2009年6月17日
価値ある物と事
2009年6月15日
ニョキ
昨日は彼とジュミと野菜市場へ買い出しに行きました。ブータンの野菜市場は大きく、ただ売っているものの種類は多くありません。大きな市場は小さく区画され、そのひとつづつを農家が借りて、商売をします。大概、作れるものは決まってきますので、同じようなものを10~20種くらいの野菜をどこもが同じように売っています。なので、買うものによって店を変えることになります。たとえば、今日は人参が欲しいと思ったら、出店しているお店をぐるりと回って、出来具合や新鮮度などを見て買うことになります。当たり外れがあるので、目利きにならないといけませんね。市場の帰り、ブータン郊外へドライブに行きました。私の好きな北の森の方や、展望で有名なBBSタワー、南の山の方までグルリとブータンの街を見下ろす感じで周りました。首都ティンプーは東京と変わらないように住宅が密集していますね。とにかく車が多く、オートマではなくマニュアル車なために坂だらけのブータンでは曲がり角でもいちいち停止はしません。一度停まると発車が大変なので、停車せずにうまいこと車の間に入りこむ感じです。日本と同じ左側通行ですが、運転方法が全く違います。昨日だけでも3台事故車を見ました。止まらないんですから、事故が多いはずですね。今日も大家さんとジュミを学校に迎えに行きがてら、BBSの展望へ写真を撮りにいきました。写真を撮っていたら、崖って言えるくらい急斜面からオジサンがニョキッっと出てきたのでビックリしたら、カルマ・ウラさんでした。ブータンの知能と言える方で、私がブータンに興味を持って旅しようときっかけを作ってくれた方です。日本の自殺者が年間3万人を超えることに対し、「日本人はものごとをつき詰めすぎる傾向にある」と仰っていたのが印象的です。GNH研究の代表者です。ブータン人の大らかさや、いい加減(良い加減)もお手本になるでしょう。きっとエクササイズも兼ねて巡礼でもしていたのでしょう。にょっと出てきた瞬間に顔が輝いていたのですぐにわかりました。展望の帰りにはブータンの国獣であるターキンがいる動物園に寄りました。鳥たちがさえずりとても静かなところで、幸せそうに草をムシャムシャ食べていましたよ。
2009年6月14日
お薬
妹がやけどをしました。腕に10センチくらいの跡がクッキリ、水ぶくれが破裂し、皮膚の真がでています。いとこの家で調理中にやけどしたそうです。妹はジュミと同じくらいの頻度でケガをします。治療もこうした方がいいよ、といっても聞かずに自己流なので、いつもケガの治りが良くなく、ひどくなって“シスター”と寄ってきます。ジュミもおとといぐらいから風邪のような症状で、昨日は顔に発疹が出始めたので、ハシカ(麻疹)かと思って、病院に行ってもらいました。妊婦にハシカは禁物なので…。結果は違ってホッとしました。もしハシカかだったら、うちへの出入りは10日間禁止といったら、ジュミの顔つきが変わって即効病院へ行っていました。ブータンの治療方法は伝統的な治療と西洋的なもの、そしてプジャ(祈祷)があります。若い人たちは西洋的な治療が好きで、診察も無料ですし、もちろんお薬も無料なので、すぐに行きたがるようです。お年を召した方はやはりプジャや伝統治療に重きを置いています。病院の薬はインドのもので、半端でなくきつい薬だそうです。お友達のお嬢さんが中耳炎で痛くて泣いていた時、ブータンの病院で処方された薬を飲んで、それが胃に落ちるか落ちないか、3秒もしないうちにすっかり痛みはとれ走り回った遊んでたそうです。恐るべし効果です。妹も頻繁にブータン病院の頭痛薬を飲んでいるので、日本の薬は全くと要っていいほど効果がでません。きっと体がもうきつい薬でないと効かないものになってしまったんでしょうね。唐辛子も刺激物なので、薬の効きに影響がありそうな気がします。こちらに長くお住まいの日本の方で、第1子をブータンの病院で産んでいる最中に停電したそうです。妊婦の数が多いのでベッドがズラリとならんで、カーテンで仕切られていて、あちこちで陣痛の叫びが聴こえてくるそうですよ。前はカーテンもなかったとか…。ブータンの病院には掛からないよう健康でいたいと思います。
大家さんが菜園で採れたサラダ菜をくれました。ブータンのレストランなどではあまりサラダは見かけません。水を沸騰させた方がいい国なので、サラダは難しいのでしょう。せっかくいただいたのでフレッシュな内に頂きました。ドレッシングはニンニクと玉ねぎをすりおろし、オイルとお酢、塩コショウでとんでもなく美味しいサラダになりましたよ。最近、ブログがグルメ紀行になりつつあります。天ぷらはやはり唐辛子を揚げたものがタシさんは気に入ったようです。それとジャガイモも。さつまいもがないのでジャガイモで代用しました。こっちのジャガイモはメークイーンに近い感じで煮くづれせず火の通りも弱いので下茹でしました。カリフラワーも天ぷらにすると美味しいと聞いたので試してみると驚くほど美味しかったです。カリフラワーなんて日本にいても食べたことなかったのですが…。ジュミは子どもなので、お芋しか食べられませんでしたけどね。
こっちの水は茶色なので日本から備長炭を送ってもらいました。沸かしてから濾過します。妹がおもむろに備長炭を食べようと口にもって行ったので、アッ~と思わず声を上げました。妹には、かりんとにでも見えたのかな。
(写真:この国は男性が踊りたがり)
2009年6月13日
感涙
今朝は山が霧で覆われ、仏教音楽を聴きながら眺めると、山から何かすごいものが降りてきそうな雰囲気です。知らず知らず私はブログに食べ物の話ばかり書いてますね。ブータンでは食材が日本の1万分の1くらい、いやもっとかもしれません。“これが作りたい”と思っても材料の関係で断念せざるを得ません。なので、逆にこの食材があるから何を作ろうか・・・という発想の方がストレスが少なく済みます。お友達に冷凍エビや手作り豆腐を売っているお店を教えてもらったので、幅が広がりそうですよ。お肉は大きな塊で売っているので、ここの部位が欲しいとか言っても、お肉やさんは部位名までは知らなそうです。大きな塊で買って、自分でその部位を探しカットする感じです。ブータン人が日本のスーパーで、部位ごとに小さなパックで売っているのを見たらビックリたまげるでしょうね。大家さんから日本で映画を見るのはいくら、と聞かれました。ブータンではシートにより値段が細かく分かれていて、高くとも300円で見れます。日本は1800円くらいといったら、ブータンでは6回観られると言ってました。
昨日は日本からお楽しみ便が届き、ずーっと食べたかったチーズ蒸しパンとトムヤムクンを食べました。それにこれから崎陽軒のシュウマイをいただきます。やはり日本の物はオイシイです。40年近く食べてきたので、仕方がありませんね。トムヤムクンは辛くって、涙が出るほど美味しかったです。ハワイ島の友人から、子どもの高校卒業式の写真が送られたきました。小さな時から知っているカワイイ男の子が、今はすっかり大人の男に変身し、ママとハグしている写真には感無量で涙が出てきました。アレックス、卒業おめでとう!!いつか子どもも育ち、離れていくんですよね。
ブータンの旅を予定していた皆さん、どうもすみません。タシさんはしばらく日本で日本語をマスターしてからブータンへ戻るので、タシさんをガイドに希望される場合は、しばらく後になりそうです。ブータンの旅はちょっとお金がかかるので、それまでにブーチョ(ブータン貯金)をしておいてください。日本のお友達は若干働き過ぎの様子です。身体の不具合は何かのサインですよ。「有給休暇を全日消化する会」会長として、“皆さん、有給休暇は権利です。遠慮なく消化しましょう!”
