2012年5月28日

番組案内

フジテレビで今晩(28日)11時~、「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?」がありますよ。3週連続だそうです。さて、実際はどんな所だったんでしょうね。
(写真:第4代国王と異母兄弟のインドの方だそうです。ブータンはすごいなぁ。)

2012年5月27日


日本に比べれば全然でしょうが、暑くなってきました。ティンプーは半袖でいいくらいです。日中に日傘なしで出かけたら、その後に頭痛がします。太陽がすぐそこなので陽差しが強いです。室内は窓を開ければ済みますので、クラーや扇風機は要りません。オフィスでは扇風機を使っている人もいますね。男性の民族衣装「ゴ」はさすがに夏は暑そうです。見ている方が暑くなります。先日、お土産やさんで一番儲かっているであろう店に行ったら、クーラーが付いていました。ブータンでクーラーは珍しいですね。ブータンに来て窓にガラスがないのに、とても驚きました。ハワイなどでは見かけたことがありますが、ここは常夏でなありません。たぶん、私の衝撃、第一弾だったと思います。これで私の価値の枠をとっぱらいました。きっとブータンはもっとすごいぞ、と。本当に驚くことが多いのですが、これは私が小さいだけのこと。驚きはするけど、すーっと受け入れることがブータンに暮らすにはいいかと思っています。勉強になることだらけの国ですのでね。周りのおかげで腹立つことも全くないし、幸せをたくさん頂いていますね。
暑くなりハエも多くなってきました。大家さんとの共作「フライ・キャッチャー」は、なかなか進みません。でも、これもブータンですね。うちは網戸をしているので、たまにしかハエは入ってきませんが、窓もなければ、ハエにとっては天国ですね。ハエ以外の虫、とくにキシと言われるノミにも注意が必要です。これさえなければ、ここは天国。本当にここは幸せの国だと感じます。あくせく働かないので、家族との時間がいっぱいあって、アパートも、大きな家族のようで、行き来が自由で、子ども達もアパートのどこかで、遊んでいます。今は大家さんのおばあちゃんが、かなり容態がよく心配ですが、ここのところはプジャ(祈祷)が続いています。産まれて間もない赤ちゃんは名前を高僧につけていただき、少し大きくなったのが目に見えて分かります。義妹は大きなお腹を抱え、フーフー言いながらも仕事に通っています。夜勤はありませんが、出産ギリギリまでは休みは貰えないそうです。トンサの両親は具合が良くなく、トンサでもプジャが続いています。首都ティンプーの病院に近々来るようですが、農作業が忙しい時期なので、それがひと段落したら来るとか。本当に働き者の両親です。ゲレフというインド国境近くに住む義弟の子ども2人が深刻な病気で、そこで見るのは難しいとのことで、チランに向かっているとか。そこでも難しい場合は、ティンプーに来ます。病気になるとこの国は辛いですね。医師は180人しかいないそうです。なので病気でない状態というのが、幸せなことだとつくづく思います。
旦那は先日、僧侶と祈りの旗を片付けに行きました。自分の中のbad mindを無くしたいと、手伝ったそうです。あとから聞いて驚いたのは、僧侶はエリート僧院の先生でしたが、終わった後にはビール、そして彼女も居るんだそうです。ブータンの僧侶は変わりつつありますね。旗を片付ける作業を旦那が友人に話したら、おととい、自分もやりたいと電話があり、2人では大変だから他を探したら・・・。30分後に7人が集まったそうです。平日の昼間に、bad mindと思っている人が一気に集まり笑えました。アン・ラッキーなことが続くのは、自分の心が悪いから、と思っているそうで、中には、いつも女性にお金を持って逃げられる、というにには笑っちゃいました。今日はそのメンバーとタシ・チョゾンへ祈りに行きました。女性も加わったそうですが、bad mind メンバーだということは、内緒で最後に言うんだ、と喜んで出て行きました。bad mind ばかり集まって、batにならないといいですね。
来月10日からExplorerの皆さんがブータンに来ます。農家に3泊もします。さぁ、どうなるやら。楽しみです。

