2009年7月30日

勉強は嫌い

昨日、シソをいただいたので久々に素麺を堪能しました。雨でお洗濯物がなかなか乾きませんが、緑は喜んでいるようです。昨日は大家さん一家のカブセ(お菓子)作りのお手伝いをしながら3つも映画を見ました。とても良い内容で、ブータンも良い映画を作っていたので安心しました。最後に見たのはチベットの映画で、ブラックマジックという闇のプジャのようなストーリーで面白かったです。呪って殺したら、結局、カルマで自分に戻ってくるんですよね。良いことをいっぱいしないと、と実感しました。大家さんの所の赤ちゃんパパは学校の先生をしています。私が撮った皆既日食の映像をダビングさせて欲しいというので、編集もしていない状態でそのままを渡しました。学校で生徒に見せるそうです。私の変な英語で興奮した声やタシさんの吠える声も入っていて恥ずかしい気もしますが、臨場感あふれて、感激が伝わっていいのかもしれません。映像ではわかりませんが、私はあの寒さや風など、体全体で感じた皆既日食を絶対忘れないなと思います。インドでは妊婦は皆既日食を見てはいけないというお達しが出ていたそうですが、思いっきり見ちゃいましたけどね。写真は妃殿下が川に流された遺族を慰めているシーンです。親は気が狂う寸前でしょう。今回を教訓に川は水かさが増して怖いものだと知ってもらえると良いのですが…。タシさんも水中メガネが欲しいというのでプールで使うと思っていたら、川で使うと言っていたので、川は怖いんだと言い聞かせましたが、どうもブータン人は“大丈夫”主義で、後に起こる可能性についてはあまり気にしないようです。最近、ジュミの表情がすぐれない時があります。ジュースをこぼしたり、皿を割ったり注意も散漫です。どうやら勉強をあまりにしないので、大家さん達に“お坊さんにさせる”という発言を気にしているようなのです。しかも、東の遠くの寺院に親戚の僧侶がいるので、そこに預けるという話なのです。大人は勉強をしない戒めで言っていますが、この国は子供の僧侶も多いし、実際に親戚がいっぱい僧侶になっているので、ジュミは考えているのでしょう。それでも勉強はしません。大家さんは勉強をするか、僧侶になるか、どちらかだと言っています。来年にすごくいい寺院が出来るそうなのです、でもジュミの気持ちは分かります。私も勉強を小さい頃は一切しなかったので…。話違いますが、最近、両眼2.0の驚異の視力が、老眼が入ってきたのが、なんとなく物が見難くなってきました。妊婦のせいもあるのでしょうか…。

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