2010年3月22日

100日目の願い

昨日、テンちゃんは100日目のお食い初めをしました。尾頭付きの鯛は手に入らなかったのでお刺身で…。最初“何がおきるんだ~”って表情をしていたけど、家族みんなが注目して見ていたら、“アッハハ”と声を上げて笑いだしちゃいました。何をやっても楽しくなっちゃうのはパパの性格なんでしょうねぇ…。おっぱい飲んでいても、気になる物が目に入ってしまうと、おっぱいそっちのけでニコニコが始まっちゃいます。楽しいことに夢中になっちゃうのは、タシパパのそのものですね。100日経って振り返ると、ほんと有り難いことに、テンちゃんは育てやすくって、高齢出産で両手が重度の腱鞘炎のママに本当に助かります。夜中に泣いたのって、1回だけなんですよねぇ。夜、起きるのも1回で済むし…。ありがとよ、テンちゃん。

有り難いなぁと思うことが歳のせいか増えてきました。家族もですし。一番感謝はタシさんですね。まったく育ちも違うし、文化も違うし、言葉もちゃんとは伝わっていないけど、彼の人間性にいつもハッとさせられることが多くあります。人生色々ありますが、いつも何があっても、まずは「大丈夫」と。大丈夫でないこともありますが、焦りとか虚栄とかなくって、考えようで大丈夫になります。メールを毎日くれますが、電話は週に1回くらい。いつも基盤に家族があって、必ず私の両親、姉2人は元気かと尋ねます。9人兄弟の長男で、今は一番下の弟を専門学校へ入れました。妹の学費もでしたが、もちろん弟の学費や生活費なども彼が持ちます。妹も何かと問題児ではありましたが、ちゃんと就職もさせました。うちは家族の絆が薄かったので、彼の家族への思いや人生に何が最優先なのか、本質を失うことなく、あたたかく、面白く…とっても人間が豊かです。あわて者でそそっかしい面も多々あるけど、うちの家族はタシさんが大好きです。彼はよく、“タシはすごく両親に愛されて育った”と言います。彼を見ていると、それがよくわかります。電気もないような未開の地で育った彼ですが、テンちゃんもパパのような人間になるよう、育てられればと思います。

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