2011年9月17日

心身の癒し






自分がプジャに関わって初めて大変なんだと分かりました。大概、プジャは家に僧侶が来てもらい、何日間か行われ、その間の朝昼晩の食事を作って僧侶に出します。今回、私にはとても出来ないと思い、タシさんが僧侶に相談したところ、仏教でとても良い日に大きなプジャがあるから、そこでやろうということになりました。準備としてはそこに住む僧侶140人のお昼ご飯の材料をすべて買い、ルンタという祈りの旗を用意し、僧侶に寄付するお金を用意したり…。食材はタシさんの弟が大活躍で用意をしてくれました。寺院には前のジェ・ケンボ(大僧正)が晩年過ごし無くなった部屋があり、見せていただきました。ジェ・ケンボは国王に並んでブータンで尊ばれる方です。部屋に入った瞬間、オーラが違うので驚きました。しかし、部屋はとても質素でこれもまた驚きました。


伝統治療院に友人について初めて行きました。タシさんの親戚が薬草の指導をしている関係で、先生にすぐに見てもらいました。脈を観ながら、症状をきき、じーっと話す様子を観て、先生の言う症状はピタリと当たっているようでした。薬草から作られたお薬を出してくれました。先生は薬が効いたか、また来るようにとのことでしたが、旅行者なので来れないと応えたら、薬がよければ送ってくれるとのこと。まぁ何とも優しい人達です。


病気の場合、病人に寄付や贈り物をすると良くなると大家さんのアドバイスで、卵やビスケットをかって病院を訪れました。そこはケアしてくれる人がいない、主に腎臓病の患者さんが28人いました。国が食事を提供してくれますが、美味しくないそうです。良い状況とは言えない病棟で、機会があれば卵など持って訪れたいですね。


親戚がお香を作っていて、驚きましたが、お香も薬草の効果があるんですね。香りを楽しむだけの物って思ったいました。物によってはお香を焚いた時に、お肉を食べてはいけないとか…。ブータンのお香は日本では高いそうです。親戚の家ではNu.60120円しません。アロマもですが、香りは身体に影響するんですね。








(写真:上・プジャの寺院、下・貧しい方へ靴をリサイクル)

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