2011年8月31日

いのちのエマ



おとといトンサのお母さんが急にやって来ました。病気がちのお母さんですが、孫に会いたくて初めてお父さんはトンサにおいて、来てくれました。やはり体調は思わしくなく、横になることも多いですが、食べることも出来るし、笑っているので、多分大丈夫でしょう。痛い時に絶対に「痛い」とは言わないそうで、顔をゆがめている時に分かるそうです。9人も子どもを産んでいるお母さん、身体は弱くても精神的に強いですね。意識を失うこともありますが、プジャ(祈祷)で意識が戻ります。意識を失い、その後ずっと夜中に笑っていることもあるとか。もちろん、お母さん自身はわかっていない状況でのことです。悪魔の仕業と考えるそうです。根本を治すことはできないもで、痛まないように食事をコントロールするしかないようですが、守ることが難しい様子。エマ(唐辛子)が食べたいんですね。ブータン人にとってはエマは“いのち”って感じですね。


ブータンはりんごの収穫期を迎えています。お隣の庭に赤く染まったりんごがたくさんなっています。その隣には緑のりんごも。弟によれば緑の方が甘くておいしかったそう。塀によじ登って採ったんでしょうね。ブータンでは木に登っている人をよく見かけます。


砂糖を加えていない100%リンゴジュースは瓶をリサイクルしているので、ボトルによって違う物に見えますが、味は一緒。


2011年8月30日

靴 募集

917日に中古の靴を集め、靴を必要な人に贈るイベントがあります。それまでにブータンへお越しの方は、ぜひ、ご不要になりました靴(ヒール以外は何でも可・サイズ問わず)をお持ち下さい。ガイドへ靴と下記連絡先をお渡し下さい(7733-7275)。


日本から送ってもいいよ、という方は910日までに日本を発送し下さい。すみませんが送料はご負担下さい。


送付先:BHUTAN RETREAT  Address:PO Box 1534, Thimphu, BHUTAN Tel+975-1711-6290


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ShoeVival is organizing a social campaign called 'HELP-SHOE BHUTAN. ShoeVival will clean and refurbish the shoes and distribute it amongst the people who cannot afford a decent pair of shoe.


The beneficiaries are those living in villages and homeless.



The purpose of this campaign are-



1. To provide basic protection to feet for healthy life.


2. To promote the concept of reuse and recycle to protect environment.


3. Educate people about Reusing and Recycling by involving themselves in the campaign.


4. Rediscover the art of giving.


5. Bring smile on the face of donors and the beneficiaries.



HELP-SHOE BHUTAN will organize a shoe collection drive in Thimphu on 17th of September.


Those interested to participate in this campaign can come forward as a volunteer, coordinator or by simply donating your old pair of shoes.



I sincerely hope people of Thimphu will come forward to support and pray for the success of this campaign.


For details call 7733 7275 or mail at helpshoebhutan@gmail.com


番組案内



BS日テレ『トラベリックスⅢ』


ティンプー 9月3日(土) 09:00-10:00)


パロ 9月4日(日)  21:00-22:00 パロ


(再放送:9月10日(土) 09:00-10:00)


http://www.bs4.jp/document/travelix3/





●NHK総合 『 ASIAN PASSION  幸せの国のサッカー』


 ~ ブータン代表の日本人監督 ~


9月7日 (水)午後 3時 15分 ~ 4時



(写真:マツタケが130円くらいです。たくさん家にあって、もうエリンギ感覚で料理しています)









2011年8月29日

ご無沙汰








すっかりブログの存在を忘れてました…。フェイス・ブックが気軽るなので、友人については良かったら私の名前(アルファベット)で検索して見て下さい。知り合いなら、もちろん承認します。まだFBを使ってない方、映画になるだけあって、面白いので、良かったら登録して見て下さい。mixiとちがって匿名ではないので、いいですよ。それと、「いいね!」って押せるようになっていて、このご時世、悪いことばかりを探してしまいがちですが、良いことを探すのって素晴らしいなって思います。


バンコクから戻った時、妹はブータンのミネラルウォーターを一気飲みして、感激していました。バンコクでエビアンを一口飲み、薬が入っていると吐き出していました。私にはエビアンが美味しく、ブータンの水は、ヘンテコな味がついているような気がします。旦那の友人が車で迎えに来てくれましたが、妹は「モモ屋に寄って」と、ブータンの餃子にパクついていました。タイ料理が苦手で1週間、ほとんど食べられる物がなかったので、妹は出社した時にスマートになってキレイ、と言われ喜んでいました。妹は弟に旅の思いでを話していました。弟にトイレの洗面が自動で出ることや、エスカレーターに乗ったこと、それとニューハーフのオカマちゃんが、たくさんいることは衝撃だったようです。私だってあまりのオカマちゃんの多さに驚きました。ちゃんと市民権を得ているというか、普通にお店の店員として働いています。それが、すごーくキレイとかではなく、男が女装しているレベルの人もいて、新宿2丁目のような錯覚を起こすほど。電気屋さんでプリンターのインクを探していたら、探してくれたのはオカマちゃん。夜ではなく、昼に普通に働けるタイは、オカマちゃんには天国ですね。