●ジェツン・ペマ女史(ダライ・ラマ法王妹さん)講演会
「幸せになる」 ヒューマン・バリュー(人間の価値)と子どもの教育
家族も故郷も財産も自由も権利も失い、
それでもどこかでたくましく行きていかねばならないとしたら・・・・
あなたはどうしますか?
・7月5日(日) 18:00 開場 18:30 開演
・国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟
・1,500円(全席指定)
詳細はリンク先をご覧ください。残りわずかだそうなので、お申込はお早めに。
2009年6月11日
日本食
日本は梅雨だそうですね。ブータンの朝は車のガラスに霜がついていますが、日中に外を歩くときは日差しが強いので帽子やグラサンは必須です。雨が降るとちょっとだけ寒くなります。きっとカレーと言うと思いながら、タシさんに何が食べたいと聞いてみる昨晩はチャパティと。何だそれ?と思ってよくよく聞いてみるとインド料理で、ナンよりは固いパンに似たもとのこと。それをエマダチ(唐辛子&チーズ)につけて食べたいと言っています。であれば、前日、大家さんが教えてくれたクレでも同じでないかと、作ってみたら、感激して食べていました。彼は私を料理上手だと思っているようですが、ブータン料理は手間がかからず簡単なものばかりです。朝5時に“オチャください!!”と変なイントネーションで起こされます。もっと早く起きているようですが、一応、5時までは待っているようすです。最近、私の周りの人たちの変な英語を話します。彼も妹も、大家さんもジュミも。“サンキューね”とか、“ソーリーね”と。語尾に“ねっ”が付き始めました。どう考えても私のブロークンイングリッシュの影響でしょう。ただ単語を並べて最後に“ねっ”をつけて話してますので…。今日はこちらにお住まいの日本の方と楽しくランチしました。日本のお料理を出すお店で生姜焼き定食をいただきました。キャベツの千切りが5ミリくらいだったのを除いて、生姜焼きもお味噌汁も美味しかったです。ブータンにはJICAの関係で日本の方が多く来るので、その関係でこの店はお料理の味が上がっているガイドブックにあります。さすがJICA、そんなところまで指導をしてるなんて。今月は“肉なし月”なので、お店側はお肉をストックしてるんでしょう。コロッケや竜田揚げ、餃子など様々なメニューが並んでいました。出てくるのは少しユッタリしてますが、他にも色々試してみたいと思います。ブータン人が日本で暮らすと皆ノイローゼになってしまうそうです。タシさんも20日間の日本滞在で少し疲れていたので、12月からの滞在は1年くらいにしておいた方がよさそうですね。ブータン人は天ぷらが好きだそうなので、明日にでもタシさんで試してみたいと思います。
2009年6月10日
ブータン料理:クレ
ずっと放っておいた蕎麦粉が活躍する時が来ました。大家さんがクレを作ってくれました。クレープの語源のような気がします。作り方は簡単、蕎麦粉をよくふるい、サラサラな粉に水を混ぜてドロッとするまで混ぜるだけ。水はいっきに入れず、少し入れては浮いてきた余計なものを捨て、それを繰り返します。蕎麦粉は韃靼蕎麦だったので、苦みをとるために水を入れて捨てての繰り返しを何度もやった方が苦みが取れるそうです。写真下にある黒いお面のような塊は、天然の油で深い森の木から採れるそうです。これを熱したフライパンにこすると、油が溶けだしてきます。あとはホットケーキを焼くのと同じ要領で弱火でゆっくり温めます。これをやはりエマダチだとか唐辛子料理について食べるそうです。妹がホットケーキに唐辛子をサンドして食べていたのは、この方法だったんですね。私はやはりバターとハチミツでいただきました。バターもハチミツもブータンで作られたピュアなものです。苦みは取れきれていなかったけど、体に良さそうな味がしました。今度、ブムタンから赤ちゃんママが戻ってきたら、お蕎麦を作ってくれるそうです。ガイドブックなどにある押し出すお蕎麦か聞いたら、カットするお蕎麦と言っていたので、日本に似ていますね。昨晩もジュミがカレーを食べたいと言って、毎日のようにカレーで飽きると思うのですが、タシさんにカレーでいいかと聞けば喜んでいました。ジュミにおじゃがを剥いてもらって、作り方をレクチャーしました。今度、食べたくなったら自分で作れるね。
2009年6月9日
雑多
最近、タシさんのおかげで朝5時には起きます。山の朝はキリリとして気持ちいいので、良しとしましょう。思いっきり窓を開けます。でも鳥さんに侵入がコワイので、ドキドキもしています。さっき鏡を見てビックリ。私ってソバカスがあったかなぁ?キャンディではないので気にします。タシさんの親友の奥さんが近々、米国へ出稼ぎに行くそうです。この国もそんな時代なんですね。貨幣価値が全く違うので外貨を獲得できれば、生活は一変しそうです。私たちが日本滞在中にこの家をどうするか、昨日彼とよく話し合いました。ティンプーは首都集中で住宅難です。やはり彼もここが気に入っているし、ここを探すまで苦労したので、3部屋ある内の1部屋に家財道具をまとめ、残り2部屋を独身の友達に期限付きで貸す、というアイデアが出ました。他人に貸すと退去して欲しい時に、出て行ってもらえないそうです。それと家具を他へ運んだりすると、傷だらけになってしまうだろうと彼は言っていました。私たちが引き続きこのまま家賃を払い、独身の友人から2部屋分の家賃を私たちが貰う、というやり方になりそうです。いいアイデアだと思います。まったく人が入らないと部屋も可哀そうだし、空気が淀みそうなので…。彼は今朝も勿論練習に行き、今日は会社でアーチェリー大会の打ち合わせがあるそうで、社員が全員集合すると言っていました。会社がブータンで一番大きなアーチェリー大会をオーガナイズしていて、その大会への打ち合わせでしょう。優勝者への商品はたぶん今年も車ですね。彼の会社はアーチェリーの商品を扱ったりもしていて、みんなアーチェリー大好きのようで、昨日は朝9時頃には出勤のために着替えに戻ると言っていたのに昼になっても帰って来ず、2時くらいに電話したら、今もアーチェリーしているところ…と、仕事そっちのけなのに驚きました。でもそれが許される会社です。私はこの夏の暑い闘いは最後まで見れませんが、スポーツに夢中になれるって素敵だなと思います。
(写真:ジュミのランドセルの中・・・こんなに入っているのに0点なの!?)
