2009年3月20日

もうすっかり

ブータンは春一番のような風が毎日のように吹いています。どこかで雷のような音がしました。屋根飛んだのかと思って、思わずベランダに見に行きました。風の音なのでしょう。こっちの生活にすっかり慣れたと友人に言ったら“ちょっと早すぎ”と。適応能力はある方です。お買い物の帰り道、かわいい学生さんがニコッとするので、思わずこちらも。観光ですか?と聞かれ、拙い英語で説明したら、家のすぐ横にあるお寺に寄宿している子たちでした。偉いお坊さんがいらっしゃる寺院だそうです。そこには若い尼僧がたくさんいます。いつもゲストがたくさん来て賑わっています。寺院の中を見てみませんか?と誘われたので、気になっていたので拝見させていただきました。五体投地(一番丁寧な祈り)の仕方を教えてくれました。色彩が美しい寺院をあとに、帰ろうかと思ったところ、お茶を飲んでいきませんか?と。これまたずうずうしく頂きました。事務所にはスタッフの方がいましたが、仕事をとめ、そこでもニワカ日本語教室を開催しました。スタッフ曰く、ブータンは仕事に来て、おしゃべりして、お茶を飲んで帰るんだよ、と。どこへ行ってもおもてなしをしてくれるお国なんですね。学生さんは明日、我が家へ遊びに来るそうです。
メモリアル・チョルテンでは、お祈りしている最中に笑っちゃうことが多々あります。マニ車を持ってグルグル回っているお爺さんが持っているカバンがカワイイのです。キティちゃんもどきなどのキャラクターのカバンを肩から掛けていたりするのです。民族衣装にキティちゃん、アンバランスなのが、かわいらしくって仕方がありません。メモリアル・チョルテンには日中はお年寄りが多くてまわる速度がゆるやかで、夕方は仕事帰りの人や学生さんが多いので、2倍速くらいの速さでグルグルしています。高校生くらいでカッコウつけたい盛りのお兄ちゃんたちも、オシャレな格好しながらグルグルまわっています。ブータンも日本と同じなのか、男性よりも女性のおばあちゃん率が高いですね。小さな子供も親と一緒にグルグルまわって、最後におじきの仕方など教えられています。子供にはまだわからない世界かもしれませんね。ジュミ君に3回まわるよ、というと、小走りで先まわりし角っこで待っていて、まわる回数をカウントしてくれたりします。マニ車を回しながら、自分も右に回れば、祈りの効果は倍増するんでしょうか・・・。大家さんがお友達に私を紹介してくれるとのことで、いくつかお宅を訪問しました。家の中でもお爺さんはマニ車をクルクルまわしていました。時間があれば祈るんですね。

2 件のコメント:

Makoto Sasa さんのコメント...

相変わらず、このブログ癒されます!リクエストなのですが、町中(?)やおうちのそばの景色がぜひぜひ見たいのですが、写真をアップして頂けますか?
それでは、また。

T&M さんのコメント...

おお、またまたコメントありがとうございます。癒されますか?たぶん、ブータンで癒されているから、そんな風になるんだと思います。街中や周辺の写真もアップしていきますね!