2011年5月31日

大バカモノです


ベランダのドアを開けているとハエが必ずっていうくらい入ってきます。虫取りあみは大活躍で、これが結構、楽しい!タシさんは必ずっていう程、ゲットします。大家さんもあみを借りにきたりしています。さて、最近はブータン人のようにフェイスブックにハマり、地所時代の知り合いと久々にコンタクト取ったりして楽しんでします。タシさんの仕事の手伝いとしてツイッターでブータンについてつぶやき始めたりしているので、忙しいですね。ツアー会社の方に問い合わせもあって、タシさんも初めてのことだから、友人の会社に色々と聞きに行ったり、日本人のお客さんなので、タシさんより私の方が大変かも。よかったら、ツイッター(@LoveBhutan) もみてくださいね。


先日3度目のバカをやり、トイレに閉じ込められました。朝一番だったので、玄関のカギを閉めていたため、大家さんも入れず…。大家さんに私がトイレの窓から、キッチンの窓に移り、割って入ろうかと提案しましたが、大家さんがベランダから入るからと、しばらく待っていたら、無事救出。テンちゃんは最初大泣きしていましたが、途中からぱたっとやんだので、誰か見えたんだなぁと想像してましたが、時間がえらくかかりました。窓を割らずに釘をひとつづつ抜き、窓ガラスを外し、大家さんの若手女性陣3人が入ってくれました。ベランダにはお隣のベランダからハシゴを渡して入ってくれました。隣から2メートルは離れています。しかも、ここは3階。大家さんは、とにかくその間、テンちゃんに何かあったら大変と、祈っていてくれました。もう皆に散々迷惑をかけ、気をつけていても子どもの成長は早いので、充分に気をつけないとと反省しております。


(写真:ベランダからの眺め)

2011年5月25日

Bhutan Retreat (ブータン リトリート)


先日、妹の彼の家に遊びに行った時、ハーゲンダッツのデコレーションケーキがあって、思わず“どこで手に入れたんですかぁ”と尋ねたら、4代目国王妃からプレゼントだと。やはり王族となるとバンコクから空輸でケーキをデリバリー出来ちゃうんですね。ブータンって知れば知るほど面白いし、矛盾や問題も抱えていますが、今後が楽しみな国です。


ここにいると色々な助けがあって、本当に助かります。タシさんが不在なので、テンちゃんを一人で見るのは大変ですが、大家さん家族がテンちゃんをよく連れて出して遊んでくれるので助かります。義妹のリンジンも彼氏を連れだて、仕事が遅番の時に来てくれ、家事を手伝ってくれます。水フィルターが汚れているからと、洗ってくれたり…。テンちゃんと私だけだと、洗濯さえ出来ませんので、来てもらえると、その間に家事ができます。


そんな合間にウェブサイトを作っていましたが、ようやく出来上がりました。初めてのサイト作りで、ブータンのノロノロなブロードバンドに疲れもしましたが、一応、形になったので、よろしければのぞいてみてね。タシさんが日本語でガイドをしたいという希望があって、日本の方を受け入れるツアー会社をつくりました。日本は旅行なんて状況ではないかもしれませんが、電気のない生活でも心豊かにいるブータン人に、感じていただけることがあるんじゃないかなぁと思っています。サイトを作りながら、ブータンの旅行って、ちょっと面倒だなぁとか、ブータン旅行は高いと思っていましたが、日本の旅行会社がパッケージツアーにすると高くつくんだなぁと、気づきました。旅に慣れた方であれば、個人手配で安くブータンを旅が出来ますので、周りに興味がある方がいましたら、紹介してくださいね。“ブータン リトリート”で検索するとヒットします。サイトは徐々に手直ししていきますので、分かりにくいとかあれば、教えて下さいね。


(写真:アパートのガーデン)

