2011年5月2日

珍事件



ここブータンの首都ティンプーの水はまずいです。煮沸して、濾過していますが、日本茶を飲むとまずさがテキメンです。なのでミルクを入れたりしてごまかさないと飲めないので、どうしてもミルクティを飲むことが多くなります。元々、山の水で硬水だから、日本で飲みなれた水と違うのかもしれませんね。うちのアパートは水が出ないということは、ほとんどないのですが、地域によっては水が出にくいようです。どうしてかタシさんに聞いてみたら、うちのアパートはCity Corporationの水ではなく、直接、貯水場からひいているんだそうです。いまいち分からないのですが、市の自治体の管理だと他にも問題があるようで、野菜市場(サブジ・マーケット)も管理がCity Corporationから他に移って、見違えるようにキレイになりました。以前はゴミだらけでニオイもひどかったのですが、今はゴミは全く落ちていません。汚くしていると罰金とか、登録抹消とかペナルティがあると大家さんは言っていました。ブータンだって、やれば出来るんですね。街も同じようになればいいのですが、ティンプーはゴミの街といえるくらい、残念なことにゴミだらけです。タシさん曰く、ゴミをそこら辺に捨てないようにするよう、ブータンでは最近になって、教育し始めたそうなので、ゴミのマナーはまだまだです。でも、たまに一斉に掃除している時があるのですが、継続はしないみたいですね。ティンプーはゴミと車の排気ガスさえなければ、素晴らしいんですけどねぇ・・・。


さて、昨日、トイレに閉じ込められてしましました。犯人はテンちゃんです。ブータンのたいていの家の扉は、日本のようにドアノブがありません。両面にロックが付いていて、出入りはロックをいじります。テンちゃんはベッドの上だから大丈夫…なんて思って、トイレにさっと入ろうとしたら、ガチャという嫌な音が。テンちゃんのすばしっこさには参ります。悪いと分かっていることは、ものすごい早さでやります。ドアをドンドン叩いて、“テンちゃん開けて”といって、彼は閉められても開けることはできません。あららぁ~と思いながら、窓から大家さんを呼んでみましたが応答なし。泣かないテンちゃんが泣き始め“やばぃ”と思っていたら大家さんのお嬢さんが偶然、キッチンマットを窓の所でパタパタ始めました。“ソナム~、テンちゃんにドアロックされた~”と助けを求めたら、すぐに来てくれました。3分くらいの閉じ込め事件でしたが、前の日にお友達とそんな話をしていたのにバカだなぁとタシさんに呆れられましたよ。

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