タシさんは日本からのお客さんが立て続けにきたのでツアーが続いていましたが、やっと終わりしばし休憩。タシさんの会社のお客さんはブータンの民族衣装を着て旅をするのが流行っています。テンちゃんがワルさして、テレビのリモコンをベランダから投げ、使えはするものの、パカッと開いてしまって、困っていましたが、タシが寝ぼけでふんづけたら、元通り。すごい親子です。私がNHKを見ていたら、妹が新リーダーの野田氏のアップショットで、女性かと。


(写真:バンコクで赤シャツ軍団と警察がいっぱいいて、怖くなりました。美人首相の応援だったよう)


2011年8月18日

夢の世界



バンコクは夕方になると雨がザーッと降ります。昨日は妹が人と物で酔って疲れたというので、ホテルでゆっくり休んでいました。すぐ近くのセブンイレブンまでお買い物に行ったら、狭い道なのにすごい渋滞で、本当に車が多い街ですね。東京以上に、東京な感じのするバンコクです。妹はジメジメした暑さを経験したことがないので、外に出ると吐き気がして、エレベーターに乗ると目が回るそうです。Big Cというカスコ(コストコ)のような場所に行った時、日常品の多く、肉がパックになって臭いもせずに売っているのに驚いていました。何度もブータンは「so poor」と言っていました。このお店ひとつで、ブータンの全ての店の物を集めても、ブータンの方が少ないでしょう。彼女が茫然としながらpoor countryと言うたびに「But peaceful」というと、ホッと可愛く笑っています。ブータンと、あまりに差があり過ぎて、混乱しているようでもあります。物がないブータンですが、生活は充分にできるし、人も物も少ない方が心が安らぐように感じます。


おとといは歯科に入って来ました。行きの飛行機が降下した時、歯が激痛!出産以来、久々の痛みで半端なく痛かったです。レントゲンを撮りましたが異常はなく、航空性歯痛というのは、よくあるそうで、気圧が関係し、痛んだりするそうです。虫歯はないので、風邪をひいていたり、疲れていたんではないかと言われました。思い当たります。帰りの飛行機で痛まないか聞きましたが、分からないと…。一応、薬持参で飛行機に挑みます。ちなみにレントゲン2枚撮影で1,000円しませんでした。とても大きな歯科で、子どものプレールームまであり、お客さんの多くは日本人でした。バンコクは日本人がとても多く住んでいますね。たぶん米国人だと思いますがリタイアのお爺さんも多く見かけます。色んな国の人が居て、混雑しているし、あまりに混沌としていて、何にもないブータンから来たので、夢の世界にいるようです。


(写真:妹は見たこともない電気がたくさんあって大興奮。テンちゃんが遊んでいるのはバンコクの歯科)










2011年8月17日

渋滞







バンコクは毎日がお盆の高速道路のような渋滞です。テンちゃんがいるので移動はタクシーのなりますが、色んなタクシーがあって面白いです。結構トラブルも多いと友達から聞きました。そんなことも知らずに乗っていたのですが、今日、実感しましたよ。初めて夜、しかも雨の中を帰ることになり、タクシーを止めたら、どこまでか聞かれ、最初は「知らない」と乗車拒否され、次は「200バーツ」と。倍以上の値段です。その次も200バーツ。その次は「いくら出せるか」と聞かれたので、よくわかんないけど150バーツと言ってみたら、何も言われずにスーッと、窓を閉められちゃいました。妹に「帰れないから次に200バーツと言われたら、それで帰ろう」と話していたら、タクシーの運ちゃんが近寄って来て、「300バーツいい」で言われ、無視していたら250バーツとか言ってましたが、その間に別のタクシーに聞いたら150バーツと。それに乗って帰って来ました。少し英語が分かる運転手さんで、恥ずかしそうにも英語で話していました。キレイな車で、優しい人だったのでホッとしました。


昼はメーターをちゃんと下ろしてますが、夜のせいか、雨だったからか、分かりませんが、タクシーを拾うのが大変な状況になると、バンコクではメーターを下ろさないのが常識のようなので、注意が必要ですね。私はブータンのタクシーに慣れているので大丈夫ですが、日本人がバンコクの汚いタクシーに乗ったら驚くかも・・・。ほんと、タクシーはピン切りです。