2012年5月23日

愛って

旦那の実家は昨年から電気が通るようになり、ネットさえ繋がれば、実家のトンサで暮らせたら、学ぶことも多いかと思ってましたが、もうネットは繋がるんだそうです。やったー!実家の両親は農業をしていて、町から車で1時間くらい離れているんので、自然に近い暮らしですね。ネットができれば仕事は可能。昨日、旦那に話したら、NOだそう。タイミングを見計らって、忘れた頃に再度、話してみますか…。お爺ちゃんお婆ちゃんと、農業や自然の厳しさを体感しながら育っていけば、人間として知っておいて欲しいことは、学べるでしょうし、年寄りが近くにいるのはいいですね。旦那は仕事があるので首都ディンプーで、少し離れていても同じ国だし大丈夫と思っていましたが、子どもと離れて暮らすのは耐えられないと。私も逆の立場だったら同じなので、さすがに今回は反論できず。でも、ティンプーの首都は価値観がバカっぽく移ってきている気もして、ここは親がしっかりするしかないな、と踏ん張り所です。自分の子どもが特別可愛いと思うのは当たり前ですが、自分の子は特別な子と思うのは危険ですね。勉強の出来が悪いとか、落ち着きに欠けたり、動きが激しかったり、単に学習障害であるのに認めたくないので特別扱いしてしまいます。これほど不幸なことはないなって思います。特別かどうかは子どもが大きくなり自分で判断することであって、ありのままの自分は受け入れてもらえず「特別な子」という冠を付けられてしまいます。姉はヨガの指導で、数多くの親子を見てきていますが、子を特別な子としたがる親は、現実を直視するのが苦手で、アイデンティティの不確立、プライドが高いんだとか。結果、可愛い子どもを特別な子という枠内で捉えるようになり、特別でない自分の子は認めないんだそうです。普通だったり、出来が悪かったとしても、ありのままを客観視できるようになり、ステップアップできるんですね。母の愛は情が濃くなり過ぎると歪みが出ますね。出来が悪くて何が悪い、と思えた時、良い意味で価値が崩れ、新たな関係性が生れ、幸せを育むことに繋がるんだと感じます。日本の多くの問題は子を否定する親、子を特別な子扱いする親から生み出されていると感じます。ありのままに生きていれば、自然と幸せに繋がるんだと思います。
(写真:特別に可愛いと思うことと、特別な子とは全く違いますね)

2012年5月22日

ありがとうございました

ブータンで旅行会社をしていると、面白いと思えることが多々あります。これだけ観光に力をいれているのに、国際線唯一のDrukairはチケットを取るのに窓口に行かなくてはならず、しかもその窓口は6つしかなく、少人数の旅行のチケット受付は1ヶ所なので、毎日が長蛇の列になります。しかも、システムが止まったり、用紙の入れ替えで時間が掛かったりと、まぁブータン人同士なので、どうにかなっているのでしょうね。そんな中、やっとこさチケットの予約ができたのに、お客さんからの返答がなかなかで、チケットを失ってしまうことも。これを水の泡っていうんでしょうね。
昨日は好対照な報告が同時期に入ってきました。やっと子どもを授かった友人からの出産報告。初産だと私達に年齢ではかなり高齢出産になるので、無事産まれ、よかったよかった…。そして、もうひとつは尊敬する大好きな方の訃報。病気を知っていたので、メールが届いた時、ドキッとして、あぁやっぱり…。涙が自然とあふれ、今日は泣き通しでした。旦那は電話の調子で私がオカシイと思ったのか、明日は美味しい物を食べに行こうと。日本に居れば、その方を知っている人同志で偲び、悲しみを分かち合えますが、ここでは無理。海外に住むことをマイナスだと思ったことはありませんでしたが、さすがに1人で辛いですね。ここでは49日すれば生まれ変わると信じているので、私もそうは思いたいけど、やはりブータン人のようにはいきません。ブータンに行きたいとずっと仰っていて、私の産前からとても気に掛けていただき、テンちゃんの誕生後も京都からわざわざ、家まで来て下さいました。このブログでテンジンの成長を楽しみにしてくださっていました。もっともっと会っておきたかった。本当に素晴らしい方で、教職後は様々な活動をして、アジアの国に眼科医と一緒に白内障の手術をする社会貢献をされたり。人間が素晴らしかったです。ああいう人になりたいと思う方でした。人生は少し短かったですが、あんなに輝き、素晴らしく生き、穏やかで、謙虚で、本当に知り合えたことが今は嬉しく、有難うございました、と遠くブータンから冥福をお祈りしたいと思います。
(写真:公園に行く準備ができました)