2011年5月23日

驚いた



国会が始まって入場のすごさや、祈祷だの、お茶のセレモニーなどあって、驚いて見ていたら、キングが照れながら結婚することを発表。国会の場だよ、ここは!ブータンは面白ろ過ぎます。ちょうどその朝、タシさんに“何でキングは結婚しないの、彼女いるんでしょ?”と聞いたら、“たくさんいるよ!”なんて2人で大笑いしていたので発表でビックリしました。お相手は20歳の学生さんだそうです。キングは31歳だから少し年が離れていますね。国民も国王が結婚しないことを心配していたそうで、それは次の国王のことが気になってだそう。国王は照れながらも未来のお妃を褒めまくっていたのが可愛かったです。結婚セレモニーの10月はきっと盛り上がるでしょう。さて、今日はタシさんは仕事でブムタンに行きましたが、兄妹が勢ぞろい。インドのお寺にいる僧侶の弟がブータンに戻ってきました。ひと月くらい居るそうです。弟は、2人存在しやや問題のあるカルマパのところで修行しています。どっちが本物か問題ですが、多分、本当ではない方です。弟は本当にあなた僧侶?って思うほど、フェイスブックで遊んでいますよ。なまぐさ坊主といえるのかも。それにしても僧侶って存在はスゴイことが分かりました。今日、妹リンジンの彼氏の家に遊びに行ったのですが、彼氏のお姉さんのご主人がリンポチェだそうで、えらくゴージャスなお家でした。リンポチェってお金持ちだそうですよ。台湾とかシンガポールの信者がたくさん寄付するそうで…。調度品や食器、インテリアなど、ブータンのデヴィ夫人の家って感じでした。奥様はと~ても優しくって、日曜はいつでも遊びに来て、と。月~土は病院で看護婦のお仕事をしているとのこと。それにしても、ブータンでシャンデリアは驚きでしたよね。


(写真:左から一番下の弟ツェワン、リンジンの彼氏、妹リンジン、弟の僧侶カルマ、弟の首相警備をするカルマ)

2011年5月20日

衝撃の朝



坂下にあるラカンで車のプジャをしていた時、行き止まりの一本道は大渋滞でした。ラカンの中に入りきれないほどの車。祈祷を受けていました。日本なら神社のお札くらいですが、車も人も同じように祈祷を受けるなんて面白いですね。どうぞ安全運転でお願いしますね。こっちは車のマナーは“ない”に等しいかも…。最近、朝、テンちゃんに衝撃的な起こされ方をします。モノが落ちてくることは何度かありましたが、鼻の中に指を突っ込んで起してくれます。しかも、小さな指はかなり奥まで。泣かないで一人で遊んで朝寝坊の私を待っててくれるので、良しとしましょう。先日はお友達とブータン旦那についてちょっと語り、ブータン人ってなんとなく共通してる性格みたいのがあるなぁと感じました。山の天気は変わりやすいと言いますが、ついさっきまでとても良いお天気だったのに、いきなり強風でブーフーウーの家なら飛んでいってしまいそうなこともあります。大家さんのところの甥っ子、テンジンは2歳でワンパクです。家にかってに入って来るのは全然いいのですが、せめてテンちゃんが寝ている時は、私を休ませて~!!ということで、カギを掛けるとドデカイ、ベルを何度も鳴らされるので、大家さんが電源を切ってくれました。ホッ。自分がワンパクなくせに、“テンちゃんタマシップ”テンちゃんはいたずらっ子と言っていますよ。お隣のハセルは家に来ると帰るのが嫌でママがお迎えに来ると部屋の隅っこに行って壁に向かって立ち、壁と同化し忍者作戦なのでしょう。

2011年5月14日

ブータンのある日

おとといはブータンの国を作ったシャブドゥンという人の命日だったので祭日でした。メモリアルチョルテンは渋滞並みに混んでいました。近くのラカンでも座るところが無いほどの人がお経を長いことあげていました。ブータン人は本当に信心深いですね。チョルテン前の開けたところでテンちゃんをお散歩させていたら、マウンテンバイクに乗った好青年が近くに来て、なんとなく見たことあるなって思っていたら、近くに居た同じくらいの年の人が、敬意を表していたのでプリンスと気づきました。その後も色んな人に声をかけていました。民族衣装を着て自転車に乗る姿って不思議な感じです。
昨日は週一回のお買い物、サブジマーケットに大家さんに連れて行ってもらいました。アスパラガスのシーズンが終わってきました。私は2階のロコのショップで買うようにしていますが、1階のインドの物の方が若干安いです。大家さんは1階であちこち周り、エマ(唐辛子)を少しでも安く買おうと周っていました。エマを選ぶブータン人の目は真剣で、普段とのギャップに笑っちゃいます。今日はほぼ1日、ネットが繋がらず・・・。銀行もすべてダウン。ブータンではよくあることですね。


