2012年5月20日

お金があると無くすもの


たまにブログの存在を忘れます。商売繁盛ってことですね。ブータンの旅は値段が高くつくので、1生に1回のブータン旅行になるかもしれないと思います。最初で最後、と思うと、自分で言うのは変だけど、ものすごく丁寧にお客さんに対応したいと思っているので、どんな要望であっても、出来る限りやりたいですね。そんなにお客さんが来ている訳ではないんだけど、一投入魂という感じです。
今日から「肉なし月」が始まりました。肉屋は閉まっています。昨日までに皆、ストックしようと肉を買っているので、実際は食べるので意味がないと思うかもしれないけど、いつもよりは断然、減ってしまうし、こうして肉を食べられることを考えることになるので、少しは意味があるのかなぁと思いますね。モモ(チベット餃子)のお店では、肉の入るものは提供できないと、一応、貼り紙していますが…。
昨日は雨が結構降り、最近は雨が多いので、雨期に突入したかなぁとも思えます。旦那は昨晩、ロイヤルがメインのdinnerでパロに居ましたが、帰りの道が雨によって石が落ち、道路が封鎖されたそうです。しかし、ラッキーにロイヤルが一緒だったので、インドの軍隊がすぐにやってきて、石をどけてくれたとか。さすが()。シュワリンというホテルのdinnerもロイヤルが絡むと全部、タダだったそうです。ラッキーですね。
この国は権力社会で、お金持ちの人は偉ぶっていて、品がないなって感じますが、どうしてそうなのか、わかりました。日本のロイヤルと違って、この国は王制が出来、わずか100年。王制の走りも、力とお金がある豪族が占めてきて、国が成り立っているんですね。わずかな歴史でもあるので、未だその豪族の名残りが土地を占め、価格を吊り上げ、お金持ちは偉い人、という構造になっているからなんですね。そういう人は威張りますので、なぜかその家族、奥さんが同じような振る舞いで、偉くなったと勘違いし、人間の品がないんだとわかりました。上下関係の激しい権力社会は、決して良い国だとは思えませんが、この国は上下の下の方々が、心がとても豊かなので、救われるんですね。
さてさて、今年も不要になった靴を必要な方へ贈るプロジェクトがあります。65日に集めますので、日本からご協力いただける場合、526日まで日本を発送して下さい。申し訳ありませんが送料はご負担下さい(結構、掛かります)。また、靴と一緒にご不要になった服やタオルなどありましたら同封下さい。お世話する人のいない病棟等にお持ちします。
送り先
BHUTAN RETREAT  
PO Box 1534, Thimphu, BHUTAN
Tel:+975-2-327841
Mobile:+975-1749-1531

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