2010年11月30日

なして?

テンちゃん、今日はご飯の量が少なかったのか、食べ終わった後に吠えていたので、おかゆではなく私が食べていた、普通のごはんをあげたら、パクパク食べていました。歯も生えてきたし、もう、ぐにゃぐにゃの離乳食でなくて、普通に近いものが食べられるのかもしれませんね。歯磨きは嫌がらないので助かりますが、母子手帳に親の歯磨きを見せるとイイと書いてあったので、やってみせたら、もう大喜びで、いつもの倍くらい入念に磨き、そろそろペッとしに行こうとしたら…。なんとテンちゃん大泣き。しかも涙をながして。えっ~、テンちゃんの涙って滅多に見ないけど、こんなことで泣くのぉ…と、頭の中にハテナマークが浮かびましたよ。今日は産後のカウンセリングを受けてきました。産後は妊婦の時に出ていたエンドルフィンなどの脳内麻薬、幸せ~と感じる物質など、産んだ途端に色んなものがでなくなるそうです。なので、マタニティーブルーになったり、産後うつになる人も多いそう。私の周りでも何となく前と調子が違う…なんて声も聞かれます。まずは自分でそういう状態、ホルモンの関係でそうなって、ストレスを抱えていると“自覚”することは解決の一歩だそうです。頭は2年くらいは元の状態にならないそうで、それは赤ちゃんを守るために身体の仕組みとしてなっていると聞いたこともあります。ストレス解消には何といっても話すことが一番。なので、みんないっぱいお話しましょう。

姉はヨガの先生をしていて、お母さんと子どものクラスもあって、子どもと接する経験が長く、色んなことを知っています。昨日、“こんなに手が掛からない子は見たことない”と言っていました。やはりテンちゃんは育てるのが楽な子みたいです。そういえば、ブータンの大家さんの甥っ子、テンジンも710ヶ月の時に面倒をみたりしましたが、全然泣かなかったですね。もしや、ブータンの赤ちゃんは泣かないのかなぁ。それとも、共通して大家族で育っているので、いつも守られているという安心感がそうさせているのでしょうか。ブータンに帰ったら、他の赤ちゃんの様子も見たいと思います。

(写真:携帯撮影でボケボケですが、さらしを使ったおんぶ紐を柿渋で染めて作りました。お散歩は紅葉がきれい)

2010年11月26日

ちょいワル

テンちゃんはお風呂でいい湯だな~と歌うと、なぜか大爆笑してくれます。寝ていると、どうしてもクルクルとまわって、側によってくるので、私はキューっと真っ直ぐにねることになるので、寝不足な感じです。昼寝したいのですが、性格なのか、やはり昼寝って出来ませんね。さて、テンちゃんは最近、歯が生えてきました。前に犬歯がのぞいていたのですが、なかなか生えてこなくて、11ヶ月になって前歯が生えました。生え出すと早くて、1日で伸びでタケノコのようです。歯磨きも始めましたが、好きなようで、歯ブラシを持っていくと、アーっと口を開けてくれます。途中から自分で歯ブラシをつかみ、歯磨きの真似をしたりしています。おっぱいもふざけて噛みます。噛む前にニタァ~っと悪い顔をするので、わかります。やってはいけないって分かっているみたいですね。新居にも慣れ、テンちゃんも本格的におむつなしを始めました。オシッコする前に、こっちをみたり、おちんちんをさわったり・・・。合図をしてくれますが、なかなかですね。新居は部屋が狭く、日中はとても暖かいので、おむつなしはやりやすいです。まぁ、どうなるか、お楽しみ。

(写真:新居から。秋の色はすごい。テンちゃん、歯が3本。ちょいワル特集、朝青龍に似てる)





