2009年6月24日

テスト地獄終了






このアパートはどこの窓からも山が見えます。外に遮る建物がないので眺めがよいです。チョルテンのすぐ近くですが、少し中に入っているのでうるさくありません。建物前後の道の先が行き止まりなので車通りも少なく、大臣の家がすぐ横なので、警察が常時いて安心して暮らせます。大臣と反対側の大きなお家は3代目の国王姉妹の娘さんのお家だそうです。どおりで王族関係の出入りがある訳です。すぐ横にはドイツ人の医者夫婦が、ちょっと先には国連関連者が住んでいて、どこも大きなお家なので見ていて気持ちイイです。眺めもいいし、環境はイイし、キレイな方だし、文句ないアパートです。大家さんは親切で私を色んな所へ連れて行ってくれます。本来ならタシさんの役目でしょうが、彼は仕事をしているか、他の時間はアーチェリーに夢中なので、その代わりをしてくれているようです。先日は和紙工場に連れて行ってくれました。工場オーナーは島根で和紙の修行をしたそうで、日本語が上手に話せました。大家さんのお友達だそうです。この国は狭いので、大家さんと歩いていると、10歩ごとにお友達に会うような勢いで知り合いや親戚にす会います。みんなに紹介してくれますが、ブータン人に見えると言われます。日本人とブータン人はホントよく似ていますよ。

さて、ジュミの試験が終わり、夏休みに入りました。試験が相当嫌だったようで、テストが終わったらホットケーキを作ってね、とか、マーケットに一緒に行こうね、などと、テスト後のお楽しみをエサに頑張っていたようです。この間の日曜は携帯メールで、家に遊びに来てとSOSメールもありましたが、行きませんでした。勉強しないといけないので家から出られず、私が遊びに来る分には許されたのでしょう。2回もメールが来て、最後には電話もありましたが、勉強に集中するように断りました。テストがやっと終わって今は天国のようで、昨日は街でモモランチを食べ、ウィンドウショッピングをしたり、ジュミの叔母さんが経営するお店で休憩したり、充実した一日でした。家の側にあるラカン(尼寺)に寄ったら、いつものようにお茶をいただきました。尼僧たちはやはり楽しみが少ないのだと思いますが、私が行くとすごく喜んでくれます。みんなシャイですが色々と質問されます。自分たちの住まいが汚いことをすごく気にしますが、そんなことどうだってよくって、私はみんなの生活の方に興味があります。晩ごはんを食べて行ってと言われますが、さすがに調理中のエマ量をみて、赤ちゃんがいるのでエマが食べられないとお断りせざるを得ません。私の肌が白いので月のようだ、と詩人のようなことを言いながら、私の髪を何度も撫でていました。やはり乙女心があるのでしょうね。本当にカワイイ尼さん達です。ジュミがお休みに入ったのでしばらくは2人であっちこっちに行き、ラカンにも通うことになるでしょう。妹のリンジンもテストが終わり、あとは成績を貰うだけで専門学校は終了です。就職活動に入りますが、きっと兄に頼ることになるでしょうね。お金を稼ぐ大変さを分かってもらえれば嬉しいです。妹は意外や意外、ちゃんとクラス12(日本でいう高卒)まで出ていて、ブータンでは成績が良い方だとわかりました。成績の良さと人間の賢さはまったく別物ですね。彼女はホットケーキを毎日お友達と作っていますが、何度焦がせば気が済むのか…。卵だって貴重なのよ。妹の友達がよく食べるので、お買いものに行ってもすぐに食材がなくなるので、ちょっと大変です。買いに行かせるとお金が使い道が別になるので、それも避けたい気がします。

(写真:和紙工場。編集できずに順番がバラバラだけど、なんとなくわかるでしょ。木を茹でてやわらかくするのが最初です)

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