2011年12月12日

未来は・・・

ここ最近はネットが繋がらず、銀行なども全部ダウンして大変でした。繋がったり切れたりはストレスになるので、パソコンから遠のきました。さて、ティンプーの北はとても好きな場所で先日タシさんとドライブに行きました。黄葉が進み、とてもきれいで、少し奥まった静かな所にあるワンチュクリゾートに寄ると、静かどころではなく、警察がぞろぞろ。ウェディングパーティをしていていました。有名歌手が歌っていたので、しばらく聴き、トイレを拝借しました。大臣も大勢いて、私たちは民族衣装を着てなかったので陰で見てましたが、民族衣装だったらドサクサにまぎれ、ご馳走にありつけたのに・・・と、2人同じことを。200人くらいはいたでしょうね。昔は結婚披露宴はなかったそうで、益々、貧富の差が拡がるブータンを垣間見た気がします。首都と首都以外では、世界が違うと思える状況になってますね。日本のような相続税が掛からないので、土地持ちの豪族はバブルにのって、益々リッチに、そうでない人は貧乏なままです。妹とそんな話をして、「どっちがいい」と聞けば、もちろん「リッチ!」と応えましたが、「この国は貧しい人がいっぱいいるのに、自分だけ幸せになれば良いの?」と聞いてみたら、「やっぱりリッチだと、益々リッチになることやスタイルばかり考えるようになるから、このままでいい」と。可愛い妹です。ブータン人の中には、GNHは形だけで国にうまいこと騙されていると考える人もいますが、基本的には心に重きを置く人が多いと思います。ただ、今の若者は真からの仏教徒ではなくなりつつあります。情報化社会で育った彼らは、仏教の教えを基本として生きるのではなく、自分の欲望を満たすことに傾きかけているのは確かですね。先日の統一試験前に学校にテストを盗みに入ったグループは、管理人の頭蓋骨が骨折するまで殴りました。手術で一命はとりとめたものの、場合によっては死に至ったかもしれません。蚊さえ殺さない、殺生絶対禁のこの国で、テストを良い点数にしたいがために、盗みに入り集団暴行をした事件に国民はかなりショックを受けているようです。その後、他の学校でも類似のことがあったり、先日は警官と言い合いになり20人以上の若者が3人の警官を暴行し、2人は危険な状況にあります。幸せの国で、心の豊かさ、自由度が日本よりも高い分、欲が出ると歯止めが効かないような気がしますね。情報化社会は真の仏教徒を作り出せなくなる可能性があるように思います。国王や政府は外へのアピールは充分出来たと思うので、ブータンの今の問題について、何か策を打たないといけませんね。

日本と違うな、と感じるのは恋愛についてです。結婚していても他と付き合ったりする率が断然高いですね。自由恋愛の度を超えた感じです。日本の場合は「不倫」として隠しているから分からにのかもしれませんし、ブータンの場合は人口が少ないので、噂話で情報が入って来るから率が高いと感じるのかもしれませんが、周りにとにかく多いです。元々、重婚OKだし、一夫多妻とその逆もありなので、ベースの違いがあるかもしれませんね。ちなみに既に結婚していて、更に他と結婚する場合、黙っていることが多いので後で問題になります。日本がブータン人と付き合う場合は、そういったベースの国だと思っていた方がいいですね。日本人も重婚の家があったり、妻子があるのを知ってか知らずか付き合っている人もいます。日本人はお金がある、またはお金を作り出せる能力があるため、それを期待し結婚したり、付き合ったりして、他の妻子を養うために日本人との結婚をしている人もいます。たぶん、日本の人が考えているより、ブータン人はかなりしたたかです。それと男性は付き合って、子どもが出来ると逃げる、またはお金を支払って別れる人も多く、残念なことに大家さんのところのご家族も、2年以上付き合い、子どもが出来たら男性は逃げ腰で、また父親のいない子どもを産むことになりそうです。でも、赤ちゃんはすごく大切にするので、その点では少しホッとしています。

来週には義弟を連れ、里帰りします。弟のビザのリミットである3ヶ月間いますので、良かったら、遊びに来て下さい。弟は今時の若者とは違い、仏教をとても大切にして、なるべく良く生きようとしているのが分かります。成人までか成人近くになる程度まで田舎で育った人は本当に心が優しく豊かです。青年期に首都で育った人は、欲望の塊だったり、欲望のコントロールが出来ない人が多くいるので、かなり注意が必要です。弟は1年少し前まで、電気のない暮らしをしていたので、首都ティンプーを「大都会」と言っていますので、東京をどう感じるでしょうか。素朴な疑問で「昼ごはん・夜ごはんは立って食べるのか、座って食べるのか」と聞かれ、笑ってしまいました。しかも、なぜ朝ごはんは入らないのか…。きっと、テレビで立食パーティの模様でも見たのかと想像します。
 (写真:2歳になりました。幸せすぎる2年、妊娠中を入れるともっとか…)


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