2012年5月20日

お金があると無くすもの


たまにブログの存在を忘れます。商売繁盛ってことですね。ブータンの旅は値段が高くつくので、1生に1回のブータン旅行になるかもしれないと思います。最初で最後、と思うと、自分で言うのは変だけど、ものすごく丁寧にお客さんに対応したいと思っているので、どんな要望であっても、出来る限りやりたいですね。そんなにお客さんが来ている訳ではないんだけど、一投入魂という感じです。
今日から「肉なし月」が始まりました。肉屋は閉まっています。昨日までに皆、ストックしようと肉を買っているので、実際は食べるので意味がないと思うかもしれないけど、いつもよりは断然、減ってしまうし、こうして肉を食べられることを考えることになるので、少しは意味があるのかなぁと思いますね。モモ(チベット餃子)のお店では、肉の入るものは提供できないと、一応、貼り紙していますが…。
昨日は雨が結構降り、最近は雨が多いので、雨期に突入したかなぁとも思えます。旦那は昨晩、ロイヤルがメインのdinnerでパロに居ましたが、帰りの道が雨によって石が落ち、道路が封鎖されたそうです。しかし、ラッキーにロイヤルが一緒だったので、インドの軍隊がすぐにやってきて、石をどけてくれたとか。さすが()。シュワリンというホテルのdinnerもロイヤルが絡むと全部、タダだったそうです。ラッキーですね。
この国は権力社会で、お金持ちの人は偉ぶっていて、品がないなって感じますが、どうしてそうなのか、わかりました。日本のロイヤルと違って、この国は王制が出来、わずか100年。王制の走りも、力とお金がある豪族が占めてきて、国が成り立っているんですね。わずかな歴史でもあるので、未だその豪族の名残りが土地を占め、価格を吊り上げ、お金持ちは偉い人、という構造になっているからなんですね。そういう人は威張りますので、なぜかその家族、奥さんが同じような振る舞いで、偉くなったと勘違いし、人間の品がないんだとわかりました。上下関係の激しい権力社会は、決して良い国だとは思えませんが、この国は上下の下の方々が、心がとても豊かなので、救われるんですね。
さてさて、今年も不要になった靴を必要な方へ贈るプロジェクトがあります。65日に集めますので、日本からご協力いただける場合、526日まで日本を発送して下さい。申し訳ありませんが送料はご負担下さい(結構、掛かります)。また、靴と一緒にご不要になった服やタオルなどありましたら同封下さい。お世話する人のいない病棟等にお持ちします。
送り先
BHUTAN RETREAT  
PO Box 1534, Thimphu, BHUTAN
Tel:+975-2-327841
Mobile:+975-1749-1531

