2008年9月13日

クラクション天国

ブータンの首都はティンプーと言う かわいらしい名前です。標高は2,400mありますが、普通にしていれば、酸素の薄さや頭痛など感じません。ティンプーにはお店やホテル、銀行や郵便局などがあり、一番の繁華街とも言えます。人が多くて昼間は車がひっきりなしに通っています。信号機はなく、警察官による手信号です。ダンスのようにリズムを取っていて、見ていると面白いですよ。車種は小型車か、四駆がとても多く、他には写真のようなタクシーやバスです(写真はティンプーではありません)。ブータンは九州より少し大きく、横長の国です。電車なんてありませんので、移動の手段は車になります。JICAの報告によれば、ブータンの農業を仕事としている人が79%ということなので、みんなが車を持っている訳ではありません。そこで多くの方はパブリックなバスやタクシーを利用します。ブータン人を一言で表現すれば、私はとても穏やかな国民性だと思っています。しかし、車の運転となると話は別です。ティンプーのホテルで少し休憩していた時、気づいたのですが、クラクションがプッ、プッ~と、なり続けているのです。たまに日本人でも車に乗ると豹変する人がいますが、あんなに穏やかな人達が、車となれば別人のようなのです。車は危険な乗り物ですので、真剣勝負なのかもしれませんね。もし、ブータンのような感じで日本でクラクション鳴らしていたら、きっと事件が起きるでしょう。車のマナーはインドの影響もあるのかなぁと感じました。もうひとつ驚いたことに、インドから来るトラックには“目”が付いているんですよ~。

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