みんな大好きカレー
W杯の予選、こっちでも興奮して応援しました。岡ちゃんが最後に怒って帰ろうとしちゃった所が面白かったですね。さて、ブータンは朝6時から、どこかの家のプジャ(祈祷)が聴こえてきます。太鼓とラッパのような音です。この国に近所迷惑の概念がないのは、このプジャがベースにあるからウルサイと感じないのかもしれませんね。日曜は仏教的に意味ある日だったので、どこかしこで松が焚かれていました。(写真は前の続き)チョルテンでは小坊主さんが黄色い聖水のようなものをくれました。みんなのマネをして少し口に含み、頭から掛けました。洋服が黄色に染まりました。眠い時と意識がちゃんとある時とハッキリしてきました。寝起きで周りを見渡すと天国かを思うほどキレイです。緑が濃くなり、青空がクッキリしています。大家さんはたまに我が家を訪問しますが、ちょうど眠いモードで寝ている時にいつもあたります。あんまり寝すぎるのはよくない、歩かないと赤ちゃんが大きくなり過ぎて大変だから、歩いて自分も赤ちゃんも健康にするように、とアドバイスをくれました。まさにその通り。でも眠いんです。日本への帰国日がだいたい決まったので、タシさんも遅れて日本に来るため、アパートはどうするかという話になりました。アパートを探すには首都ティンプーでは苦労します。ブータンの田舎に住む若い人達がみな、ティンプーへやってきています。カントリーサイドにはお年寄りばかり住んでいると、大家さんはこれからのブータンを危惧していました。ここはチョルテンにも近く場所もいいし、静かだし、大家さん一家は大好きなので、戻って来てもこのアパートに住みたい気もします。ただ、そうすると家賃を払い続ける必要があります。1年半分をまとめて払うとすると日本の1ヶ月のサラリーくらいのお金です(人にもよるけど)。家具もいくつかあるので、それらをどうするかも問題です。家賃は払って妹に住まわせるという方法もありかと思って話してみたら、大家さん一家が結構マジな顔で、妹に対する不満を爆発させていました。ジュミも一緒になってプンプンしています。大家さんは彼女をサイコと表現していました。トホホといった感じです。他人にまで迷惑を掛けてはいけませんね。話がそこからジュミの勉強に飛び、磯野カツオ状態らしく、0点のオンパレードだと大家さんは嘆いていました。昨晩は大家さんへカレー作りをレクチャーしました。ブータンの人は日本のカレーが大好きみたいです。みんな感激して食べてくれるので作り甲斐があります。カレー屋さんをやったら儲かるかも…。
2009年6月7日
プジャの裏方
今日は仏教の特別な日なようで、すぐ横の寺院で大きなプジャをやっています。昨日から大家さんはそのお手伝いで大変です。私もお手伝いと思っていきましたが、少しお腹が出てきたので、お茶を出されて接待されてしまいました。役立たずです。祈りは今朝8時に始まり、夕方まで続きます。今日は仏教青年協会が街のパレードもありました。通り掛かると皆さんお布施をしています。ジュミはそのパレードについて行こうといいますが、あまりの天気の良さで頭から湯気が出たので、すぐそこのチョルテンまでで戻ってきてしました。ビデオはジュミに任せたけど、ちゃんと撮れてるかなぁ…。記録係としてDVDにして寺院に渡します。今日は150人は超えると思われるので、昼食の準備が大変です。ここで生活する尼さんたちが一生懸命に働きます。大家さんも朝からずっと野菜をカットしています。ブータンで一番代表的な料理、エマダチを作っています。そのほかにご飯とスープがあります。キッチンは猛烈な暑さでした。みんな何を祈っているのか、興味があります。
2009年6月6日
オフシーズン
2009年6月5日
しばしお別れ
昨日の朝は赤ちゃんとママと付添として大家さんのお嬢さんがブムタンへ向かいました。出発前にこのアパートに住む人達としばしの別れを惜しみ、挨拶回りにきてくれました。先日の大雨でなくなった赤ちゃんママの妹さんのプジャです。朝9時に出発して、きっと着くのは夜になるでしょう。赤ちゃん連れで大変です。ただ、悲しみにくれる中、赤ちゃんがいることで癒されることでしょうね。2週間後に戻ってきます。赤ちゃんはみんなから、ブチューっとキスされていました。大家さんがベビーに2週間会えないなんて寂しい…って言ったら、娘さんが私は?と突っ込んでいました。(写真:これが制服)
2009年6月4日
ひたすら寝る
ブータンでは鳥や蝶、虫がいっぱい飛んでいます。朝は鳥の合唱で大変なくらいです。昨日は部屋に鳩がやってきて、タシさんが出社しようと車に向かっていたので、“ヘルプ~!!バードカミング”と叫び、布団をかぶってバタバタ音におののいていました。ジュミが飛んできてくれ、お茶を出す間もなく、鳩は出て行ってくれました。実家でも鳥やコウモリが部屋にノックもなしに入ってきて、大騒ぎしたのを思い出しました。さすがの鳥好も、近距離は怖いです。ここは網戸がないのでハエもたくさんやってきます。うまく外に追い出せると“ヤッター”と思い、ゲーム感覚で楽しいです。
2009年6月3日
Meditation
妊婦ライフも3ヶ月を経過しました。食べすぎや水の関係でお腹がちょっと痛くなることもたまにありますが順調そうです。昨日はお楽しみ便が届き、おせんべいやチョコを妹とジュミと競うように食べてしまいました。自分の分をキープしておかないと、食べ尽くされそうです。最近はジュミが我が家でご飯を食べることが多くなってきました。まだ子供なので、それほど辛いものが好きではないようなので、我が家の味がちょうどいいのかもしれませんね。“おいしい”と言って食べるので、こっちも気持ち良くなります。タシさんと妹と、妹の頭痛について話をした時、“エマのせいだよ”と私が言ったら、エマでお腹は痛くなるけど、頭痛は関係ないでしょ…と、言っていました。刺激物は取り過ぎると頭痛もするよ、と言ったら2人して目を真ん丸くしていました。そんなこと日本では常識ですけどね。その後2人はよく話て唐辛子をコントロールした方がいいという結果になったようです。妹はインド映画が大好きでよく見ています。しかも、激しいのが大好きなようです。一緒にみていると彼女よくやっているケンカもあるし、喜怒哀楽が日本の10倍くらいある感じの映画です。これを見て育っているから、彼女は似ちゃったのかなぁとも思います。発売されて間もないダライ・ラマ法王の読経CDを聴いています。法王様の読経CDは世界初だそうです。ブータンでは朝にお経のテープなどを流している家があります。我が家も法王様のマントラを聴いて起きます。今日は5時に起き(起こされ)、彼はアーチェリーの練習に行きました。早い時間だと人が少ないので、たくさん矢を放てるそうです。朝が早いので夜は9時代に寝ちゃっています。
法王様のCDは商業ベースとして大々的に宣伝していませんが、収益からかなりチベット亡命政府へ寄付されます。平和のメッセージ(チベットハウス)が素敵だったのでご紹介します。
「今の時代」 ダライ・ラマ法王14世
今 時代が抱く最大のジレンマの原因は
2009年6月2日
癒しの民
