2008年11月28日

ヨガは禁止だそう

マレーシアではイスラム教徒にとってヨガは有害だとされ「ヨガは禁止」と新聞に載っていました。ヨガを宗教活動として捉えた見解でしょうね。昨日はインドでテロが起き、バンコクでは非常事態宣言が出されています。テロでは、また、かなりの被害者が出てしまいました。彼が来年、日本に来る時にバンコク経由にするかインド経由にするか迷った上、インドにしたのですが、どっちにしろ心配ですね。まだ少し先なので事態が治まるといいのですが・・・。NYではアルカイダへの警戒が出されたそうで。世界では宗教や思想の違いを力で押さえつけようと、破壊的な出来事がたくさん起きています。日本やブータンは安全な国ですね。今思うとオウムは本当に非常事態だったんですよね。サリンが撒かれた日、丸の内はサイレンが鳴り止みませんでした。あの時以来、家族とは口を聞くこともできず、痛みに苦しんでいる人が今もいます。つい何ヶ月か前、松本サリンの被害者である河野さんの奥様が亡くなりました。河野さんは犯人と疑われ報道もされた方ですが、あの方は思慮深く、素晴らしい方だと思います。彼は麻原もオウム実行犯も恨まず、恨むという無駄なエネルギーで自分の限りある人生を無意味にしたくない、と言っています。あんな状況で人を恨まずにいれる河野さんのお考え、その源が何なのか、ご著書を読んで知りたいと思っています。
今週末、チベット関連のイベントがあります。NYのお坊さんのお話、平和を歌うミュージシャン原田真二、そしてキャンドルアートのJUNEくんのコラボです。キャンドルJUNEくんは最初にお会いした時、驚きました。耳には大きな骨のようなピアス、そして服でおわれてない部分に見えるすごいタトゥ。しかし、彼の作品は繊細で、美と悲しみが混ざり合った彼の世界観が表現され、流行のキャンドルとは明らかに違っています。タトゥはカッコつけの意味合いというより、身体に自分の意思を刻んでいっているんですね。大切なことや忘れたくないことや、様々な世界の出来事に対する自己決意だそうです。前にお仕事で関わった時、とてもちゃんされていて、見た目と落ち着きのギャップに驚いたものでした。イベントは今週末です。無料ですので、ご都合ついたら
ぜひ、どうぞ。

2008年11月26日

歯科でウルル

ブータンに行く前に治せるところは治しておこうと歯科に通いました。今日で治療がすべて終了しホッとしています。あまりの痛さに涙がちょちょぎれる思いもしましたが、それとは別の意味で今日の帰り、ウルっときました。治療は全部で5回、前回の帰り際、受付のおば様が私にすごく興味があると。「どんなお仕事しているの?」といった感じでした。受付は忙しい業務で先生に嫌味を言われたり、ストレスたまる仕事だなぁと見ていました。その気晴らしかわかりませんが、私は映画やブータンのことを少しお話しました。今日も相変わらずな慌しい中、治療費を払い、最後にお礼を言って帰ろうかという時、「あなたはとても真っ直ぐな感じで、すごく優しい人だと思うの・・・」と。彼女とは今まで予約や支払いで関わっただけなのですが、なぜか私はウルってきました。よくわかんないけどエールを送ってもらった気分になりました。私は最初に彼女に会った時、なぜか初めてではないような知り合いだったような感じがしていました。過去にご縁があった方なのかもしれませんね。
ブータンでのGNHの会議は終了したそうです。どんなだったんでしょうね。楽しみです。私の大好きな北山耕平氏のブログに「どうすれば幸福になれるのか」10項目が載っていました。楽しいのでシェアしちゃいます。

