2009年3月24日

犬のコンサート

先日のプジャの時にカメラをジュミ君に預けていたので、その間にたくさんの尼さんを撮影していました。プリントしてさしあげると皆すごく喜んでいました。お金を払うので、もう一枚くれないかと。家族に送るのでしょうね。尼さんからお代なんていただけません。17歳くらいのカワイイ尼さん達です。最初は恥ずかしがっていたのに、打ち解けてくると一緒に写真を撮ってくれ、と人気者になってしまいました。色白がこの国では珍しいんでしょう。
彼の妹がまたまた来てくれました。授業が始まる時間になっても居るので聞いてみると、ベーシックのクラスだからいい、とサボっているようです。ブータンの学生もサボりは同じですね。よくよく聞けば、彼女の学費も生活費もタシさんが出しているそうです。他の兄弟の面倒や親への仕送りなど、ぜんぶ長男がやっているようです。彼がお金にとてもシビアな理由がわかってきました。私は3人姉妹の末っ子なので、妹ができてすごく嬉しいです。気が利く良い子で食器洗いや洗たく物をたたんでくれたりします。いいのよ~、と言ってもお姉さんのお手伝いをするのが妹だといいます。彼から電話が来た時“シー”と自分が来ているのは言わないでくれと仕草で言っています。お兄さんはとても怖い存在だそうです。お兄さんのらしき車が止まっていると、友人にナンバーを確認してもらい、彼の車だった時は即座に逃げるそう。私も姉妹の一番下なので、気持ちが少しわかります(お姉ちゃん、ゴメン)。
さて、ちょくちょく登場する犬の話題です。オープンエアーも去勢手術も驚きですが、半端でないですよ。夜は犬の合唱コンクールです。大声コンテストなのでしょうか。まるで野性のようにあっちこっちにいて、ところ構わず気持ちよさそうに寝ています。犬好きにはイイ国ですね。狂犬病の犬がいるので近寄ってはいけないそうですが、彼曰く、変な感じの犬には近寄らなければ大丈夫だそうです。ワンちゃんたちも車には気をつけてね。
彼が出張中で一人なので夜はちょっと心細いと思いきや、ブータンの方々は歩く時は歌ったり、足音も、話し声も大きく、周りに人がありありといるとわかるので、ぜんぜん怖くありません。この国に来て怖いと思ったのは、ライフルを背にしながら子供と遊ぶおまわりさんぐらいです。

2 件のコメント:

Makoto Sasa さんのコメント...

どうも、毎度です。妹さん、本当にかわいいですね。お兄さんにそっくり!彼女がブログを始めた経緯が目の前に見えるよう!彼女にとっても、日本から来た義姉さんの存在は宇宙なのでしょうね。質問ぜめにあっているのでは? 恋の詩がありましたが、散々恋こがれていたと書いてあって、最後は「なんで、こんな人に惚れたか?」と自問するあたりが、素晴らしいです。女ってそんなもんです。

T&M さんのコメント...

毎度、ありがとうございます。今日も早々に妹が来て、シャワーを貸して欲しいと。住んでいる家にはお湯がないそうで…。今朝も恋の話をしてるんで、まだ引きずっているようです。若い頃ってそんなもんですね!監督がブログ見てくれたよと話したら、友達になりたいと言ってました。ほんとカワイイです。