さて、この国に居ると、ほのぼのすることが多いです。旅人もブータンに魅了され、とても良い思い出を作るようですよ。緑の量が圧倒的に日本と違います。自然がいっぱいな所にいると自然の一部である人間は理由なく、心が喜ぶと思います。ティンプーは首都といってもそんなに大きくなく、首都以外は近代化されていません。ブータン国内を旅すれば、昔の日本はこんなだったんだろう…と想像でき、DNAの記憶でしょうか、懐かしい感覚に陥ります。そしてなんといっても最大の魅力はブータン人です。先日、パーティで多くの日本人に久々に会い気付きました。明らかにブータン人と日本人は違います。一概には決して言えることではありませんが、ブータン人には邪気がありません。人はどうしても自分の都合よく生きたい生き物です。計算高くなり、自分にとってのメリットや評価も気になり、それは顔や振る舞いに出ます。日本人はどうも我が先に出ますが、ブータン人は邪気が少なく、人との接っし方が無邪気なのです。色眼鏡なしに初対面を接する人は日本では案外少ないもんですね。どうしても値踏みとかが入ってきます。話は飛びますが作家のよしもとばななさんはブータン人と同じ気を発していました。心から人間を愛そうとしている人だと、ほんの少しのお話でも感じとれました。ブータン人はその場を楽しむことに重きを置き、人をコントロールしようとは考えていません。だから彼らといると癒されます。彼らの何がそうさせるのでしょう。こういった人間性の要因が仏教の教えなのか、教育なのか、それとも近代化しきれていないことにあるのか、まだそこまでは探れていません。彼らが癒しの民であることは間違えないと思います。あんな風に無邪気に人に接することができる人間になれるといいなぁと思います。
妹は別扱いです。現在ブータンが抱える情報化社会の闇を妹から垣間見れます。ある意味、自分の思いのままという点では無邪気なんでしょうが、都合よくいかないと怒りを爆発させます。昨日も電話で15分くらい、怒鳴りつけていました。あそこまで怒りが持続するのがある意味凄すぎます。いつもお手洗いのドアを閉めずに用を足すので、お願いだから閉めてくれと言うけど…。知らぬ間にカシミアセーターを着て、洗濯機でミニミニセーターにしたり、今度は壊してもらうと困るのよ…って物を壊してくれました。私が困りはてていると、首をすくめて“sorry”反省の色ゼロです。タシさんは今月には学校が終わるので実家に帰すとて言っています。農家を手伝って体を動かすことが一番いいのかもしれませんね。(写真:赤ちゃんは後ろ向いちゃった)
2009年6月1日
6月
彼はツアーだと思ったら、昨日は国連の方を空港から事務所まで送り届けるという仕事だったようで、すぐティンプーに戻ってきました。けど家には戻らず、ほぼ一日中アーチェリーの練習です。やっと観光のオフシーズンに入り、これから一ヵ月間に集中して練習するそうです。ぜひ、優勝して私の分の車をゲットして欲しいですね。結構、アーチェリーでの事故も多く、昨日も矢が子供に刺さってしまったとニュースでやっていました。どうやら矢を打ったのは彼の友人らしく、その関係で彼は今日も忙しくなりそうです。お天気もよかったので昨日はジュミと街の探索に出かけました。というより、食べ歩きだったかも。アーチェリーを見ながら、チーズモモ(餃子)を食べ、街でアイスクリームを食べている人を見かけ真似して食べ、のどが渇いたとジュースを飲み、最後はケーキ&パン屋さんで美味しいパンを食べ、2人してお腹いっぱいで動けなくなり、タクシーに乗って帰りました。食べすぎでちょっと気持ち悪くなったけど、夜にはイタリアンを食べに行ってしまいました。ピザやパスタなど充実したお店で、日本の方も含め、外国人が多くいました。パスタはかなり茹で過ぎちゃった感もありました、味は美味しく、彼も満足していました。
彼は朝早く起きます。今日は5時代でした。朝からパンツ一丁歌いながら踊っています。しかもヘンテコな踊りです。ブータンのダンスはフォークダンスに似ていて、男の人でも腰をクネクネさせ、手もユラユラと女性のダンスのようです。なので、女の人が踊る分には可愛いのですが、どうも男性の踊りは笑っちゃいます。今日は四股まで踏み、土俵入りを披露していました。いったい何のため?6時代に“ゴ”を着しまい、会社に行くには早過ぎる、と早起きを後悔していました。
(写真:目立つ色の車なので、あちこちで目撃され指摘するとドキッとしている・・・。手にしてるのは禁止のお煙草では)
2009年5月31日
やめられない とまらない
時より雨が降るようになりました。雨上がりの空は、たまらない美しさに変化します。たまに我が家に置き去りにされるベビーママの妹さんが、先日のサイクロンによる土砂崩れ(ブムタン)で亡くなったそうです。6人が死亡し、2人は逃げて助かったとか。ご夫婦で犠牲になり、3人のお子さんが残されたそうです。せつなくて涙が出てきます。ブータンは山と谷の国なので、家や道は山を削ったところに多く、日本のように崩れそうなところに予防柵がある訳ではないので、雨期は何かと危険がありそうです。タシさんのツアー客がやっと英国に戻れ、彼も家に戻ってきました。久しぶりなのでホテルに食事に行きました。そこに彼のお友達も加わって、2人のハチャメチャな日本語を理解するのに必死で大笑いしました。こうやって話すことで少しづつ上手になるのかなぁと思って、私もハチャメチャ英語で懲りずに頑張ろうと思います。彼のお友達は食事しないでウィスキーばかり飲んでいて、これが毎日だそうです。日本よりもブータンの方がアルコールに関しての問題が大きいように感じます。食事が終わる頃に電話が入り、ティンプーの隣町に住む、いとこの子供が病気になったと、タシさんにヘルプコールです。彼は私を家に送り届け、医者に電話を入れ、隣町まで車に迎えに行きました。ブータンでは車を持っている人はまだ少ないです。結局、帰って来たのは翌朝で、そのまま次のツアー客の迎えにパロへ行きました。タフな方ですが3月からずっと働きづめなので可哀そうなくらいです。45歳までは一生懸命に働くそうです。前は50歳って言ってたけど、いつの間にか5歳早まったようですよ。でも仕事大好き人間なので、きっともっと長く仕事するでしょう。
彼が食事の前にブータンの紀ノ国屋にも連れていってくれました。山の上の方にあって、ちょっとハイソな人がお買い物にくるお店だそうです。ここでは日本でも見たことある缶詰やお菓子もあって、久々に興奮してしまいました。やっぱり食べたことがある味は安心して買えますね。“やめられない とまらない”の「かっぱえびせん」はなかったけど、リッツがやめられなくなってしまいました。
タシさんも妹に負けずドジ男で、水と間違えペットボトルに入っているアラ(お酒)を一気飲みしていました。あらららら…(ギャグよ)。タシさんはいつも面白いことをして、私を笑わせようとしています。うちの姉もかなり面白いのですが、その姉曰く、“妹リンジンを日本に上陸させてはならない!”と。実家は全面改築中ですが、きれいになった家をテロリストに破壊されては困りますね。破壊魔は新たに炊飯器のふたを割っていました。使えるから大丈夫ですが、どうしたらそこを割ることができるのか…そっちの方が不思議でたまりません。
(写真:国王は車で行けない場所を徒歩で。おみ足が…。)
2009年5月30日
変化した思い
2009年5月29日
ロングラン決定!!