2010年11月18日

還る

寒いですねぇ。紅葉がとてもきれいです。去年は妊婦だったので、そんなに寒く感じませんでしたが、今年は骨身にしみます。なので、夜中にテンちゃんにくっつくとあたたかいので、湯たんぽのようです。おとといは助産院のサロンで、さらしの柿渋染めをやりました。妊婦に必須のさらしですが、これがおんぶ紐や抱っこ紐の代わりになります。重たくないし、嵩張らないし、とても良いアイテムです。使わなくなったら、適当な大きさに切って、手ぬぐいにもなるし、お弁当包みにもなるし、色々な使い方がありますね。2人目のお子さんの時も使えるでしょう。染めるのは簡単で、煮出したり火を使わず、お日様の陽を使います。干すと色がいい具合に変化し、定着していきます。今回のデザインは麦茶の麦を輪ゴムで留め、たくさんのドットを作ってみました。今日、干しているところで、もし、染め具合が足りなければ、もう一度、柿渋に浸し、日に干します。思ったようにはならないかもしれませんが、どうなるか分からないところが面白みでもあります。お2方に教えながら一緒にやりましたが、どんな風になったか、次回お会いするのが楽しみです。
さて、最近は裁判員裁判で重い量刑に裁判員も関わりますね。ニュースで詳しくやっていますが、ちゃんと新聞を読んでいると、途中で気持が悪くなります。新聞やニュースをちゃんと見ようとすると、その後、とても憂鬱になってしまいます。真実を知ることは大切だけど、信じられないような悲しい辛いことが多すぎて、しんどくなってしまいますね。そうすると自己防衛なのか、情報に対して鈍感になろうとして、しだいに感じなくなってしまうことも怖いなぁと思います。情報ってあったらあったでいいところもあるけど、今の情報はほとんど必要ないものや、むしろ弊害の方が多いなって感じます。情報があふれすぎると、それにふれている時間もモッタイナイですね。時間は大切なことにかけ、じっくりと味わいたいです。昨日は映画「げんぴん」をテンちゃんと観て来ました。テンちゃんはスクリーンが大きすぎて映像の存在に気づいてなかったようで、一人でごきげんに遊んでいました。映画については、ぜひ、観に行ってください。自然の出産に人生をかけた吉村正さんと、そこに関わる女性達のドキュメンタリーです。自然に近づけば近づくほど、身体が気持ちいいし、こころも安らかになるのは、人間も自然の一部だからですね。楽しかった出産を思い出し、たくさん涙がでました。

2010年11月12日

Tibet Peace Walk in Japan

チベットのデモは明日です。コキントウが来ましたね。広島ではノーベル平和賞サミットが行われ、今日は天安門事件のリーダーの方が、平和賞を受賞した劉氏に代わって挨拶をしていました。そして、平和賞をとったオバマ大統領もAPECに参加しますので、こんな機会はめったにありませんね。私達にできることは、真の平和のために中国に対してアピールし続けることです。明日は晴れのようですので、ぜひ、ご参加ください。

チベット ピース ウォーク イン ジャパン
経済ばかりに目を向けないで!
忘れないで人権・環境・平和の大切さを!

人権、環境、平和の大切さとチベット問題解決をアピールしながら横浜の街をチベット人達と一緒に歩きませんか?皆さんのご参加をお待ちしております。ご支援、ご協力のほどよろしくお願い致します。

集合:御所山公園(横浜市西区御所山町)高島町駅下車徒歩10分
時間:11:30
開始:12:00
コース:御所山公園→日ノ出町→伊勢佐木町モール→尾上町→市庁舎前→横浜公園(12:50頃)
主催:在日チベット人コミュニティー(TCJ)

*スタート地点の御所山公園ですが、ちょっとわかりにくい場所にあります。
高島町駅の「出入口1」から出て、国道一号線の「戸部七丁目」を住宅街に向かって南に向かいます。このあたりに案内が立つ予定です。住宅街の中を歩いて行くと妙照寺・御所山公園へ右に曲がる道があります。この辺りにも案内が立ちます。高島町駅から歩いて10-15分ぐらいですが、少し時間に余裕を持ってきてください。
(写真:東大寺)

