2012年5月3日

どう関わるか

先日、日本人のお友達が遊びに来た時、テンちゃんはお昼寝中で「昼寝から起きる時にテンちゃんはあんまり泣かない」なんて話をしていたら、寝室で音が・・・。急いでドアを開けたら、鏡台を開けて、メイクアップの最中でした。ほっぺにファンデーションをベタベタと。将来はオカマちゃんかな。友人と「子どもは可愛い、可愛くて仕方ない」と親バカなこと話してましたが、これほど可愛く思えるのは、やはり高齢出産が故なのか、それとも大勢の育児なので、余裕があるからなのでしょうか。
前から少し不思議だなぁと感じていたのですが、ブータンやチベット、ラダックなどチベット文化圏が好きな人って多いですよね。たぶん、自然や文化を大切にして残っていたり、チベット仏教を尊んでいたり、理由は多々あると思います。でも、なんといっても最大の魅力は“人”なんだと思います。日本を始めとする先進国は、ギスギスでストレスいっぱいで、彼らの生き様に癒されているんだと思います。もちろん問題もあるでしょうが、彼らの生き方に学ぶべきことは多いですよね。ただ最近のブータン・ブームもしかりですが、カルトQ的な、どれだけ“知っているか”に価値を置き過ぎているような気もしています。頭でっかちな日本人は、どうしても「知っていること」がスゴイことであって、それがゆえ、大切な面を見逃してしまうように思えてなりません。mixiのブータン関連をのぞくと、知識の自慢大会のようで、投稿する気が薄れます。知識でなく、感じたことを大切にできるといいのになぁと、思います。ブータンについても、それほど特別扱いしなくていいのになって感じます。色んな面でユニークで魅力がありますが、ブータンにいたり、住んだりすると何かが変わるとか、そんなんではなくって、色んなことに気づかされるということだと思います。結局は自分というベースがどうあるかであって、ブータン人が優しくしてくれるので、それにフアフアしちゃっているのはもったいないし、ブータン人と関わることで、彼らの持つ魅力で感じたことを、今度は自分が周りに与えていければ、本当にブータンやチベット文化圏の彼らと良い関係を築くことになるんじゃないかないぁと思います。うわべだけな感じとか、自分さえよければいいとか、利益になることだけ夢中になるとか、そんなんではなくって、本当にブータンの無邪気さとか、利他心とか、落ち着きとか、オープンマインドとか、そんなことを感じられたら、ブータンと本当に素敵な関わりができているんじゃないかな、と勝手に思っています。
(写真:親バカ最高!)

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