渋谷アップリンクでの『雪の下の炎』がロングランに決まりました。まだ、ご覧いただいていない方、すでに見た方はぜひ、ご家族やお友達に紹介してくださいね。映画を見ることは、チベット支援の一歩です。こういう人がいると思うだけど、生きる勇気が湧いてきます。ぜひ、パルデンさんを知ってください。お申込みはこちらよりお願いします。渋谷アップリンクへの地図★5月23日(土)~5月29日(金)
お天気とからだ
雨がひどかった時、寝たきり状態だったので髪を洗えずにいました。パーティの前にきれいにしようと思ったら、今度は雨の影響でアパートの水が一滴も出なくなり、あらら…と思って、日頃から水を貯めておいた方がいいと、どこかで聞いた事を思い出しました。でも後の祭りで、こんなゴキブリのような輝きヘアで行く訳にはいかず、どうしようかと考え、近くにあるホテルの美容院に行ってきました。いくらかなぁとちょっとドキドキしましたが、日本円で300円弱でした。とても丁寧にシャンプー&ブローをしてくれました。癖になりそうです。水は出るようになりましたが、やや色つきです。まったくクリアだな、と感じる日はなかったのですが、あの大雨以降、色が濃い気がします。水なのにすでに薄い番茶?です。沸かせば平気さと思いましたが、やっぱりお腹が痛くなっちゃいました。きっとブータン人は大丈夫なのでしょう。しばらくはミネラルウォーターを頼ることにします。
妹も頭が痛いといっていたので天気の影響でしょうか。最近、妹は自分でホットケーキを作るようになりました。黒こげになっちゃったこともありましたが、もう一人で大丈夫なようです。先日、二つ折りにしたホットケーキに赤い物を挟んで食べているので、イチゴなんてあるのかなぁと思ったら、トウガラシがいっぱい、はみ出していました。さすがエマ命です。お友達が来た時、妹が料理して出したりしますが、お友達は妹の皿に多すぎる唐辛子を移しています。友人たちも“彼女はエマを食べすぎ”と言っていました。妹の頭痛は偏食から来ているような気がしてきました。
2009年5月28日
パーティ
昨日はお天気になり、飛行機は到着しましたが、2日間キャンセルが出ていたので、初日にキャンセルになった人が優先され、彼のお客さんは帰れませんでした。明日の便に予約が取れたそうで、結局3日間の足止めとなりました。その間、飛行場で彼も一緒に待ったり、ホテルの手配をしたりと予定外のことばかりで大変だったようです。長くブータンにいる日本人の方曰く、一昨日の異常な天気は初めてだとか。かわいそうに子供が何人も流されてしまいました。たくましいインド人はこの悪条件を逆手に、魚を網で救っています。生活が貧しいので命がけの魚捕りです。妹は夜に氾濫する川を見に行ったと翌朝に白状し、お兄ちゃんには内緒だよと。まったくブータンの人は危険を知らないのか、テレビで見ていると濁流のすぐ側まで見に行ったりしていて、ハラハラしました。ブータンの方は物ごとの先を読む、ということはあまりしないようですよ。さて、昨晩はJICA所長交代のパーティにお招きいただき、行ってきました。迎賓館のような意味合いの建物は、ブータン風建築にゴージャスなシャンデリアが妙にマッチしていました。彼はお客さんと一緒にいなくてはいけなかったので行けなくなりましたが、来れなくて良かったかも・・・。ゴージャスな顔ぶれに恥ずかしがり屋の彼には、しんどかったかもしれないと思いました。JICAの新所長も飛行機が飛ばず、インドで2日間足止めをくらい、パーティ当日に到着されたそうで、お疲れだったでしょう。JICA職員の方と、在ブータンの邦人、そして大臣の方々などが集まりました。残念だったのはJICAで実際にプロジェクトを実施されているボランティアのJOCVの方々は招待されていませんでした。民族衣装を着てしまうと、ブータン人だか日本人だか、さっぱり区別がつきませんね。私がここに居ていいの?と感じながらもテレビによく出ている大臣だったので、ミーハーな心境で見ていると、たぶんJICAスタッフと間違えられているのか、それとも丁寧な国なのか分かりませんが、握手してご挨拶をして下さいました。フォークなしの手づかみスタイルだったので、手は揚げ物でベタベタしていましたが、たくさんの方と握手しました。首相はテレビで見るよりも身長が高くすらっとしていて素敵でした。人間を愛する人のお顔をされていました。お料理はお肉類や揚げ物が多かったのですが、久し振りのお肉に興奮して頂きました。大臣たちに気を使いお料理に手を出せない方も多かったのですが、身分なしの私は自由を満喫させていただきました。ブータンで働く日本の方々にお会いでき、とても楽しいひと時でした。
2009年5月27日
大変ですよ
強い雨が続き川が氾濫してしまいました。警報が出されていて、テレビでは特集を組み報道しています。彼は昨日、お客さんの飛行機が天候不順でキャンセルとなり、忙しいお客さんなのでどうにか帰らないといけないらしく、車でインドまで送ることも検討していますが、道路もヒドイことになってしまっています。2日間飛行機がキャンセルされていますが、今日は飛行機が来るでしょうか…。乾燥が続いて水不足が心配されていたので解消でしょうが、豪雨で家を流されそうな人たちが大勢非難しています。家財道具一式を運び出すのに大変そうです。大切な仏具もですし、川の側にある商店はお店の商品も運び出す必要があります。冷蔵庫やガス台やプロパンのタンクや布団一式まで、とにかく家ごと流される可能性が大なので、大変です。大家さんの話ではこういう時に、空いた店に泥棒が入ることもあるそうです。ブータンでは川沿いに家を建てているところが多く、この国に事情を考える限り、すぐにでも引っ越した方がいいでしょうが、そんなお金もないのでしょうね。温暖化によるヒマラヤ氷河の決壊は時間の問題です。インドでもサイクロンが起き、中国も水浸しです。大陸がつながっていると感じます。NHK海外の天気予報でもブータンがひどい雨だと言っていました。天気予報を見るとずっと雨なのでちょっと早めの雨期に突入したのかもしれませんね。9月くらいまで雨期があるそうです。日本は雨期とは言わずに梅雨ですね。これってとても風流な言い方だと、日本を離れて気づきました。梅の実がなる頃ですね。農家にとって水ほど大切なものはありませんね。国民の多くの生活は自然に依存しているので、お天気はとても重要です。大家さんも水やりからしばらく解放されそうです。新たに耕したところにジュミがストロベリーを植えると言うのでニコニコしながら見ていると、唐辛子を移し変えているので、大家さんに“イチゴを植えるんじゃないの?”と聞いてみると、皆して大笑いしていました。ジュミはからかわれたようです。同じ赤い実でも大違いですね。家族が総出でみんな楽しみながらもそれぞれが主体的に畑を作っていて、見ていると気持ちよくなってきます。
予報では少し雨が弱まるようです。雨の影響で停電地域もあります。プジャ(祈り)が各地で行われることでしょう。スー・チー女史の自宅軟禁が解かれたようで、ひと先ずは良かったです。今晩のJICAパーティはこんな状況であるのでしょうか。