昨日は短気でケンカ早い妹が、冗談半ばに言い争っていました。その運転手は登録証を紙を貼って隠していたので思いっきり怪しいですね。今日の昼に乗ったタクシーは、登録証と運転手が違っていて、でも似ていて、お父さんの登録証で息子が運転していたので笑えました。渋滞で進まなかったのでいいですが、彼女からの携帯にずーっと話をしていました。バンコクにお越しの際は、車はなるべく使わない方がいいですね。渋滞と、走り出したら、めちゃくちゃに飛ばすのでビックリでした。


さて、海外旅行が初めての妹は、レジデンスのプールに入りたがっていたので、水着を買おうかと検討してましたが、バスタブでおぼれそうになり、プールに入ったら死ぬからやめておく…と残念がっていました。シャンプー、トリートメント、クレンジングなど、使い方がハチャメチャで髪がバサバサに。ものすごくアバウトな性格で面白いです。こんなに食事が美味しいタイで、妹はどれもマズイと言って、結局、トムヤンクンのカップヌードルが一番美味しいと、喜んで食べていました。それはタイ料理だよ、と教えたらビックリしてました。私は太って帰り、妹は痩せて帰るかも。妹は昼、フードコートでトッピング用の細かな唐辛子を発見し、白米だけオーダーし、それに唐辛子を山ほど振りかけ、真っ赤なご飯にして「美味しい」と言って食べてました。ブータン人の舌は気の毒な気もします。
(写真:妹はエスカレーターが気に入ったそうです。しょぼい噴水を「ビューティフル」と感激していて可愛い)


2011年8月14日

面白過ぎ














旦那をおいて妹とテンちゃんとバンコクに来ています。妹は初めての海外。爆笑させてもらいました。妹は驚くことばかりで途中から無口になっていました。そしてバンコクでの夜は、頭痛で寝込んでしまいました。


まず、妹はブータンの飛行場のトイレで手を洗おうとしたけど、見たことのない水道で、アタフタしてたら他のお客さんが教えてくれとそうです。ブータン国内で、すでにカルチャーショックです。バンコクで飛行機から降り、ターミナルまでバスで向かう途中、「荷物はどうした?」と預けたトランクがどうなったか、しきりに気にしていました。そして、初めてのエスカレーター。怖くてなかなか乗れず、最後に勇気をふりしぼり、飛び乗っていました。蒸し暑いバンコクでは、どこもエアコンがきいていて、私が説明したら話が食い違うと思ったら、エアコンの送風口の手間にあるシャンデリアから、風が出ていると勘違い。お腹がよじれます。可愛すぎです。お風呂からあがって、天国に来たようでハッピーだと、何度も言っていました。バスタブは初めての体験だそうです。エレベーターに他の人が乗ってきて、驚いていました。一緒に乗るとは思わなかったそうです。デパートに行ったら、「どうしてこんなに人がいるのか」、「どうしてこんなに物があるのか」と聞かれてしまいました。しかも、1階だけではなく、その上の階も、また上の階にも物があると、驚いていました。


ただ、食べ物は「エビ」が虫に見えるそうで、タイ料理の多くにエビは使われていて、しかも辛くないので何を食べても美味しくないそうです。私には結構辛いタイ料理ですが、中に入っている唐辛子を見つけて、喜んでパクついていました。


今日は1日ショッピングしていましたが、夕方になり頭が痛いと言いだし、人の多さに参ったそうです。ブータンは人口も少ないので、街行く人を皆な見て、知り合いと会えば話しこんだりしていますが、バンコクでも同じように街行く人を見ていたので、目は真っ赤。目が回ってしまったそうです。レジデンスに戻って薬を飲み、少し寝たら良くなって、「さっきはブータンに帰りたいと思ったけど、頭痛が消えたら、ここは天国だ」と言っていました。明日も買い物に行きたいそうです。本当にブータン娘は可愛いです。


(写真:一番下は妹がエアコンと勘違いした電気)


2011年8月9日





先日3日はお釈迦が初めて仏教の教義(法輪)を説いた日でブータンは祝日でした。ブータンの人達はゾンなどに祈りに行く日でした。私は弟とテンちゃんを連れ、近くのメモリアル・チョルテンに祈り行きました。チョルテンの中が開放されていたので3人で入ると、テンちゃんがいきなり五体投地(チベット仏教の祈り方)のようなことを始めたので、弟と私は茫然でした。前世はお坊さんだったのでしょうかぁ。外で祈っていた人を見たんでしょうね。タシさんは日本語ガイドとしてのツアーが終わり、とても楽しいお客様だったそうです。お客さんより自分の方が楽しんでいたのかもしれません。日本が夏休み時期なので日本からのお客様が多い時期ですね。タシさんはまたツアーが始まります。そんな中、鬼の居ぬ間に・・・ではありませんが、私と妹とテンちゃんは急遽、バンコクへ旅することにしました。妹は初めての海外旅行です。飛行機も初めて。パスポートも初めて作り、急に決めたので、ちょっとアワアワと忙しくなりました。弟の食事が心配ですが、本人は作れると言っています。大家さんに彼の分もお願いしようと思います。パソコンは持って行きますが、果たして使えるかどうか…。私は5度目のバンコクですが観光は初めてガイドブックもないので、どんな旅になるか・・・。きっと蒸し暑いだろうなぁ。