2010年11月11日

教育

昨日は月一回、近くの幼稚園の“種まき市場”に行って、有機野菜や身体に良い物をたくさん買い込みました。市場のおじさんは、子ども達の目をみれば、健康の状態がわかるそうです。輝きが違うのでしょうか。お母さん方にもいろいろアドバイスしくれ、私の前の方は皮膚の感じから、摂った方がいい野菜を教えてもらっていました。私は何を言われるか楽しみにしていたら“良く噛んで食べるように”と。実は最近、食べざかりの高校野球部員みたいな感じで食べていて、それが癖になって、どうしようかと思っていました。ずばりですね。他には“色々思ったって、なるようにしかならないから、考えなくていいよ”と。まるで占い師のようです。そして今日は自然育児友の会で、モンテッソーリ教育者で、世界中で講演をしているジュディオライオンさんとのお茶会に行ってきました。今、富山の宇奈月で、モンテッソーリのトレーナーの養成をしているそうです。お母さん達が熱心に質問していたので、私もフムフムと聞いていました。ブータンの学校はテストが厳しいらしく、日本は学校がたくさんあるので選べるから良いなぁ…なんて思っていました。最後に小さな内からテストを受ける影響について伺ってみると、“ブータンにモンテッソーリの学校が始まったわよ”。あら、びっくり。ブータンは人間はいいけど、教育面でちょっと不安だったので安心しました。子どもは、親の話し方、仕草まで、すべて見て真似するそうです。まだ、テンちゃんは無理だけど、おうちでお手伝いもたくさんさせるといいそうです。やはり家庭が一番大切な場なんですね。お話を伺っていて感じたのは、親自身が幸せでいること、楽しくいること、興味を持って、なるべく豊かに生きることが大切なんだなぁと、思いました。テンちゃんは今日で11ヶ月です。おかげさまで薬を飲むようなこともなく、ものすごく元気に遊んでいます。今日はジャンケンができるようになりました。思っていた以上に赤ちゃんとコミュニケーションが取るので、かわいくて面白い日々です。ここまで人生楽しかったことはないと思えるくらい。

(写真:記念日でもないのに写真館にて。親バカ過ぎ)

2010年11月9日

変革の時


10月からなんとなく、世界も、日本も、私の周りも、ワサワサした感がありました。私個人だけ感じていることかもしれませんが、何か違うのです。そのワサワサに影響されたり、流されたり、折れたりしないよう、大切なことを心の中でひとつひとつ確認し、強い心を持ち続けようとしています。テンちゃんという、絶対に守らなければいけないものがあると冷静になれますね。シフトチェンジって感覚です。さあ、もうすぐAPECが始まり、コキントウが東に、ダライ・ラマ法王が西に、同じ日本にいることになります。だからって何もできる訳ではありませんが、この期に広島ではノーベル賞平和サミットが開催されるのも意味があるように感じます。今回は核兵器について法王様もご意見を述べるようです。

尖閣諸島のことも、日本人は戦争をしようと思っている訳ではないし、中国人みんなを絶対的に嫌っている訳ではなく、可能なら仲良くもしたいのですが、人間としてのマナーや羞恥心とか、そういう面でどうも気が合わないなぁと感じます。これは社会主義と民主主義の違いなのでしょうか…。真の平和を目指すには中国国内で人民によって民主化されれば、いま悲しい出来事も減ってくるように思います。

さて、日曜は久々の遠出でした。といっても新宿ですが、チベサポお仲間の藤田理麻さんの個展を見てきました。独特な世界観ですが、すごく気持ち良くって、あぁわかるって魂が共感しているのを感じました。今日が最終日なので宣伝が遅すぎました。理麻さんに会ってテンちゃんもニコニコでした。その後、新しいお部屋に初めて入り、お友達に手伝ってもらい、お掃除しました。といっても10秒も掛からない程の小さなお部屋です。1人旅をするのは好きですが、いまはテンちゃんと一緒なので、2人だけで暮らすのは、旅のような気分で、自分の頭も整理できそうで、わくわくしています。今週中には荷物の移動ができそうで、テンちゃんがいるので、お引越しものんびり進めています。

(写真:すべり台にどんどんと登ったものの、ちょっと高くて怖いのかな?その後はキャハハハ喜んですべってました)

2010年11月5日

有事ちゃうのぉ?

尖閣諸島の映像、すごかったですね。あっちは死ぬ気であたってきているので、とっとと解放されて英雄視されたのも、向こうの立場としては分かりますね。画像流出で騒ぎになりそうですが、もしかしたら、日本を混乱させるための向こうの仕業かもしれませんよ…、なんてね。出した人は捨て身でやったんでしょう。いずれにせよ、日本はとことんのんきで、ある意味、良い国なのかも。ここ何ヶ月間か、夜間の飛行が多くて、秋だから航空ショーの訓練なんて思っている人もいるようですが、数が多いですね。外交や防衛に関しては、やっぱり民主党じゃぁダメなんですね。私は石破さんが好きです。言っていることは正しいと思うし、説明がすごく分かりやすく、先生のようです。もうすぐAPECが始まりますが、最終の首脳会談が横浜で行われる際、線路はさんで反対側で、フリーチベットのデモがあります。今回は、色んな意味合いでの参加者が多いかもしれませんね。

さて、延べ3日間に渡る、お掃除セッションが昨日終わりました。テンちゃんよりも小さな赤ちゃんの居るご家庭だったので、子守をしながらだったので、いつもと違ってゆったりと進みました。最初にお邪魔した際、床が見えている箇所が少なく、収納も限界でした。こういう場合は、収納出来る場所を確保するため、徹底的に片づけるしか方法がなく、押入れの奥の奥まで、不要品のチェックをして、片していきました。使わないゴルフバックや本など、売れるものは売っていただき、着ない服は救援衣料にまわすためキープしてもらっています。バザーにまわす新品の商品もあり、お料理本は私がたんまりと頂きました。しまう場所が少なく、ごちゃごちゃしていて、何から手をつけていいのか分からない状況でした。お話を伺うと、居間が暗く、ベッドにクーラーが直撃だとか、色んなお悩みを聞き、ベストなレイアウトを提案しました。居間と寝室を交換する案は、思いもよらなかったそうです。今回は部屋のチェンジが簡単にできるように、部屋を片付けました。レイアウトを少し変え、部屋の仕切りを取ったら、狭く感じていたお部屋が、すごく広く明るくなりました。床も見える部分が少なかったのに、赤ちゃんが色んな場所にハイハイ出来る状態になり、お掃除もずいぶんと楽になったようです。“床に物は置かない”は鉄則ですね!今回は連続3日間ではなく、間をあけての片付けだったので、宿題をださせてもらい、私が居ない時にかなり頑張って片付けていただいたきました。今回は私も彼女も頑張ったと思います。ご本人は「最初、人を呼ぶのも恥ずかしいし ごちゃごちゃして居心地も悪いしで もうどうしていいやらわからない状態でしたけど、アイデアでこんなに見違えて夢のよう・・」・と。やっぱりお掃除は楽しいで~す!

(写真:赤ちゃんの手とは思えない大きな手でございます)

2010年11月3日

今さらですが

今日はお友達と近くにあるサレジオ小・中学校の文化祭に行ってきました。子どもの文化祭の展示なんて、たわいもない物だと思っていたら、大間違い。時間の関係で中学生の展示は見れなかったけど、素晴らしい内容でした。どうしてあんなアイデアや作品が出来るんだろうと思いましたが、学校がすごい。東京とは思えない広大な敷地に、ステキな建物が点々とあり、子ども達はまるで森の中の学校にいるような感じです。校舎もステキで、お教室は学年ごとに四角い部屋ではなく、なんだかコテージのようで、いるだけでワクワクしてくる気がします。ひと学年20人くらいで、生徒一人に対する敷地面積は日本で一番大きいかもしれませんね。

さて、お片づけについて何度か書きましたが、世間ではお片づけの方法として断捨離というのが流行っている(いた?)そうで、テレビをみて驚きました。ヨガのひとつらしいのですが、執着を取るという意味合いだそうです。そのテレビでは見事に片づけが苦手というお宅で、本の著者である方が、かなり厳しく、スパルタ的な感じでお片ししていました。ポイントは“今、要るか、要らないか”で、要らない物を捨てていきます。もちろんリサイクルに回したりはしていましたが、処理する量は、半端でなく多く、片付いた家は閑散とした感じにすっきりしていました。お片しが苦手な奥様はタンスをゴミ処理場に捨てる際、涙を流しながら、「今度は物を最後まで使い切るから…」と心に誓っていました。物の大切さを再確認された様子でしたが、その番組を見ていて、気持ちが悪くなりました。奥様がボールペンが出るか出ないかを確認したところ、断捨離おばさんは「出るか出ないかではなく、今、要るか、要らないか」と強い口調で言っていました。えっ~、だって今、掃除中だから要らないけど、後で使うにきまってるじゃん!お片しした本人が後悔したり、悲しくなるような方法は違うと思うし、後々使うか使わないかを考え、使わない物を取っておく必要はないけど、使うかもしれない物を、今使わないからって捨てる必要はないですよねぇ。お釈迦様は執着は捨てろと仰るかもしれないけど、縁起ですから、それは人だけではなく、物もだと思うので、物は大切にしろって言うと思いますよ。前にも書いたと思いますが、ブータンの大家さんの家では、大きなゴミ袋を使ったら、中身だけ捨て、それを洗って、また使っています。私はそれを見てハッとしました。物が簡単に手に入るのは幸せのようで、でも、本当に幸せなことなんだろうか、と思います。お片づけはきれいの意識をどうコントロールするかが勝負かなぁ。

(写真:オムツ替えは2人掛かりでも難しいほど、怪力です)