2009年5月26日
鍬の音
昨日は雨による気圧のせいか、ほぼ寝たきりの状況でした。睡眠薬でももられたのでしょうか(何の為?)、目を開けていられないのです。雲がすぐそこで手に取れそうな位置にあります。赤ちゃんを置き去りにされても面倒が見れない状況だったのですが、置いていかれず良かったです。ベビーは7ヶ月ですが、すごく大きく、力も強くって、何でもつかみ上げます。さすがブータン男です。パソコンを上げようとしたのにはビックリしました。軽く支えると歩くことができます。座っていても自分で一生懸命に立とうとします。その前にハイハイを忘れていませんか。大家さん一家もですが、ドア隣のお家も菜園作りは必死な感じです。家族が代わる代わる鍬を持ち、畑を耕します。今はジャガイモが花を咲かせ、エマ(唐辛子)が15㎝くらいに育っています。趣味の範囲とかではありません。食べるために絶対失敗出来ない…そんな意気込みを感じます。水やりは朝夕の2回です。実がなれば家計費はかなり浮きますね。大家さんはできた野菜を惜しみなくくれます。うちは2人だから少しでいいですよ…と遠慮すると、ドサッと盛られてしまいます。お隣のお姉さん、といっても私より年下だと思うけど、いま妊娠5か月です。大きなお腹でも鍬を持つ手は止まりません。最近、高騰していた肉の価格が政府のコントロールもあって安定してきたので、多くの家では牛肉を干して干し肉を作っています。ブータン人がパックで売られている日本のスーパーのお肉を見たら、ビックリするでしょうね。
全く関係ないけど、ブータンの新聞で宇多田ヒカルが紹介されていました。日本の音楽番組にもちょうどヒッキーが登場。イメチェンし大人の色気にあるPVで宮沢りえちゃんみたいにスリムで綺麗でした。でも、あんまり痩せると病気になっちゃうのではとオバサンとしては心配しちゃいます。今週は椎名林檎や中島美嘉も出ていて、満足な番組でした。
(写真:まるで狛犬)
2009年5月25日
New CAR
彼は昨日新しいプラドに乗ってきました。私は友人の車と思ってベランダから見ていたら、“この車、買っていい?”と叫んでいます。“ヒー”と叫びたいのはこっちです。新しい車にチェンジしたいとは前々から言っていましたが、朝、出ていく時はそんな話なにもしていなかったのに…。2人で貯めている家のお金に手を出したのかと思ってちょっと焦りましたが、ローンを組んでいいかと。彼のサラリーと貯金や家賃など考慮して無理はなさそうです。彼も12月には日本にやってきて、しばらく日本に居るのでその間はどうするかを聞いたら、売ってしまうと言っています。彼が以前、車の整備の仕事をしていて、車大好き人間であることは知っています。日本に来た時もどこに行きたいかと聞けば、自動車工場と・・・。近くにあった自動車整備の会社の前で、いつも足を止め、ずーっと見ている変な人でした。いきなり駐車場の中へ入っていき、車の下を覗き込んで、私に“見て見て”と。何か楽しげですが、私にはちっとも分かりません。友人が外国人が気に入るだろうと表参道を案内してくれた時も見ていたのは通りすぎる車でした。そんなに好きなら、来世は車に生まれ変われるといいね。先に相談がなかったので、ちょっと怒っている妻。
2009年5月24日
たまご
ブータンでは鳥インフルエンザの影響で、インドからの鶏や卵がしばらく禁止されていました。最近、危険性の低い地域のものは解禁となりました。禁止の間もブータン国内の鶏や卵は手に入りました。日本の卵は大きくて、形が揃い、見た目もとてもきれいですよね。ブータンの卵はご想像通り、小さくって形や色にばらつきがあって、今、産みました!みたいな感じで土や藁みたいなものが付いています。卵は金~日曜日にオープンしているサブジ・バザールで手に入ります。プラスティックの入れ物ではなく、米国のように紙でできた容器です。日本も早く紙の容器に変わるといいですね。日本は見た目重視の消費者なので、難しいかもしれませんが・・・。
それにしても新インフルといい、鳥インフルといい、変テコな病気が蔓延していますね。新しい病気が流行るたびに何とも言えない恐ろしさを感じます。病気が恐ろしいというのもありますが、発生すること自体が怖いのです。たぶん、手塚治虫さんはこういう事態を分かっていて『火の鳥』を書いたのではないかと思います。地球の悲鳴は警告のようにも思えます。
(写真:国獣のターキン)
2009年5月23日
先駆的な環境対策
さて先日、ニュースでプラスチックバッグ(レジ袋)禁止令が出ていました。最初、10年以上前に禁止されていましたが、、守られずにお店ではプラ袋に入れてくれていました。環境と健康面に有害ということでお達しが強化され、罰金制になるそうです。3回違反が見つかったお店は販売許可を取り消されるというので、かなり厳しいものですね。お店は紙袋類を使うことになるでしょうが、インドから入ってくる商品のほとんどがプラ製品で、むしろ、こっちの方の対策を強化した方がいいんじゃないかなぁと思います。
先日、妹と友人たちとアイスクリームを買いに行きました。カップアイスでは蓋が微妙にずれていて、アイスクリームが噴き出していました。でも皆な平気そうに食べていたので、私も構わず食べましたが、これが思いの外おいしくって驚きましたよ。
(写真:チャンリミタン競技場)
2009年5月22日
洞察力
2009年5月21日
定まるということ
(写真:お供え物…衛生面からプラに包まれた物に変化したそう)
2009年5月20日
苦手なもの
さて、タシさんが苦手とするものが分かってきました。これはブータン人全般に言えるのかもしれません。甘みのあるものは嫌いです。グラタンを作った時、手間が掛ったのに一口食べて終わりだったのが悲しかったのですが、昨日クリームシチューを作った時も、甘い…と言ってスープを残して具だけすくって食べていました。以前、何かにスィートコーンを入れた時も、うまく避けていました。甘めのものは全部ダメんだと分かりました。食文化の違いはありますが、基本的に日本食が好きな彼で助かりました。ハワイのお友達とスカイプしたところ、彼が“日本には2年くらい居る”と言っていたので、驚きました。1年じゃなかったのぉ…?1年目はしっかり勉強して、2年目くらいにはバイトでもして、しっかり日本円を稼いでもらいたいもんですな。
2009年5月19日
恩返し
これを知って私はすごくワクワクしました。しかも坂本さんは私が勤めたいた会社のボスと仲良しさんで、これまでに何度も坂本さんのお話を聞いていました。このGWに学校の開校式に坂本さんはブータンにいらっしゃいました。彼はブータン以外でも旅のご恩返し活動をされていて、西アフリカのギニアに井戸を作っています。ギニアを旅した際にマラリアと赤痢を併発し、瀕死の状態をギニアの方々が救ってくれたのでした。坂本さん自身に体力がなければ、死に至ったかもしれませんね。そのお返しとして彼は著書『やった。』の印税でギニアの方々が必要としている“井戸”を作ったのでした。
