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タシさんのツアー客がやっと英国に戻れ、彼も家に戻ってきました。久しぶりなのでホテルに食事に行きました。そこに彼のお友達も加わって、2人のハチャメチャな日本語を理解するのに必死で大笑いしました。こうやって話すことで少しづつ上手になるのかなぁと思って、私もハチャメチャ英語で懲りずに頑張ろうと思います。彼のお友達は食事しないでウィスキーばかり飲んでいて、これが毎日だそうです。日本よりもブータンの方がアルコールに関しての問題が大きいように感じます。食事が終わる頃に電話が入り、ティンプーの隣町に住む、いとこの子供が病気になったと、タシさんにヘルプコールです。彼は私を家に送り届け、医者に電話を入れ、隣町まで車に迎えに行きました。ブータンでは車を持っている人はまだ少ないです。結局、帰って来たのは翌朝で、そのまま次のツアー客の迎えにパロへ行きました。タフな方ですが3月からずっと働きづめなので可哀そうなくらいです。45歳までは一生懸命に働くそうです。前は50歳って言ってたけど、いつの間にか5歳早まったようですよ。でも仕事大好き人間なので、きっともっと長く仕事するでしょう。
彼が食事の前にブータンの紀ノ国屋にも連れていってくれました。山の上の方にあって、ちょっとハイソな人がお買い物にくるお店だそうです。ここでは日本でも見たことある缶詰やお菓子もあって、久々に興奮してしまいました。やっぱり食べたことがある味は安心して買えますね。“やめられない とまらない”の「かっぱえびせん」はなかったけど、リッツがやめられなくなってしまいました。
タシさんも妹に負けずドジ男で、水と間違えペットボトルに入っているアラ(お酒)を一気飲みしていました。あらららら…(ギャグよ)。タシさんはいつも面白いことをして、私を笑わせようとしています。うちの姉もかなり面白いのですが、その姉曰く、“妹リンジンを日本に上陸させてはならない!”と。実家は全面改築中ですが、きれいになった家をテロリストに破壊されては困りますね。破壊魔は新たに炊飯器のふたを割っていました。使えるから大丈夫ですが、どうしたらそこを割ることができるのか…そっちの方が不思議でたまりません。
(写真:国王は車で行けない場所を徒歩で。おみ足が…。)