2009年7月17日

カレーが食べたくなる訳(日食情報あり)

タシさんはとんぼ帰りで昨夜遅くに戻ってきました。ブータンでは夏休みが終了し、子供たちも学校へ行っているせいか、静かな昼間が戻ってきました。そして、お隣の家のV6の岡田君に似た運転手さん戻ってきたので、朝からウキウキしています。私はあんまりカレーが好きな方ではなかったのですが、こっちに来てから、インドのカレーがむしょうに食べたくなります。その理由が今朝、分かりました。香りです。階下にはインド人の親子が住んでいます。今朝、窓を思いっきり全開したら、香辛料のイイ香りがプ~ンと漂ってきました。さぞ、美味しいカレーなんだろうなぁと想像しながら、こっちはルーを入れたら簡単にできる日本のカレーをつくることにします。タシさんは大好物です。ジュミもだし、大家さん一家も日本のカレーは大好きです。階下のインドの方はお父さんが車の会社、お母さんは学校の先生をしていて、会うと必ず声をかけてくれます。街に行こうと歩いていると、お父さんは送ってあげるよ、と優しくしてくれます。2人姉妹ですが、先日お姉ちゃんはインドの寄宿制の学校へ行ってしまいました。なので、妹は一人で寂しいのか我が家へピンポンと。“アンティー(おばさん)、お部屋の中で遊んでもいい”とやってきます。何して遊ぼうかと聞けば、パソコンでゲームがしたいというので、簡単なのを教えてあげました。とても礼儀正しくって、何かをいじったりする前に必ず、“やってもいいか”と尋ねてきます。とても良い教育を受けているな、と感じます。インドへ行ってしまった方のお姉ちゃんは色んな問題を起こす子だったようで、大家さん一家はハラハラしていました。大家さんが大切に育てはお花を全部刈り取ってしまったり、お風呂場の窓から男の子のようにオシッコを外にしちゃったり、先日は自転車遊びしている別のお子さんを階段から落としてしまったり…。活発な子なんでしょうが、アパートとしてはインドに行ってくれたので、少しホッとしていることでしょう。インド人は同じ外国人でもブータン人に差別的な視線を送られているような気がします。大家さんのお婆ちゃんもインド人を家に入れてはダメ、なぜなら物を持っていくから、と言います。ブータン人はそんなことしないけど、信用してはいけないと諭されました。ブータンで3Kのお仕事はインドの方がしています。人口爆発するインドではブータンで仕事ができることはイイことなのでしょう。インド人も色々居ると思うので、皆が皆な泥棒するとは思えませんけどね。私は階下のインド人一家と仲良くなれたことで、偏見がゆるやいできています。インドのテレビでも皆既日食の話題がやっていますが、直接太陽を見ないようにと促しています。タシさんはブータン人は皆既日食の時は、ワーワー騒いでお坊さんたちはプジャをすると言っていました。陽気なブータン人なので、きっと日本人とは反応が違いそうで、それも楽しみです。首都ティンプでは皆既とまではいかず、98%くらいのようなので、インドとの国境の皆既の場所まで行きたいと言いましたが、あまりに遠いのと、道が天候で遮断されているところがあるそうなので、ティンプーで観ようと思います。こちらのサイトで、日食の程度と時間が分かりますので、ぜひ、確認してみてくださいね。

昨日は5ヶ月目の戌の日だったので、水天宮の腹帯を巻きました。昨日は本当に大きなお腹がしんどく初めてなった日だったので、腹帯は理にかなったものなんだなぁと感心しました。それにしても5ヶ月でこんなにお腹が重くて、あと半分(きってるけど)どうなっちゃうんでしょうね。

(写真:インドガールのバビーちゃん)

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