2008年11月24日

神話

「世界ふしぎ発見!」は私の好きな番組です。先日は日本の起源についてやっていました。私は高校の時、友人に「卑弥呼に似てるね」と言われたことがあります。卑弥呼の顔を知ってるんだろうか・・・と思ったものでした。皆それぞれ卑弥呼については勝手なイメージをもってるのでしょうね。卑弥呼は巫女の元祖と私は勝手に思っていますが、シャーマン(霊的)な能力を持っていたことは、きっと事実なんだろうと思います。秀でる力を持っていたからこそ、人々が支持し邪馬台国を作り上げることができたのだと思います。私のあだ名はミコなので、巫女との関係もあって友人は似てると思ったのかもしれませんね。記紀を真剣に読めばわかるのかもしれませんが、日本の起源については色々な説があり、どれも面白いですね。神話は記述ではなく伝述だったりするのでウソと思う人もいるかもしれませんが、卑弥呼については中国の文献「魏志倭人伝」の記述が真実の証となるでしょう。日本人の信仰の原点である神社にはたくさんの“神話”がありますね。信仰の対象となる神々が“神話”になって語られていますが、おとぎ話の類と思われがちだけど、真実であったり真実に近い話が神話になっているので、これらをひも解くと古代の謎が解けていきますね。“神話”が楽しいのは、人間や文化、宇宙などの起源を超自然的なものとして捉え、神聖な真実として礎となり、何千年も前のことが、今もなお私たちに綿々と受け継がれ、生き続けているということでしょう。これだけ進んだ世の中になっても説明ができないようなことっていっぱいあるけど、神話を用いれば真実として説明できますね。アマテラスについては色んな説がありますが、卑弥呼だったという説に興味があります。霊力があった実存する人間を神格化することはあると思います。この説だと伊勢神宮の内宮(写真)は天照大神=卑弥呼を祀っていることになります。外宮は卑弥呼のあとを継いで大和朝廷の礎を築いたトヨである説があります。トヨは元伊勢といわれる籠神社から移ったそうです。卑弥呼(天照大神)は太陽神で、トヨ(豊受大神宮)は月神です。日本の初めは女性の王が国を築き上げたと考えるとワクワクしますね。昨日は勤労感謝の日でしたが、元々は新嘗祭(収穫に感謝)する神事です。天文学的に卑弥呼の時代にも皆既日食があったとわかっていますが、この時代の人々は日食をかなり恐れたことでしょう。私はブータンに行って時間ができたら、日本の神話をたくさん読みたいと思っています。超自然的なことに対する畏敬はチベット仏教を土台に土着信仰も合わさったブータン仏教に共通するものがあるんじゃないかなぁと思っています。ちょっとマニアックですね。今日、ブータンではGNHの国際会議が行われているので報告を楽しみにしています。

2008年11月22日

魂の自由

私は他と感覚が違うなぁと感じることが多々あります。驚かれることがあったりすると、自分で変テコリンなのかなぁと思ったりします。これを不安になったりはしないけど、私って変テコ過ぎかなぁ・・・て思って考えることがあります。そんな時に“魂は自由”と思うと、ふと力が抜けてラクになります。私は生れてからずっと今住んでいる家に住んでいます。長年住んでいるにも関わらず、家に居て落ち着くことはなく、なぜかこの場は“仮”という気持ちが強くあって、私の居場所がここではないと感じていました。こんな話しをすると、同じような感覚がある友達もいます。そんな感覚もあって、ブータンに行くことが楽しみでもあるのです。
写真はハワイ島にあるチベット寺院です。私はこの聖地がとても気に入っています。空気がキラキラ光っているのが見える素敵な場所で、行くたびにふるさとに戻った感覚になります。魂がしっくり行く場ってあるんでしょうね。

2008年11月20日

末っ子な香り

この間の週末に中学校の同級生と会いました。かなり楽しいひとときでした。前にデート話を書いたので、相手は誰か・・・なんて話にもなりましたが、当たらなかったので上手くやってたんですね。そんな話の中、またまた思い出してしまいました。中学1年の時、夏休みの宿題を中3の先輩にやってもらっていました。夏休みの宿題が大嫌いで、それはみんな同じだと思いますが、であれば、早く済ませればいいのに、ぎりぎりまで延ばす作戦を取っていたので、毎年夏休みの終わりが近づくと憂鬱で、磯野カツオの心境になるのです。学生時代が終って社会人になっても、8月の終わりが近づくとドキドキするのです。これは一生変わらないと思います。それほど夏の終わりが嫌でした。人に宿題をやらせるとは・・・、悪知恵はよく働いていたんですね。私はどちらかと言えば甘え上手な方です。末っ子のせいでしょうか。私は大抵、末っ子なのか、長女・長男なのか兄弟・姉妹の位置がわかります。末っ子は末っ子特有な香りがしてくるので、すぐにわかります。どちらかと言えば人生を謳歌しているタイプですね。上が親に怒られたりするのを見ているので、どうすれば怒られずに済むか、どうすれば上手く世間を渡れるか習得しているので、とても要領がいいですね。長女・長男は責任感が強く、まじめな方が多いように思います。まっ、これはあくまでも私の私見です。中学校の頃は私は大人びていたそうですよ。自分では必死ながらも楽しく生きていたのですが、姉が2人いる影響があって、周りからは少し浮き、大人びた感じだったのでしょう。前に私があまり良くない方の子だったと書いたら、スカートが長かったかと聞かれましたが、私の時代は短かくする走りだったんですね。中3の修学旅行にバッチリ短いスカートで行ったら先生に注意されたのを記憶しています。短いスカート一番乗りで上水中に歴史を作りましたよ。

2008年11月19日

先進国とは

現代ブータンの本を読んでいると考えさせられることが多くあります。環境副大臣がテレビで国民に向け「我が王国は環境先進国である」と宣言したそうです。経済発展をしていないことを逆手に、環境が守られていることを「国の良さ」として国民に認識させているんですね。ブータンという国は、国民に誇りを持たせるのがとても上手だなぁと感じます。国王が仰っているので支持している人もいるかもしれませんが、GNHを語る彼らは自信に満ち溢れています。ブータンのテレビは1局で、他チャンネルは海外情報が流れています。ブータンテレビ局での宣伝は絶大でしょう。環境と伝統文化の保護をGNHと相まって認識させ、それを誇りにする国民のプライドは、見ていると気持ちよくなる程です。
今日、ふと彼が来日したら、日本をどう思うだろうかと想像してみました。ブータンと日本の違いは圧倒的に緑の量でしょう。ブータンを旅していると目に飛びこんでくるのは、みどり・ミドリ・緑です。日本では緑はたまに登場し、直線的な構造物がほとんどですね。人間は直線的なものより、自然のような曲線の方が受け入れやすいかなぁと思います。人間自身が全てのパーツは曲線がほとんどで直線はないのでね。今年制定されてブータン憲法では国土の60%が森林で覆われていなければならないそうです。いまは70%を超えていて木を1本切るのにお国の許可が必要だそうなので、こういった意味でもブータンは“先進国”ですね。

2008年11月18日

ご縁とはなにをいうのか

ここのところ仕事もプライベートもやや忙しくしております。先ほどTVKのニュースでやっていた情報です。偶然に見たニュースにご縁があるのかは分かりませんが、私の出来ることを考えました。
神奈川県在住の中澤聡太郎ちゃん(1歳3ヶ月)は重い心臓病のため、米国での移植手術を望んでいます。募金で9千万円近くが集まっているようですが、あと7千万円が足りません。心臓の状態から今年の12月初旬には渡米しなければならずタイムリミットまでは2週間です。横浜近辺が中心ですが募金箱も設置してあるそうです。聡太郎ちゃんが、楽しいクリスマスを迎えられますように。

2008年11月12日

とってもブータン

行くことになったせいなのか、わからないけど、ブータンがらみの話題が舞い込んでくるようになりました。最近は雑誌やテレビで取り上げられるようになったこともあるでしょうし、今年がブータンにとって特別な年というのも、その理由でしょうか・・・。新国王への戴冠式がつい先日行われ、今年の3月には選挙が行われ、絶対君主制から立憲君主制になり、今年はブータンの歴史が塗り替わる特別な年なんですね。そんな時期にブータンとのご縁を持つことになり、不思議な感じがしています。ブータンのことをもっと知りたいと思った方におススメするのは「現代ブータンを知るための60章」です。前国王時代の内容ではありますが、お国事情がとてもよくわかりますし、著者のニュートラルな感性がイイですね。ブータンではたくさんマツタケが取れるそうで、ブータン人は食べないので、移住した折には日本へ輸出し、マツタケ御殿でも建てるか・・・と、たくらみましたが、この本を読み断念しました。マツタケのピークは7月なので、夏の日本では売れませんしね。
ダライ・ラマ法王がインドへ亡命後、ブータンはすぐに支持する国をインドに決め、中国との通商をたったそうです。ブータンにはいま、1,500人の亡命チベット人が住んでいます。日本に80人位います。ブータンには思った以上にチベタンが居るとわかり、ブータンへ行くことが、より一層楽しみになってきました。仲間がいるようで嬉しいです。本の中で他に印象的だったのは、JICAの農業専門家によれば「ブータンで日本の10分の1でも農薬を使えば、食料自給率は100%になる、しかし、宗教上の理由から農民は虫を殺すのを嫌がる」そうです。また1999年に衛星テレビとインターネットを解禁させた第4代国王は「情報の量と欲望は比例する」とのご発言。極端な近代化にならないよう、国王をはじめとするリーダー達は、智慧をもって国民を見守っているんですね。日本の政治家の皆さん、互いの欠点を突き合ってる場合じゃありませんよ。

