2009年11月27日

姉妹提携:ブータンと白川村の小中学校

毎日新聞の地方版(岐阜)に何とも嬉しいニュースです。友達の住む白川村は私も大好きな場所です。悲しみから生まれたものだけど、ちょっぴり涙しました。

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世界遺産の合掌集落がある白川村の3小中学校とヒマラヤ山脈のふもとに位置するブータン王国の2小中学校との間で姉妹提携がまとまり、26日、白川村へ提携合意書が届けられた。同村の学校が海外の学校と姉妹提携したのは初めて。当面は絵画や写真、作文を交換する交流が主となる。同村の成原茂教育長は「将来は山の学校同士の人的交流に発展させたい」と夢を膨らませている。

姉妹提携を結んだのは白川村立白川中(生徒66人)、同白川小(児童106人)、同平瀬小(児童30人)。相手校はチュカ中学校と、ドゥゲル小学校。

ブータンで日本政府の無償資金協力による学校施設の建設などに携わる大日本土木(本社・東京)が橋渡しをした。同社によると、昨年2月、学校建設のためブータンに出張していた社員の名和芳隆さん(岐阜市出身)が現地で急死。ブータン政府は手厚い葬儀を現地で行ってくれたという。同社が「厚意に報いたい」と模索していた折、ブータン側から「日本の学校と交流したい」と話があった。岐阜発祥の同社が、山間地という共通点がある白川村教委に打診したところ、とんとん拍子に話が進んだという。

10月初め、同社顧問の安田洋一郎さん(岐阜本店勤務)と加藤信悟さん(東京・海外支店営業部長)が白川村3校の提携合意書と、児童生徒の作品を持ってブータンを訪れ、11月2日付で提携合意書に調印。この日、白川中学校で、安田さんと加藤さんが3校長に合意書を手渡した。

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