2011年4月27日

青空トイレ




鳥のさえずりは午前中だとばかり思っていましたが、ここでは夕方にも美しい歌声が聴こえてきます。タシさんによれば、朝に鳴く鳥もいれば、昼間、夕方に鳴くなど、鳥によって時間帯が違うと言っています。東京の鳥は鳴き声で何の鳥だか分かりますが、ブータンは種類が多そうなので覚えられるでしょうかぁ。タシさんは今、職探しをしていますが、なかなか難しいようですね。ガイドも数がたくさん増えた上に、観光客は減っているので、ガイドとしてもなかなかのようです。でも、日本語の勉強は引き続きやっています。日本人なら仕事がなくて、どうしようもない場合、少し落ち込んだり、場合によってはそれから引きこもってしまったりするかもしれませんが、ブータン人はそんな感情は微塵もないようです。もちろん無職は恥ずかしいとは言っていますが、友達とは多いに遊ぶし、とにかくブータン人はオシャベリです。きりなく話ています。いつでも人生をエンジョイしちゃっていますね。これも自尊感情の高さなのでしょうか。“仕方がない”と割り切って受け入れる幅が日本人とブータン人に違いを感じます。ここには仏教の教えが絡んでくるのでしょうか。生活しているうちに彼らの精神構造が分かってくるかなって思っています。さて、我が家は西以外、窓に覆われていて、そこから山々が望めます。緑が少し濃くなってきたようです。おトイレは座ると窓全開で山の景色が見え、とっても気持ち良くおトイレできます。最初は少し緊張しましたが、緑を眺めて開放的な気分のトイレに行くのが変な話、楽しくなってきました。ブータンの田舎の方に行くとお外でトイレすることになるようですよ。ハワイ島でもロコしか行かないビーチにはトイレがなくって、しげみの方でしましたが、これも気持ちよかったです。ブータンに来て野性的な血が騒いできたかも。




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