2008年11月10日

ルネッサンス

先日、テレビでカナダのクィーン・シャーロット島に住んでいたハイダ族についての番組をやっていました。ハイダ族は 1 万年前からこの島に住んでいたとそうですが、 18 世紀に始まったヨーロッパ人の入植で、伝染病が流行り人口が激減したそうです。ハイダ族にとって魂の象徴とも言えるトーテムポールを入植者は乱暴に切り刻み、世界中の博物館などに売ってしまったそうです。世界遺産に登録される村では散らばってしまった先祖の魂を取り戻し、トーテムポールを大切に、消えかかった文化の復興に力をいれています。儀式での歌を聴いていると私は不思議と涙が出てきました。ハイダ族は日本人と同じ血を持っているので、魂が震える感覚が同じなのかもしれませんね。ちょっと小さいですが、上の図は遺伝子解析で見た「人類の移動と民族の分化」です。東アフリカで人類は起こり、中央アジアへ渡り、世界中に拡って行ったという仮説が多いですね。こうみるとチベットやブータンの人は日本人の元となる同じ種から分かれていっていますね。だからブータン人は日本人は顔が似てるんですね。中国には同じ種と別の種が入っているから、中国人よりもブータン人の方が顔が似ているんでしょうね。
ブータンの予備知識を読んでいますが、暴動やクーデターの心配はないけど、若い子で悪い子がいるので注意とありました。観光により西洋人が入ってきて、大麻を若い子達に教えたそうです。大麻はブータンでは、野草でそこいらにありますので、まったく余計なことをしてくれますね。日本神道でも仏教でも大麻は使われ大切なものでもありますが、それとは意味が違います。最近、日本でも大麻があちこちで騒がれていますね。常習性はないそうです。ただ、大麻と精神病の発病率が高いそうなので、やはり怖いですね。

2008年11月8日

こころからのお祝い

ブータンは国を挙げてのお祝いの最中です。そのせいか、どうやらネットや電話の繋がりがいまいちのようですね。彼もとても忙しくしているとのこと。王様には会えたかなぁ。ニュースでは国民が並んで“カタ”という白い布を新王に差し上げるシーンがテレビでやっていました。カタを渡すことは、自分の心からの敬意を表すという挨拶の印で、白は純粋な気持ちだそうです。ダライ・ラマ法王もこのカタを多くから受け、それに法王が加持し、相手にお返していました。ブータンもチベット仏教なので、慣習は同じなんですね。いま、ブータンの予備知識としてJICAの資料を読んでいます。ちょっと古い情報ですが、色々と面白い発見があります。公務員の有給休暇は年間40日とあります。日本の倍ですね。日本では有休を使うのに遠慮し、使わない人もいるようです。前職で私は毎年20日間使い切っていましたよ。番犬として犬を飼っているところもあるそうですが、放し飼いなので番犬の意味がない、とあります。ほんとそうですね。社交の項目には、ブータン人は話好きで時間はあまり気にしない、とありました。時間よりもお話を大切にするようですよ。彼を見てると、つくづくそう感じます。私はいま、どうしてブータン人と顔が似ているのかを探っているところです。