ブータンに関わり、支援の方法が全く違って坂本さんは崇高だけど同じように井戸を作り、私の尊敬する人の友人でもあります。そして次の「地球交響曲第七番」は自転車が大きなカギを握っています。一方的ですが、坂本さんに不思議なご縁を感じています。私もいつか坂本さんのようにご恩返しができる人間になりたい。ご恩返ししたい人は数えきれません。
2009年5月18日
色々と
またまた妹が楽しいことをしてくれています。私はうどんが大好きで日に1回は食べたいくらいで、冷蔵庫の中にうどんや煮物にも使えるつゆの素が入っています。妹は朝、それをジュースと間違えて飲んでしまったそうです。こっちの人はミネラルウォーターなど、コップに移さずに直接飲んだりします。ただ口をつけずに上手く飲みます。なので、いつもの感じで妹は口に流し込んだのでしょうね。昔、私も会社の人たちと飲みに行った時、ウーロン茶を頼んだら、醤油が出てきたことがありました。口にした一瞬は分からないものです。コップに移さずに飲んだりと、日本ではマナー違反とされるようなことがブータンでは普通だったりすることが多くあります。それは文化の違いなので仕方がないことですね。
妹が最近、日本の男性を紹介してくれ、とよく言っています。お金持ちになれると思ってのことでしょう。妹もその友達もとってもカワイイので日本に着たら、モテるでしょうね。まずは日本語を勉強したらいいよ、といって教えるのですが、全然やる気がないので、まず無理ですね。お友達の方は日本語にとても興味を持ったようで、一生懸命ノートしたり、五十音や数を暗記したりしています。妹はその場さえ楽しければイイ主義のようです。日本では無口な女性の方が好かれるよ、っと言ったら、日本ではずっと大人しくしている、と言いますが、これもまず無理でしょうね。妹は私をカラカウのが大好きで、よくやられます。先日、妹の友人である男友達と会ったので、その場で色々とお話しました。その人からは色々と質問され、ほんとブータン人はお話好きなんだなぁと思っていました。後の方に“仕事はしないんですか?”と聞かれたので、子供ができたのでしばらくは専業主婦と応えたら、妹は“シー”と言って大笑いしています。どうやら男友達に兄のお嫁さんというのは内緒に会話していたらしく、その人は私とお友達になりたくって、いろいろと聞かれたり優しくしてくれていたようなのです。まったく、妹ったら…って感じです。ブータンの男性は日本人にすごく興味があるので、すぐに仲良くなろうとしてきます。日本とは恋愛の形がだいぶ違うようで、かなり積極的でこっちが恥ずかしくなるような言葉をたくさん言ってきたりします。言葉は悪いけど、“数うちゃ当たる”みたいに感じます。正直な国民なんでしょうね。妹についての面白エピソードはキリがありませんよ。
2009年5月17日
私の自慢
知っている友人も多いのですが、私はものすごく涙もろいです。テレビとかでくだらない2時間ドラマでも、人が泣いているシーンでは連鎖して必ず泣いてしまいます。そんな時に家族を見ると、母もたいがい泣いているので、これは遺伝なんだと思います。子供の歌で『だんご3兄弟』が流行った時、これを聴いて泣いてしまいました。その話を友達にしたら、“こんなバカ見たことない”と爆笑されましたが、その話を説明しながらも泣いていました。だんご達は兄弟げんかをしたって、生まれ変わっても同じ3兄弟で生まれたい…みたいな詞にホロリです。私も3人姉妹なので…。私は作詞家の思うツボですね。
さて、私が唯一できる自慢は“友達”です。本当に素晴らしい友人がたくさんいます。友達の数は多い方だと思います。中には自然と離れていった友人もいますが、特に後は追いません。離れていく友人はやはり何か違う気がします。考えてみるとベースがしっかりしていない人は自然と離れていくようです。私はきちんと自分を持ち、人の痛みを共有できる人が好きです。ものごとに感謝できる人達です。私の友人は皆、そういう人ばかりです。たまに足元が揺らいで壁だらけの状態で、夢を声高に話す人もいますが、聞いていて空しくなります。一方的なのでちっとも心に響きません。ただ、それを聞きながら私は無駄だとは思いません。自省する機会を与えてくれるからです。そういう人とは友達になりません。やはり人間としてのベースがあるかどうかが重要です。私の友達は特に大きな仕事をしている訳ではなく、皆、淡々と会社に勤めていたり、子育てをしています。日本は誰もが忙しくて、そうそう簡単に会えないけど、たまに会うと、一生懸命に働いてストレスを抱えながら、体を壊しちゃったりもしてるけど、ベースが揺らいでなくって“あぁ変わらない”と思って安心します。(友へ…日本では夜中、赤ちゃんの面倒は夫がみると言ってありますので)
2009年5月16日
はじっこ
さて、昨日は虹の始点か終点が見えました。今までみた虹と断然に太さが違います。2000メーター級の山だから太いのでしょうかねぇ。ジュミも喜んでいました。写真だとよく写らなくって残念です。ジュミと私はテレビのMr.ビーンが好きで、2人していつもゲラゲラ見ています。なつかしや“風雲たけし城”がやっていました。当時、私はこの番組を見て、大人ってバカだなぁ…と冷めた目で見ていました。セットの豪快さからバブルの賜物といえますね。でも、今の歳になってこの番組を見てみると、ここまではじけられるって素敵だな!って思えるようになりました。もし、今もこの番組がやっているなら出てみたいと思いました。そして思いっきり失敗して、ドボンと水の中に突っ込んでいる自分が想像できます。社会の波に揉まれ、悔しい思いを何度もして、それでもあきらめずに上司と戦い、会社に嫌気がさしたりなんかしながらも、一生懸命に働いたなぁと丸の内OL時代をおもいだしました。たけし城に出ていた大人たちも、きっと会社では私と同じような思いをした人達だから、あそこまで弾けられたんじゃないかなぁと、思いました。
昨日、私がお出掛けてから戻ってくると、妹はホットケーキを作っていました。あまり美味しくないと言っています。卵と牛乳を加えるだけで、誰にでも簡単に作れるはずですが、見た目も味も違います。クレープの厚みを20倍にしたような感じで、甘さはなく、何だか粉っぽいのです。“何でだろうね~”と2人で不思議に思っていると、妹が出してきたのは単なる小麦粉でした。材料自体が違っていました。2人で大笑いして納得すると、妹はもう1回チャレンジし、今度は簡単に作れました。2枚作って1枚はお友達にあげると言ってます。妹は1枚をたいらげ、お腹がパンパンで苦しいので少し寝ると言って横になっていました。小麦粉でお腹が膨れちゃったんでしょうね。1時間くらいしたら妹が飛び起き、学校に遅刻だ~と、ノートとお友達のホットケーキをわしづかみに走っていきました。
2009年5月15日
こだわり
2009年5月14日
びっくりたまげたこと
人生は読めないな
(写真:なにか御用ですか?)
