女性を含む4名を処刑したと情報が入りました。死刑になるようなことをする訳もなく…。簡単に人を殺す国はやはり怖いです。同じチベット仏教で、隣国であったブータンは幸せの国と言われ、片やチベットは長い苦悩におかれ、この違いは何なんでしょうと神様に聞きたいです。ただ、根本の人間性のようなところが変わらずにいるチベット人は本当にスゴイと思います。さて、日本は政権が代わって普天間基地のことをNOの声を挙げてみたら、米国は早く決めろと強い態度で出てきましたね。今までは言いなりになっていましたが、ちゃんと反論もするんですよ、日本人だって。世界が少しづつだけど動いているような気もします。頭の隅に“7世代先”を置いておくといいですね。前にブータンでゲストが農家に泊まった時、私達はホテルに泊まりました。すると、タシさんはどうして自分達だけ良い所に泊まって、ゲストが農家なんだ、可哀そうだ!と言いだし、電話して様子を聞こうかと、何度も言っていました。彼にとって電気もない農家での宿泊は生活をダウンさせるようなイメージがあるのでしょうね。あえて電気のない生活や農家に住む体験したい感覚は、彼には理解できないのですね。仕方がありません。日本人の望む心の安定とブータン人の望むものは違うんだろうなぁと思います。なので、これから子供のことでも彼と私の望むものは違うだろうなぁと思います。でも仲良くやっていけるとも感じています。ランディさんの新刊、面白そうですよ。

(写真:国王が被災地を訪問中)

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