2009年8月21日

生老病死

タシさんのお母さんの容態が少し良くなりました。ブータンから電話が掛かってきた時、ドキッとしましたが、良くなったことを早く伝えたかったのでしょう。お母さんは頻繁に意識がなくなるのですが、今回は戻るまでに長いこと掛かりました。私は今日、助産院にお話を伺いに行き、分娩するお部屋などを見せてもらいました。4畳と狭い部屋でしたが、普通の家でこじんまりしていて、ホッとするスペースで安心しました。助産婦さん達が皆、気持ちいい感じの人で、怖さ半分ありますが、楽しみも増えてきました。8月の満月の日と翌日には6名が出産したそうです。月の満ち欠けが自然に産む場合は関係あるんですね。帰り道、彼のお母さんのことと赤ちゃんのことを考えました。人は病気になりいずれは亡くなっていく存在であり、まだ見ぬ赤ちゃんがお腹の中で動く不思議さを複雑に思いました。命は綿々と形を変えて繋がっていき、誰もが同じように生老病死を体験するんだな、と無常であることを身体で感じました。お母さん、ぜひ、子供が産まれるまで頑張ってください。

タシさんのアーチェリーは、チームメイト2人の成績が悪くって、敗退してしまったそうです。あ~ぁ、私の車が・・・。

(写真:皆既日食と祈りの旗)

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