2009年5月12日
時間は止まる
先日のこと。チョルテンから帰り、家の方へ坂道を上がっていると、聴いたこともないような鈍い変な“ドン”という音が。振り返ると小さな男の子が車の前から這い上がり、泣きながらお母さんの元へ。タクシーに跳ねられた瞬間でした。時間が止まりました。チョルテンを囲むすべての人が固唾をのんで動けずにいました。怖くって私も動けずに動向を見守っていました。タクシーの運転手が車を道脇にも寄せず、真ん中に置いたまま出てきて、その後、お母さんが子供を抱き、そのタクシーで去っていきました。病院へ向かったのでしょう…。見ているとこの国には“徐行”がありません。車と人では断然、車が避けるべき危険を、人が注意しない方が悪い、みたいな感覚がします。交通ルールやマナーが追い付いていないようです。
姉の協力もあって、ようやく出産する場のめどが立ってきました。具合の方は日によって眠かったり、気持ち悪かったり、元気だったりと不安定ですが、着々と進んで、楽しくなってきました。
(写真:新婚旅行!?の土肥温泉。ばななさんの「海のふた」の舞台。こういうくだらないのメチャ好き)
2009年5月11日
体張ってます
2009年5月9日
家族であることの意味
妹のリンジンは少し癖っ毛で、自分の毛を触って“angry”といつも言っています。そんなことで怒ったって仕方がないと思うのですが、私の毛に良く触れ“シスターの髪がいいな”と。髪型が決まらないと嫌なもんなので、毎日がそんな気分なのでしょう。そんなこともあって、友人に頼んでストレートパーマ液を送ってもらいました。妊婦なため、臭い予防で鼻にティッシュを突っ込み、さらにマスクしタオルを被るというもの凄い様でチャレンジしました。パーマ液は危険だから、書いてあるとおりにやらないとダメだよと。すっかりまっすぐにはなりませんでしたが、かなり良い感じになりました。私はそれで疲れて寝ていましたが、妹は納得いっていなかったのでしょう。次の日、私が寝ている間に自分でもう一度やっていました。危険な薬だから、次回やるのに一ヵ月は開けないとダメだよ、と言ったにも関わらず。しかも自己流にしちゃったようで、最初の液は地肌には付けてはいけないと説明したのに、たぶん付けてしまったのでしょう。しかも15分以上はおいてはいけないと言ったのに2時間くらいたっぷりおいてしまい…。部屋のドアを閉め切ってやっていたので、私が臭いで気づいたのは、もう終わりの頃でした。怖くなって、とにかく頭をよく洗いなさいと洗わせ、そうしたら殆どストレートになったの喜んでいたのも束の間、頭が痛いすごく痛いと言い出し、私は心配でしたがとにかく寝させて、頭痛薬を飲ませ、吐いちゃったりと妹の方がツワリな感じになってしまい、とにかく心配して夜を明かしました。翌日病院に行き2日目にしてようやく頭痛は消えました。子どもと同じ、危険物は隠すに限ると思いました。でも、見つけちゃうだろうけど…。妹のエピソードは山ほどあります。(写真:織物は出来ないけどフリだけ)
2009年5月7日
おむすびは心のふるさと
さて、まだ安定期にはなっていないので読書の日々でこれはこれで楽しいです。おススメの本をご紹介します。佐藤初女さんの初めてのレシピ本「初女さんのお料理」です。「食はいのち」であるとお考えの初女さんが、手間をとても掛けた素朴なお料理を紹介しています。レシピ本なのに涙が何度も込み上げてきました。この本は哲学書でもあり、私にとってのバイブルになりそうです。おいしいものは赤ちゃんでもわかるそうで、おいしいとうなずくように食べ、そうでないと下で押し出してしまうとあります。かわいいですね。「おむすびは日本人の心のふるさと」まさにその通り。実に美味しそうでよだれを垂らしながらよみました。ちょっとお高いですが、素晴らしい一冊ですので、ぜひ読んでみてくださいね。
前にタシさんがガイドをしたマイケルJフォックスの番組がabcであります。アメリカ圏の方、ぜひ見てくださいね。ちなみにタシさんは彼が番組撮影の合間の3日間、家族旅行のガイドをしたので番組には出ません。とても丁寧なお手紙をいただき、彼の人柄がとても伝わってきますね。
skypeでの通話がかなり鮮明に聞こえるようになりました。skypeはタダなのでぜひお試しあれ。国をブータンでdolphinで検索するといくつが出てきますが、きっとわかるでしょう。
(写真:白川郷のカタクリ)
2009年5月6日
天国な気分
2009年5月5日
落とし所
2009年5月3日
夢
苦しかったツワリはあれって感じで今日もあまりひどくありません。もう時期を過ぎたのでしょうかねぇ。タシパパはスッカリその気で、お腹に向かっていろいろと話しかけています。ちょっと早い気もしますが、わかるでしょうかねぇ。タシさんは妊娠6~7ヵ月というところでしょうか。もっとかなぁ。かなりのメタボです。民族衣装の“ゴ”を着るには恰幅がいい方が似合います。さて、ブータンに旅行される時、バンコク経由の方が多いと思いますが、空港で充分タイ料理は楽しめますので、ホテルに泊まらなくて空港で時間を過ごすこと安く済むし、いいかもしれませんよ。あぁ生春巻き食べたい…。ここティンプーはとても街が汚く、前は我慢して歩けていた道の臭いが、やはり妊婦になって耐えられなくなりました。なのでお外を歩く時は豚フル予防ではありませんが、マスクが必須となっています。テレビなどで啓蒙がしていますが、効果ゼロなので法律でどうにかするしかないのかもしれませんね。家を買う時は少し郊外がいいかなぁと思っています。子供の学校まではまだ考えていませんが、タシさんが母国語のゾンカと英語、私の日本語で自然と3ヶ国語はできるようになるでしょうか。そうは問屋が卸さないかなぁ…。いずれにせよ、物心ついてからはある程度の分別がつく年齢になるまでは日本の生活は最低限にしたいなぁと思っています。教育は親の人間性が影響もすると思うので、律しないといけませんね。子供はのびのびとブータンで育てて、彼みたいな人間になってくれればいいなぁと思います。物事を冷静に捉え、愛でもって応える人間になってくれるといいなぁと望みばかり高まります。もうこうなったら将来は首相になってもらうしかないですね。名前を考えるとツワリも忘れられるかもよ、とアドバイスをもらいましたが、ブータンでは高僧の方などに付けてもらうことが多いようです。彼ももちろんそうですし、実は私もお坊さんに付けていただきました。なので、ぜひ子供もそうしたいと思っています。日本の場合は戸籍の問題で期限があるので、先にお話を付けておいて、実際に生まれた日時を伝えて決めてもらうことになりますね。占いみたいな感じなんですかねぇ…。先のことを考えられるようになったので臭い地獄から少し脱出できたかもしれませんね。
2009年5月2日
妊娠線
(写真:あぁ食べたい)