2012年5月9日

生死、共にあり


アパートの大家さんのお母さん(アンゲ)が固形物を食べると吐血する状況で、その度に輸血をしていましたが、もう輸血は嫌だと、病院行きを拒み続け、どんどんと弱っていきました。先日、調子がよく話せるから来てと言われ、行ってみると、「今日辺りに死ぬ気がする」とアンゲ。その時は大丈夫よ、と笑っていましたが、やはり貧血がひどいのか、呼吸も荒くなり、酸素マスクをずっとするようになり、ときどき意識が遠のく状態です。家族や親戚も集まり、アパートも家族のような付き合いなので、みんながアンゲに「病院へ行こう」と説得したけどダメで、その夜はアパートの男性陣はいつ病院に行くか分からないので、旦那も含め、夜中まで待機していました。病院に行くまでが辛いのと、輸血の針がうまく入らず、痛いのだと思います。アンゲの娘である大家さんは、シッキムで何万回と五体投地をする行をしていましたが、アンゲ自ら電話し、やっとティンプーに到着しました。そんな中、アンゲの世話をしていた姪っ子が、反対側の部屋で男の子を昨日、出産しました。アンゲが心配するといけないので、雄叫びをあげずに静かに産み、生まれたことをアンゲは知りません。予定日より2週間早く、助産婦も居ない中、ブータンの女性達はたくましく、うちに「体重計ある?さっき、産まれたの」と、もうビックリたまげました。赤ん坊の父親は、妊娠が分かるとそそくさ逃げ、結局、裁判で6万円程度のお金だけ支払い、もう関係はありません。産婦は父親の居ない2人目の子を産みました。最初の子は、僧侶にさせましたが、仕事もなく子どもを女一人で育てて行くのは難しく、学校の副校長をしている大家さんの弟夫婦が、親として育てて行くことにするそうです。同じアパートに住んでいるので、子どもは皆で育てる感じですね。ブータンでは、子どもが多い家や少ない家は、親戚同士で養子にさせたりすることがあります。子どもに罪はないので、私も出来る限り、仲良く子育てを手伝っていきたいですね。
ひょんなことから、タシさんの会社に新たな仕事の依頼がありました。最近のブータンブームで、テレビなどで取り上げられることが増えていますが、マスコミのコーディネートのお話でした。日本に里帰りした際、たくさんブータン関連の番組を見ましたが、正直、なんだかなぁと感じるものばかり。前にドキュメンタリー制作に関わっていたこともありますが、どうもミーハーが苦手なので、どうしようか久々に迷いましたが、タシさんは「やっていきたい」と言っているので、贅沢言える立場ではないけど、内容によって選ばせてもらおうかと思っています。本業(旅行会社)を疎かには絶対にしないよう、コントロールが必要ですね。ドキュメンタリーを基本に、タレントが出てくるようなのはお断りしたいと思っています。出て行く物の責任を持てないのが大きな難点で、それが本当にブータンにとって、日本にとって、人間にとって、地球にとって良い物かどうか、深く考え判断していきたいなって思っています。国王夫妻の来日で良い面もありますが、深さと言う面でどうも納得いかない感があり、ブータンに住む日本人を取り上げたいという雑誌やテレビの取材は断ってきました。マスコミも色々な人がいるので、この辺りは自分の経験知や勘をフル稼働させ、無理なくやっていこうかと思っているところです。
(写真:玉ねぎムむきむきのお手伝いが得意)

2012年5月3日

どう関わるか

先日、日本人のお友達が遊びに来た時、テンちゃんはお昼寝中で「昼寝から起きる時にテンちゃんはあんまり泣かない」なんて話をしていたら、寝室で音が・・・。急いでドアを開けたら、鏡台を開けて、メイクアップの最中でした。ほっぺにファンデーションをベタベタと。将来はオカマちゃんかな。友人と「子どもは可愛い、可愛くて仕方ない」と親バカなこと話してましたが、これほど可愛く思えるのは、やはり高齢出産が故なのか、それとも大勢の育児なので、余裕があるからなのでしょうか。
前から少し不思議だなぁと感じていたのですが、ブータンやチベット、ラダックなどチベット文化圏が好きな人って多いですよね。たぶん、自然や文化を大切にして残っていたり、チベット仏教を尊んでいたり、理由は多々あると思います。でも、なんといっても最大の魅力は“人”なんだと思います。日本を始めとする先進国は、ギスギスでストレスいっぱいで、彼らの生き様に癒されているんだと思います。もちろん問題もあるでしょうが、彼らの生き方に学ぶべきことは多いですよね。ただ最近のブータン・ブームもしかりですが、カルトQ的な、どれだけ“知っているか”に価値を置き過ぎているような気もしています。頭でっかちな日本人は、どうしても「知っていること」がスゴイことであって、それがゆえ、大切な面を見逃してしまうように思えてなりません。mixiのブータン関連をのぞくと、知識の自慢大会のようで、投稿する気が薄れます。知識でなく、感じたことを大切にできるといいのになぁと、思います。ブータンについても、それほど特別扱いしなくていいのになって感じます。色んな面でユニークで魅力がありますが、ブータンにいたり、住んだりすると何かが変わるとか、そんなんではなくって、色んなことに気づかされるということだと思います。結局は自分というベースがどうあるかであって、ブータン人が優しくしてくれるので、それにフアフアしちゃっているのはもったいないし、ブータン人と関わることで、彼らの持つ魅力で感じたことを、今度は自分が周りに与えていければ、本当にブータンやチベット文化圏の彼らと良い関係を築くことになるんじゃないかないぁと思います。うわべだけな感じとか、自分さえよければいいとか、利益になることだけ夢中になるとか、そんなんではなくって、本当にブータンの無邪気さとか、利他心とか、落ち着きとか、オープンマインドとか、そんなことを感じられたら、ブータンと本当に素敵な関わりができているんじゃないかな、と勝手に思っています。
(写真:親バカ最高!)