(写真:リンゴが赤くなってきましたよ。ブータン産のマンゴジュースは美味しいので一気飲み)


2011年8月7日

ブータンの現実

タシさんが仕事で居ないので、妹と弟と夜遅くまで色んな話をしています。外国の話になると「その国はリッチか?」とイチイチ聞かれます。ブータンに比べればどこの国もリッチです。よく考えるとブータンは貧困国なのに、本当にピースフルだなぁと感じます。そんな話をしていたら、妹と弟は実家のトンサの周りには、とんでもなく貧しい人が多く、お米がないので何かの粉を溶いた物を食べ、家も雨が降ってボロボロの小屋でジャングルに住み、服も繕ってはいても、とんでもない状態な人が大勢いると言っていたので、驚きました。実家に野菜を貰いに来たりする人がいて、妹が着ていた服を実家にあげているので、お母さんはそのお古を物乞いの人にあげるそうです。田舎の方は蛇が出るので、そういった人は長靴もないので、蛇にかまれることも多く、亡くなることもあるとか。驚いたのは、生活苦で自殺する人も多いとのことでした。 ブータンは自殺はないと思っていました。


私の住むアパートにも、たまにお金を乞いに来る人が居ます。ドアを開けると汚い人が居るので、正直、ビックリします。先日は小学生か中学生くらいの2人組が来ました。ブータンの言葉は分かりませんが、汚い格好で手には貰った札を持っているので、すぐ物乞いと分かり、お金をあげました。その後大家さんが来て、「若い子達の物乞いには、お金をあげなくて良い」と言っていました。「若いんだから、何かしら働いてお金を得ることが大切で、小さい時から、家々をめぐってお金を得るのは良くない」とのこと。お年寄りの物乞いは生活苦の人なのであげて良いと、アドバイスをもらいました。


妹に「日本にもそんな人がいるのか」と聞かれたので、「ホームレスはいっぱいいる」と答えると、「ブータンはボロボロだけど住む場所はあり、日本は何でリッチなのに家もないんだ」と聞かれてしまいました。うちはメモリアル・チョルテンの側で、そこにはいつも座ってお金を乞うオジサンがいます。妹曰く、そのオジサンは「自分よりもリッチ」と言っていたので笑えました。物乞い金持ちだそうです。


大家さんの家を見ていて感じますが、本当にブータンは生活するのが大変な人が多いです。物の値段は上がる一方で、大学を出ていても就職先はないくらい就職難で、女性は色々と家の仕事をしたり、キラなど作ったり仕事がありますが、男性陣は家でプラプラしています。大家さんと市場に行った時、ジャガイモを買おうとしたら「庭で取れたジャガイモがいっぱいあるから、ジャガイモは今後買わなくていい」と言われました。生活が苦しいのに、いつも色々分けてくれます。ブータンは貧困国ですが、施しは普通で、助けてくれる人が多くいるのでホームレスにはならないんですね。


そんな中、大家さんをお手伝いしたいと思い、一緒に商売をすることにしました。ブータンは夏にハエが多く、殺生はしないのでハエが家の中をブンブン飛んでいます。ハエは赤痢やポリオなど危険な病気を伝染させる危険もあり、汚くてウザったいですよね。そこで日本の「虫取り網」を応用し「ハエ・キャッチャー」を作りました。試作品をいくつか作り、網の大きさや長さ、棒の長さなど考えました。アパートの皆なが借りに来て、結構、大人が楽しんでハエを捕まえています。話しをしただけでも、欲しいという人が何人もいるので、販売開始が楽しみです。宣伝を兼ねたタグをいま制作しています。これを見ても、何だか分からない人が多いと思うので、ちゃんとハエの絵入りの解説をつけます。人気のある飲食店には宣伝を兼ね、サービスであげようとも考えています。このハエ・キャッチャーは日本の友人の協力を得て、ネット部分は100円ショップの洗濯ネットを使っています。ブータンではネット部分を手に入れることができないので、日本の100円ショップのネットは頑丈で安いし、送料も軽いので私が他に必要な荷物がある時に送ってもらい安く済ませました。今年は宣伝の年で来年から本格的にブータンに拡がるといいですね。


(写真:ハエ・キャッチャーの試作品。口が小さいのはキャッチが難しく失敗作)

2011年8月2日

同心円では無い

群馬大学の早川先生の最新放射能汚染地図です。汚染は同心円では無いことをビジュアルに実感することができます​。