(写真:日本はクールビズですが、こちらは暑さは我慢するようですよ。それにしても、色がスゴイ。国王は黄色、首相はオレンジ。後ろはジャカランタ。)

2011年5月11日

おもしろ~い



ブータンの国営放送を見ると、啓発というか、そんなこと「当たり前じゃん」的なことを放送しています。例えば、事故が起きた場合の救急車を呼ぶ方法とか、親のアルコールで子どもが学校に行けないのはダメだ、とか、そこらにゴミは捨ててはいけないとか。ブータンの人達は日本でいうところの常識をまだ知らないんですよねぇ。昨日、用があって銀行に行きました。えらい混雑ぶりであんぐりしながら壁に目をやると、掲示板のところにIDカードのようなモノが…。近づくと、まさに本物のIDがざっと20枚くらい。落し物でした。これがなくって困っている人も居ると思いますが、連絡とかしないんですね。もしかしたら連絡の取りようもないのかも。ブータンは日本みたいな何町目、何番地みたいな住所がありません。日本だったら悪用されるから…とか、重要なモノは落とさないように用心しますし、落としても、何かしら連絡がありそうですよね。だって、IDですよ。日本にはないけど免許証やパスポートみたいに、自分が誰か証明できるものって、かなり大切じゃないですかぁ…。ブータンの場合、悪用しようなんて考えもしないし、実際、使い用がないのでしょう。まぁ、お国違えば色んなことを考えさせられます。


最近はちょっとしたきっかけがあって、ブータンのGNH(国民総幸福量)について考えるようになりました。ブータンってGNHがあって「幸せの国」って多くの方が思われている気がしますが、GNHがあってもなくても、彼らは穏やかに、こころ豊かに居たと思います。幸せでない部分があるからこそ、ブータンという国が憲法にまでGNHを入れて、目標というか指針というかにして、目指すのであって、ブータン人が皆な幸せって訳でもないかなぁと感じます。ただ、彼らは「自分が幸せか」なんて、少し前まで考えてなくって、ただ仏教の教えに従って生きてきたから、執着を持たず、施しをして、情報量も少なかったから欲望も少なく、というか、どんなことしようがお金が入る訳ではないので、強い物欲を持ちようもなく、なので家族や親戚、友人との語らいを大いに楽しみ、深い欲望がないので焦りもなく、計画性もあまりなく、“いま”を生きているんだなぁと、感じます。日本人は頭が良すぎて、これって生きるのには、返って面倒なことが多いのかなぁ。無邪気に、自分の気持ちに純粋にいるブータン人は、いいなって感じました。(まとまりのない文だけど、これでいいのだ。)

2011年5月9日

少し安堵



信頼回復の目的であろうと、浜岡原発が止まってよかったですね。はじめて政権が民主党でよかったと思えましたよ。もちろんエネルギーをたくさん使っておいて原発反対は都合が良すぎますが、浜岡は危険要素がいっぱい。調子も悪くて活断層の上にあって、東海地震があったら、東京は放射能の海です。ブータンに来る時、東京に家族がいるので、このことがずっと気になっていました。数年前に浜岡の危険性を知って吠えていましたが左な感じでシラ~っとされちゃいましたね。人間は危険な目に合わないと考えないんですね。東日本大地震は色んなメッセージがありますね。亡くなった命や今なお、苦しい生活をされている方々のためにも、これからの日本、これからの人生を考えないといけないなって感じます。エネルギーのない生活なんて、絶対に考えられないと思っている方は、ブータンに来るといいですよ~。電気がなくても豊かに暮らす彼らを見れば、あれっ、って感じることでしょう。さて、バカな母親です。さっきもまたトイレロックされちゃいました。もうひとつのトイレはちょっとキーが固めだから安心なんて思っていたら、速効…。携帯を持って入って良かったです。帰ってきたタシさんに話したら、テンちゃんがロックしているのを見たが、ものすごくシリアスな顔で、その後、スーッとそこから立ち去るそう…。ちょっと怖い赤ちゃんです。いま、雨上がりで首都ティンプーですが、空は天国のような美しさです。


