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3月10日は中国の侵攻に対し、チベット民族が蜂起した記念日です。昨年3月、中国のチベット統治に対し、たまりかねたチベット人たちがデモなどの抗議行動を起こしました。「チベット騒乱」といわれたこの抗議行動は、長くに渡り、理不尽な殺人・迫害・弾圧を受け続けることを抗議したもので、中国政府はこれを武力でこれを鎮圧し、多くの犠牲者が出ました。北京オリンピックを終え、マスコミ規制が続く中、報道がされないため、この問題が小さくなっているように思いがちですが、チベット人への拷問は続き、死者は増える一方です。時を同じとする今、チベット人たちは、民族浄化される恐怖を受け続けながらも非暴力で、人として当たり前の権利を守ろうとしています。ダライ・ラマ法王は「チベットは非常に緊迫した状況である」と発言されています。パルデン氏は自分を苦しめてきた人々に対し、「彼らも自分の家族を守るためには、決められた仕事をするしかない」と語っていました。仕事として拷問や処刑をしなければいけないお父さんもかわいそうです。ごく一部の人間の間違った政治思想のため、多くが苦しんでいます。当事者は何もできない状況なので、外の人が“それは違うよ”って言うしか方法はありません。50周年を迎える今、映画を観て、“チベットの真実”を知り、考えましょう。
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