2012年5月1日

ご命日に


今日は建国の父と言われるシャブドゥンの命日で各地で法要が行われました。仏教的に意味が深い日に、良いことをすれば、それが何倍のもなり、悪いことをすれば、それも何倍の意味にもなるそうです。ブータンの仏教は都合が良いなぁと感じることがありますね。経典が入ったマニ車は一回転させるとお経を読んだことになるとか、祈りの旗が旗めけば、同じように祈りになります。少し合理的というか、都合がよくって、なんだか可愛らし感じもします。でも、良いことを積極的にしよう、と思うことはいいことですよね。今日、旦那は仕事でプナカ・ゾンへ。王妃にお客様を紹介できたそうです。国王の警備をする親戚によると、最近の多くの問題に、国王はお怒り気味だそう。今月20日頃から確か「肉なし月」に入りますが、その前は肉屋がラッシュでみんな買い込みはしますが。中には本当に食べないという人もいるし、食べる量も少なくなり、日頃、命を戴くということを忘れがちなので、戒めとして良いことじゃないかなって感じます。先日、初めてブータンのお魚をいただきました。釣りのライセンスを持つ人が、近くの川から釣ってきて、スープでいただきました。やっぱり泥臭かった・・・。ブータンに来て、周りで殺生をする人が初めてだったので、味よりも、そっちに少し驚きました。義弟は生涯に渡って「肉・魚・卵を食べることを断つ」とデチェンポダンに行って誓う予定でしたが、色々邪魔が入りました。まずは私。熱がでました。そしてお母さんから連絡があり、「もし、知らず料理に入っている肉を食べてしまった場合、即死するから。その行はしてはダメ」と。昨日は肉が最後だからと、いっぱい食べていましたが無意味になりました。仏教的に菜食にするなら、僧侶になればいいのに、と勧めると、それは絶対嫌だそうで、可愛い子をテレビいで探しています。彼は過去に動物を2匹殺したことがあり、それをとても悔いていて、毎日お経を唱えています。今日は具合がイマイチだというのに、それを聞きつけ、ブータン人のママ友ら4人の来客が・・・。病気の時には放っておいて欲しい気もしますが、気持ちですね。義妹・義弟がお客さんにおもてなしをしてくれ、助かりました。昨日は大家さんのお婆ちゃんの容態がよくなく、「意識が今あって呼んでいる」というので、言ってみると、息絶え絶えで「もう死ぬようなきがする」と。泣きそうになりましたが、大家さんの行が終わるまでは、とにかく頑張って生きて欲しい。昨日はそんなことを考えて寝たら、頭がパンパンになって、自分が具合悪くなりました。大家さんがもし間に合わなかったら…、と余計なお世話で連絡したい気もしますが、何万回と五体投地する行を完成させることが、大家さんにとっても、お婆ちゃんにとっても良いことなんだと、言い聞かせて寝てます。
(写真:家から西の眺め。朝は良い天気ですが、午後には風が強くふきます。)