2011年5月6日

人生を観る


タシさんがツアーで、よくよく考えたら、テンちゃんと2人だけの生活は今回がほぼ初めて。日本では、ほとんど実家に居たので、手伝いの手があって、今回初めて背中にテンを背負いながら家事をして、知らぬ間にクークー寝てました。今更ながら、子育てって大変ですね。タシさんにはツアーが終わったら、速効帰ってきて~と、電話しましたよ。昨日はこどもの日。そんなことスッカリ忘れ、夜にスカイプでスウェーデンに住む友人と話しながら、そういえば昨年は実家で大きな鯉のぼりが泳いでいたなぁ~と。でも、ポールを立てるのがすごく大変だったので、今年はやらずに済んでホッとしています。お父さん、せっかく買ってくれたのに、ごめんね。ブータンは、あちこちに祈りの旗がはためいているので、どさくさにまぎれ、ここで泳がせちゃえば良かったかなぁ…。さて、昨日はテンちゃんのバースヒストリーというモノを作っていただきました。生れた日・時間で、人生を読む占いに似たようなモノです。ブータン人ならみんなするそうで、例えば、この年は良くない・・・なんて時はプジャ(祈祷・法要)をしたりします。観てくれたのは大家さんの親戚の方で、テンちゃんは、健康で長生きでお金持ち、だそう。まぁ、ほんまかいなって思えるほど良いことづくめですね。前世は何と“牛”だったとか。だから、私は牛肉が嫌いなんでしょうかぁ。親の誕生年も関わり、私の要素は“鉄”、タシさんとテンちゃんは“水”だそうです。ゾンカで書かれているので、これを英訳し、ブータンの紙に印刷して、ラミネートをして大切にとっておくそうです。観てくれた方は、ビックリするぐらいの大きなおじさんで、タシさん曰く、会ったのは初めてだけど、有名な方らしく、例えばアーチェリーの大会の前などに、プジャ(祈祷)して貰ったりするそうです。それにしても、本当にプジャだらけで、昨日も朝も早くからプジャで、“鬼は外”みたいな感じで穀物をバターで作った人間の代わりのようなモノに投げました。テンちゃんは最初は太鼓とラッパの音でビックリしていましたが、自分もみんなのマネして穀物を投げ、そこにおやつのザウが入っていたので、知らぬ間に口に入れたりしちゃっていました。とにかく健康であれば嬉しいです。
(写真:おじさん、ジャイアント馬場並みで写真に入りきらず)

