2009年6月23日

王家のお役目

お腹がすくので勢いに任せると日に5食になっちゃいます。4ヶ月目なのにやたらお腹が出ているような…。体重計の電池が切れをそのまま放っておいてはいけませんね。タシさんは久々にツアーです。710日までと18日間とロングです。4代目国王の伯父さんの今回はドライバーだそう。なので、ガイドが2人いることになり、会社も今回は気合をいれたツアーにしていることでしょう。詳しくはわかりませんが、たぶん3代目国王の奥様は亡国シッキム出身なので、今はインドのシッキムの住む伯父さまがブータンにいらっしゃるのでしょうね。王族の話は面白いエピソードが結構ありますが、書けないこともあるので、日本に帰った折に聞いてね。小さな国なので、王族も身近に感じます。ジュミの学校に昨日、王族の方がいらしたとか。学校の数も限られるので、手分けして回れば、小さな頃から王族の価値を感じられることでしょう。車のナンバープレートがBHUTANとあるのは国王と一番偉いお坊さんだそうで、BHUTANのあとに数が書いてあるのが王族だそう。昨日、変な場所ですれ違いました。タシさんも第5代が国王になる前には一緒にアーチェリーをしていたそうです。第5代国王はテレビで見ていると、やたらとキスしています。キス魔なのかも…。ジュミもキスされたそうです。民族衣装の“ゴ”が短いのが気になっていましたが、短くすることは偉ぶっていない、庶民に近いということを示しているそうです。この国の王族が国民に一生懸命に近づき、交流を惜しまない姿勢って素敵だなぁと感じます。

ブータン人のナイスなメイドさんを探すのって苦労するそうですよ。人間的には良くとも国が違うので常識的なことが違ってきます。勝手にマニュキュアをしちゃったり、香水をつけられちゃったり…。こんなことすぐにバレそうなのにしちゃうのって、本人は悪いという意識がないんでしょうね。洗濯をする時に自分の下着も入れちゃってたとか。さすがに他人の下着とタオルなんか一緒に洗うのは抵抗ありますよね。彼らには悪気はありません。彼が車を出せないように2台に駐車されて、とめた人に移動をお願いしても、彼らは日本人のように、悪気がないので、別に急ぐわけでもないし、当然謝ったりはしません。日本人は必要以上に悪いと思ってしまうところもあるので、中間がいいな、と感じました。

日本によるブータン支援がきまったようです。約25億の無償資金協力6つの橋の架け替えを行うそうです。ありがたや、ありがたや。でもこうやって自分たちの税金がブータンで使われているとかって、考えてもみなかったけど。ODAは視野が狭い日本にはいい形だとも思います。

(写真:ガチモ「これ何?」ガール。家に来て100回は言います)

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