2008年11月6日

全てを吹き飛ばす笑顔

今日は待ちに待ったダライ・ラマ法王の講演会がありました。来日後のテレビ取材や記者会見ではチベット問題がメインでしたので、法王はとても厳しい表情をされ、その言葉の陰に「どうにか手を貸して欲しい」という懇願の思いが、ひしひしと伝わってきました。それに対して効果的な対策を講じられず、多くの人が、もどかしさを感じていたでしょう。チベットがそんな状況にも関わらず、さすが法王さまです。心に平和をつくることが出来るから、あんなに明るく可愛らしく居られ、お話を聞きにきた皆の心さえも、同じ思いにさせることができるんですね。今日のお話で印象的だったのは、あるネガティブな感情が浮かんだ時の対処として、まったく逆の感情を育むことだと仰っていました。仏教の根本真理である因果(原因があり、結果がある)を根底に物事をよく検証し、正しい判断を下すことが大切だとも仰っていました。いきなりの登場でびっくりさせた石井慧選手の悩みに対しても、状況をよく調べよく考えて自分自身で結果を出すことが大切だと仰っていました。言葉を忘れないように小さいノートに懸命にメモしてたそうですよ。かわいいですね。今日もミーハー心が湧いてしまい、石井選手とがっちり握手してきました。力強さになぜか私もやる気が出てきました。

2008年11月4日

重要な時

ブータンはいま、とても大切なことをしています。2006年に私の好きな第4代国王から第5代のワンチュク国王になり、つい先日11月1日に即位式が行われました。僧侶による占いで、この時期を決めたそうです。その模様をぜひ見てください。私はこの国王を見ると、“元気ですかぁ~?123ダー!”の猪木を連想してしまいます。お父様とはあまり似ていませんが、28歳のプリンスもとてもステキですよ。6日からは戴冠式が行われるそうですが、どんなものでしょう。これにより17日くらいまでオフィスはクローズになるので、私のビザの手続きなどで彼はとても忙しくしているようです。戴冠式やブータン国民の反応など、彼からの情報を楽しみに待っています。

2008年11月3日

人生最良の日

今日、人生初の追っかけをしました。ダライ・ラマ法王はすれ違う全ての人の幸せを祈るよう、微笑まれ握手をしてくださいました。とても柔らかな手をされていました。駐車場の外でも待機してチベット国旗をふっていると、窓を開けて、のぞき込むように手を振ってくださいました。今日の記者会見では、チベット人の中でも法王の対話路線に批判が出ていることを承知している、と仰っていました。対話以外にどんな方法があるのでしょうか。それでも対話が重要なのだと私は思います。チベットの若い人達が、この選択をしてくれるのだと、法王も信じていると思います。中国とチベットの真の対話が実現するよう、支援するのが我々の役目なのだと感じます。

2008年11月2日

私の財産

中学時代のお友達にお祝いしてもらいました。もう20年以上も前のことなので覚えていたり、覚えていなかったりと記憶はかなり曖昧でした。言われて色々と思い出しましたが、私はかなりイタズラっ子だったようですよ。言葉を変えれば不良!?でしょうか。先生を泣かせたり、お友達の椅子に画鋲を埋めこんだり、没収された花札を職員室に盗みに入ったり。学校をサボって原宿に行ったり、不登校の友人宅で夜中まで遊んだりしていたのも思い出しました。部活をサボって小さなバーガーショップに立ち寄り、中学生のくせにツケばかりしていたら、お店はつぶれてしまいました。そこで彼氏とデートしていたらしいのですが、そのことはまったく思い出せず・・・。中学で勉強はほとんどしませんでしたね。テストの前にすいた遊園地に行って、学生本分、自覚ゼロでした。勉強できる精神状態でなかったです。なので普通に勉強できる友達が羨ましくも思ったりしていました。そんな感じでしたが先生は出来の悪い生徒を心配してくれて、一番最初に推薦枠で高校を決めてきてくれたり、放課後に呼び出されて時も「おまえは本当に良い子だ」と何度も言ってくれ、私の味方をしてくれました。なので、私は救われましたね。今思えばすべてカワイイもんですが、問題を起こす子は100%家庭に問題ありでしたね。楽しくもつらくもあった中学時代でしたが、みんなと一緒に過ごした3年間は私にとって財産です。はなむけとしてマーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本『たいせつなこと』をいただきました。読みながら泣きそうな気分になっています。ありがとう!彼が来日し会うことになったら、若い頃は不良だったことは内緒でよろしく。