2008年9月30日

至難の業なのか

来年からブータンに移り住みますが、まだおうちが決っておりません。
ブータンでおうちを手に入れるのはどうやら至難の業のようです。彼によれば住宅情報は週一回発行される新聞に掲載されます。詳細は書かれてないので、電話をして値段や場所などを聞くそうです。新聞への掲載件数が少なく、首都のティンプーは元来、家を建てるに適した平地が極端に少なく、おまけに都市化の集中もあって、家探しに苦労をしています。宅地開発やインフラは首都でさえ、まだ先のようです。そんな事情もあって価格は高騰するばかりです。家の情報があっても適した大きさがなかなか登場してくれません。彼が写真を送ってきてくれた家は3階建で、9部屋もあって、お掃除が大変そうですし、そんなに部屋があっても使い途がありませんね。私は家を探すにあたって条件を設けています。金額はもちろんですが、どんな場所にあるかということを気にしています。周りに急激な坂がないこと、それと川がないことです。地球温暖化の影響でヒマラヤの雪が融けはじめています。東京に居れば地球が温まっていることを肌身に感じますよね。
週一回の新聞情報にみんなが飛びついているような状況なので、このままだとずーっと家は難しそうなので、ここで作戦を変更。土地を買って家を建てる計画を考えています。「ブータンに住み、様子を把握してから家を考えても遅くはないのでは・・・」と、先人からのお智慧もいただきました。まずはアパートなどを借り、実際ブータンで生活をして、住宅事情など観察しながら、2人でおうち計画を立てていこうと思っています。すべて事の運びはブータンタイムです。お家が見えてくるのはだいぶ先になりそうですね。でも、それもまた楽しみ!

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