2009年11月8日

お知らせ

2つほど、お知らせがあります。ひとつはチベットの真実を撮った映画のために、拘束されているチベタンを救うためのオバマ大統領宛ての署名です。お名前とメルアド、住まい(日本の方は一番下のその他を選ぶ)と郵便番号を入れるだけで、簡単です。署名は数が集まれば、効果は必ずありますので、ぜひご協力下さい。

それと、このブログは私の関係者が見ているので、ほとんど東京近郊に住んでいると思いますが、31年間ダラム・サラでチベットタンカ(仏画)を画かれてきた馬場崎研二さんの個展を京都で開催しています。1110日まで開催中です。京都にお友達などいたら、ぜひ、ご紹介くださいね。

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オバマ大統領への嘆願署名


中国により2008年に平和的に表現の自由を行使した結果、逮捕されたチベット人映画制作者ドンドゥプ・ワンチェンの釈放を求める要請をしていただきたく、手紙を差し上げます。


ドンドゥプ・ワンチェン(中国語ピンイン表記Dunzhu Wangqin;中国語名 当知項欠)はチベットで2008年3月26日に北京五輪やダライラマ、チベットにおける中国政府の政策等について一般チベット人のインタビューを撮影し、逮捕されてました。


先日、獄中にあるドンドゥプ・ワンチェンによって書かれた手紙を、密かに(国外に)持ち出されたものを、 彼の家族が受け取り、それによって彼の裁判が開始されたことがわかりました。


「私の裁判はすでに始まっている。


知らせたい良いニュースは何もない。


刑期が何年になるかまだ判らない。」


もし有罪判決が出されれば、ドンドゥプ・ワンチェンは重刑を受けることになるかもしれません。国際社会の度重なる要請にも関わらず中国政府はドンドゥプ・ワンチェンの裁判に際し第3者の傍聴を許可しませんでした。重ねて、彼の家族が弁護を依頼した北京の弁護士との接見も禁止されており、ドンドゥプ・ワンチェンに対する司法処置について心配がよせられています。


今回の訪中がドンドゥプ・ワンチェンを救うために大変重要な時期と重なったことで、中国首脳陣に対して、(彼を救出するために)必要な圧力を行使する機会に恵まれた大統領に、以下のようにお願いいたします。


-国連の世界人権宣言で保証される表現の自由を平和的に行使したのみの”犯罪”に問われているドンドゥプ・ワンチェン の即時釈放 。


-ドンドゥプ・ワンチェンの起訴内容と裁判の状態を含む、全ての情報の公開。


-ドンドゥプ・ワンチェン の裁判に傍聴人を許可するとこと、彼の裁判が中国の憲法に守られた公開された完全な裁判であることを保証する。そして彼の選んだ弁護士の弁護が受けられるよう保証する。

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