2009年4月6日

してやられました

昨日も具合が悪いと妹が寝ていました。本人は貧血と言っています。栄養が絶対的に足りないと思い、蜂蜜入りのロイヤルミルクティを飲ませようとしましたが、吐きそうで飲めないと言ってます。完璧なる虚弱体質で、養命酒が必要でしょう。行こうと思っていた市場はやめ、とにかくフラフラが取れるまでは寝た方が良いよと、取りあえず寝かせていました。3時過ぎ起きだし、市場に行こうというのでタクシーで行くことにしました。妹はとっととお買い物を済ませたい様子で、野菜に全く興味がないのか、もしや具合が悪いのを我慢しているのかと思って、必要最低限の食材を購入し帰ろうとしました。“シスター、向こうのお店に行ったことある?”と川向うの露店を教えてくれました。行ったことないよ、と応えると連れていってあげる、と具合が悪いのを押して連れていってもらいました。ブータンの衣装や仏具、洋服などがたくさん並んでいました。“シスターのキラを探してあげる”というので、私は露店の相場がいくらくらいなのかをチェックし、エンポリオ(国営店)で見た同じ物が1/5の価格で売っていると発見して喜んでいると、妹はジーンズを試着しているではありませんか。私は知らん顔をして、その場から去ろうとすると、“シスター、プリーズ”と。あんた具合が悪いんじゃないの…と私の心配をよそに、またワナにひっかかっちゃいました。何か買って上げるときは必ずタシさんに聞かないとダメだから・・・と言うと、“お兄ちゃんには内緒でお願い”と懇願するではありませんか…。具合が悪いところ無理して付いてきてもらったので、もう、しょうがないなぁ…とブラックジーンズをご購入です。タシさんが言った“妹には要注意”の意味がわかってきました。
(写真:民族衣装にバイクが面白い)

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