2011年5月3日







昨日は朝6時起きで大家さんとデチェンプ・ラカンに行きました。タシさんはツアーだったので、テンちゃんを担いで登れないと最初は断りましたが、大家さんのお嬢さんは担いでくれるとのことで行ってきました。おテンちゃんはプクプクでふくらはぎに一本横線が入りましたよ。このラカンは私が大好きな地域にあります。なぜかティンプーの北の方に心が惹かれます。ぜひ、ブータンに来た折りには民族衣装を着て行きましょう(観光客は許可が難しいようなことがガイドにあり)。またまた珍事件ではありませんが、昨日はタシさんからツアー中に「モモは日本語で何?」と電話を掛かってきました。日本語でのガイドに悪戦苦闘していたようです。タシさんの言葉くらいで「日本語ガイド付き」というのは詐欺に近いですよ~。夕方になって「うちに連れて行っていいか」と連絡があり、お客様が来たいのならどうぞ、と急いでキラを着てお迎えしました。来て早々、平謝りでしたが、「英語でペラペラと、こっちのことはお構いなしにガイドされるより、ヘタでも日本語で説明してくれて、ちゃんと通じているから大丈夫」と優しい言葉をいただきました。タシさんにはまだレベルが低いので間違えて迷惑をかけないよう、最初に日本語で言って、同じことを英語でも言うようにした方がいいよ、と言っておきました。非日常を味わう旅が思いっきりJAPANで申し訳なかったので、大家さんとお隣ハセルママのキラ織りを見ていただきました。大家さんからはブータンのお土産として手作りのミニポーチのプレゼントがあり、ブータン人は興味津々なので、お客様一人に大勢が話しかけていました。都会ではありますがブータンの家庭を少し見ていただけて良かったです。正味4日間の旅だそうですが、ブータンの良さを感じて頂けるといいのですが…。今日はタシさんにキラを持たせ、もし良かったら着てみないか誘ってみるよう提案してみました。ブータンは旅行費が高くつき、しかも日本からは飛行機の乗り換えがあったり、仕事もあれば、簡単に出来る旅ではありません。タシさんには彼女にとって「最初のブータンで、最後のブータンの4日間かもしれないよ」と、いろいろ楽しませてあげるようベストを考えてね、と。会社が違ってやりにくさもあるようですが、ガイド業はやはり好きみたいですね。(写真:お天気は最近曇りがち。水たまりを発見し、何が何でも行きたがるテンちゃんを阻止)





2011年5月2日

珍事件



ここブータンの首都ティンプーの水はまずいです。煮沸して、濾過していますが、日本茶を飲むとまずさがテキメンです。なのでミルクを入れたりしてごまかさないと飲めないので、どうしてもミルクティを飲むことが多くなります。元々、山の水で硬水だから、日本で飲みなれた水と違うのかもしれませんね。うちのアパートは水が出ないということは、ほとんどないのですが、地域によっては水が出にくいようです。どうしてかタシさんに聞いてみたら、うちのアパートはCity Corporationの水ではなく、直接、貯水場からひいているんだそうです。いまいち分からないのですが、市の自治体の管理だと他にも問題があるようで、野菜市場(サブジ・マーケット)も管理がCity Corporationから他に移って、見違えるようにキレイになりました。以前はゴミだらけでニオイもひどかったのですが、今はゴミは全く落ちていません。汚くしていると罰金とか、登録抹消とかペナルティがあると大家さんは言っていました。ブータンだって、やれば出来るんですね。街も同じようになればいいのですが、ティンプーはゴミの街といえるくらい、残念なことにゴミだらけです。タシさん曰く、ゴミをそこら辺に捨てないようにするよう、ブータンでは最近になって、教育し始めたそうなので、ゴミのマナーはまだまだです。でも、たまに一斉に掃除している時があるのですが、継続はしないみたいですね。ティンプーはゴミと車の排気ガスさえなければ、素晴らしいんですけどねぇ・・・。


さて、昨日、トイレに閉じ込められてしましました。犯人はテンちゃんです。ブータンのたいていの家の扉は、日本のようにドアノブがありません。両面にロックが付いていて、出入りはロックをいじります。テンちゃんはベッドの上だから大丈夫…なんて思って、トイレにさっと入ろうとしたら、ガチャという嫌な音が。テンちゃんのすばしっこさには参ります。悪いと分かっていることは、ものすごい早さでやります。ドアをドンドン叩いて、“テンちゃん開けて”といって、彼は閉められても開けることはできません。あららぁ~と思いながら、窓から大家さんを呼んでみましたが応答なし。泣かないテンちゃんが泣き始め“やばぃ”と思っていたら大家さんのお嬢さんが偶然、キッチンマットを窓の所でパタパタ始めました。“ソナム~、テンちゃんにドアロックされた~”と助けを求めたら、すぐに来てくれました。3分くらいの閉じ込め事件でしたが、前の日にお友達とそんな話をしていたのにバカだなぁとタシさんに呆れられましたよ。