2010年1月17日

ぽっかり

あ~ぁ、タシさん帰っちゃった…。テンロセ君がいるので空港までは見送り出来ず、家族に行ってもらい、私はリムジンバスの乗り場でお別れ。大丈夫と思っていたけど、手を振った後、やはり寂しくって、ぽっかりと穴があきスースーしています。でも、テンロセ君をしっかり育てようと気持ちを切り替えます!楽しく子育てしたいですしね。それにしても、あっという間の1ヶ月でした。タシさんは帰国前日に長いビザが取れ、もったいない気もしましたが、一番の目的である子どもに会えてホッとしたことでしょう。ビザがあるので次回の入国はスムーズにいきそうです。タシさんは赤ちゃんを毎日、お風呂に入れてくれ、最終日は入念に洗ってくれました。テンロセ君も、だっこされながら歌ったり踊ったりがなくなってしまい寂しいかもしれませんね。タシさんの血なのか、テンロセもおっぱいを飲みながら歌う時があります。タシさんは廊下でもベランダでも、いつでも歌っていました。ちょうど大相撲がやっている時期だったので、3時くらいからテレビに夢中になり、最初の内は弱い力士でツマンナイと思うのですが、一番ごとに興奮して見ていました。大関クラスになってくると吠え出すのでご近所迷惑だったかも。この間、写真館であちこち向いちゃったのはどうしてか聞いてみたら、カメラマンが女性で恥ずかしかったそうです。異常なまでの恥ずかしがり屋さんで困ります。意識し過ぎ、中学生じゃないんだから…。でも仲良くなるとベラベラしゃべりまくるんですけどね。私が出産後だったので、タシさんとは一度もお出かけができず、姉が何度かお買いものや外食に連れて行ってくれましたが、私とは市役所と入国管理局だけ。今回はちょっとかわいそうでした。なのでテレビを見ることが多く、テレビから日本についてや言葉の勉強していたようです。加藤清史郎くんが出ると“キュート”と、女の人のように目をハートにしていました。手話ニュースにも興味を持っていて、最初は手話だと分からずに、すごいアクションのニュースだなぁと思ったそうでゲラゲラ笑ってました。1ヶ月の滞在でしたが、うちの家族もすごく寂しいようで、母はタシさんの話をすると泣いてしまいます。でも、また来ますし…。

さて、ブータンでも先日大きな地震がまたありましたが、ハイチの地震ではとんでもない被害がでていますね。路上に遺体が放置されたままで、臭いもしているそうです。食糧や水は奪い合いの状態だそうです。いま、私が出来ることは祈ることと寄付だけしかありません。様々な支援方法がありますが、私が信用しているNGOです。

(写真:写真館にて。タシさんの帰国が急だったので、お着物が間に合わずドレスを借りました。女の子のようですね。)

0 件のコメント: