2008年11月8日

こころからのお祝い

ブータンは国を挙げてのお祝いの最中です。そのせいか、どうやらネットや電話の繋がりがいまいちのようですね。彼もとても忙しくしているとのこと。王様には会えたかなぁ。ニュースでは国民が並んで“カタ”という白い布を新王に差し上げるシーンがテレビでやっていました。カタを渡すことは、自分の心からの敬意を表すという挨拶の印で、白は純粋な気持ちだそうです。ダライ・ラマ法王もこのカタを多くから受け、それに法王が加持し、相手にお返していました。ブータンもチベット仏教なので、慣習は同じなんですね。いま、ブータンの予備知識としてJICAの資料を読んでいます。ちょっと古い情報ですが、色々と面白い発見があります。公務員の有給休暇は年間40日とあります。日本の倍ですね。日本では有休を使うのに遠慮し、使わない人もいるようです。前職で私は毎年20日間使い切っていましたよ。番犬として犬を飼っているところもあるそうですが、放し飼いなので番犬の意味がない、とあります。ほんとそうですね。社交の項目には、ブータン人は話好きで時間はあまり気にしない、とありました。時間よりもお話を大切にするようですよ。彼を見てると、つくづくそう感じます。私はいま、どうしてブータン人と顔が似ているのかを探っているところです。

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